山の歌

ああ青春162
青い山脈145
赤いヤッケ42
あざみの歌97
安曇節126
アルプス一万尺150
アルプス行進曲116
アルプの歌149
いえ
硫黄尾根班の歌38
池の平慕情40
いつかある日10
エーデルブルース34
エーデルワイスの歌14
エメラルド30
エンメンタール美わし67

オイラの恋105
おいらのリーダー21
大きな栗の木の下で192
大町小唄128
おはようございますの帽子屋さん161
思い出の渚164
お山の大将78
お嫁においで166
俺たちの旅160

母さんの歌75
岳人小唄32
岳人の歌
03
学生時代114
189
悲しくてやりきれない194
かなわぬ恋68
神ともにいまして124
落 葉 松58
川岸のベンチ93
かわらぬ恋53
乾杯の歌
140
きく
北岳の歌01
北穂小唄127
君と故郷99
今日の日はさようなら190
今日も夢みる193
銀色の道163
禁じられた遊び107
クイカイマニマニ102
黒い瞳の85
黒の舟歌165
けこ
月光仮面の歌167
氷のゆりかご13
心さわぐ青春の歌106
心の旅路143
心の花園54
心は山に高き地に65
コザック悲歌50
この広い野原いっぱい156
御飯だ御飯だ27
湖畔の宿98
これが青春だ168
ゴンドラの歌111
ごんべさんの赤ちゃん125さ
ザイルの友45
蔵王の山男08
さくら貝の歌110
さすらいの歌56
さらば恋人よ88
さよなら136
残雪09
山賊の歌07
山頂の嵐48

シェニクのピッケル43
四季の歌153
ジグーリー90
静かな湖畔で152
シーハイル02
しゃれこうべと大砲87
知床旅情84
白い想い出55
白いギター157
白いブランコ158
白馬小唄130
新人哀歌34
新雪148
すせそ
スキーの歌152
青春は雲の彼方に104
青春牧場16
青年は荒野をめざす155
惜別の歌94
草原情歌101
早春賦146

武田の子守歌159
谷川小唄11
谷川岳の歌46
旅の歌95
誰もいない海169
ダンチョネ節06
ちつ
ちいさい秋みつけた
81
小さな日記196
竹馬の友よ141
千曲川旅情の歌112
月に寄す76
罪つくり86
つばさを下さい174
劔の歌131
てと
鉄腕アトム197
東京音頭175
遠い世界に171
峠路118
遠き山に日は落ちて
123
遠くへ行きたい173
どこまでもゆこう172
ドナ・ドナ・ドーナ113
ともしび139
友よ170
トロイカ144
なねの
なごり雪176
懐かしい顔77
夏の思い出120
夏休み177
ナンダコットの歌57
眠れ山よ20
農兵節29
野沢温泉小唄129

ハイリリ・ハイロー70
パカみたよ28
バスボンの歌191
はてしなき草原92
花はどこにいったの100
花嫁178
浜辺の歌37
針の木岳遭難の記133
遙かな友に151
バルカン星の下に91

ピオレの誓い44
ピクニック180
人を恋うる歌106
一日の終わり 19
一人の山男41
ヒニクリヒニクレ47
火の山18
ヒュッテの夜72
氷壁31
ピレネーの山の男15
琵琶湖周航の歌
119

二人の世界181
フニクリフニクラ64
吹雪89
冬の星座103
冬の日の恋83
冬の夜
80
古き山小屋
61
ふるさと142
ふれあい179

彷浪の歌73
ぼくの恋人はチロル娘69
ぼくの山の仲間71
ぼくらの故郷52
星に祈りを184
穂高に偲ぶ74
穂高よさらば12
北帰行195
まみも
松本高校思誠寮寮歌134
守れ権現24
マリモの歌154
みあげてごらん夜の星を183
燃えろよ燃えろ19
もずが枯木で82
樅の木79
木綿のハンカチーフ187

山行く心49
山男の歌117

山男の歌(娘さん・・)
04
山恋26
山こそ我が家122
山小屋121
山小屋の灯138
山にたおれし君60
山の一日62
山の大尉17
山の友よ23
山の娘ロザリア147
山彦119
山へ行く道で05
山への祈リ22
やりや穂高は
115
ゆよ
夕日山にしずみて132
雪子の灯51
雪の降る町よ137
雪山賛歌135
夢の中へ200
夜明けの歌185
ヨハン大公のヨーデル66
喜びも悲しみも幾年月182
らり
ライダスインザスカイ25
陸軍小唄32
りんごの歌186

若い力198
若き命もて96
若き生命山に59
若者39
若者たち188
我が山小屋36
私の焚き火63
忘れな草をあなたに108
別れの日はつらい35
ワンゲル男児33
ワンゲルの詩199

 


200. 夢の中へ

探しものは何ですか
みつけにくいものですか
カバンの中も机の中も
探したけれど見つからないのに
まだまだ探す気ですか
それより僕と踊りませんか
夢の中へ夢の中へ行ってみたいと思いませんか
ウー・・・サーア
休むことも許されず
笑うことは止められて
はいつくばっていったい何を探しているのか
探すのをやめたとき
見つかることもよくある話しで
踊りましょう夢の中へ行ってみたいと思いませんか
ウー・・・サーア
探しものは何ですか
まだまだ探す気ですか
夢の中へ夢の中へ行ってみたいと思いませんか
ウー・・・サーア

 


199. ワンゲルの詩(吉田拓郎「青春の詩」かえ歌)

1、部室にむりやり連れ込まれて
  遠藤さんの顔を見て入部すること
    ※ああ それがワンゲル

2、入部の決心もつかぬまま
  かってに装備を買わされること
    ※くりかえし(3番以後も同じ)

3、新歓の列車では酒ばかり飲んで
  堅気の衆に迷惑をかけること

4、五月連休は楽しい所ばかり見せて
  いいイメージを与える

5、丹沢のトレーニング山行では走りすぎて
  景色目に入らぬこと

6、新強なんて恐くないと
  だまされて連れていかれること

7、これでお前も一人前だと
  ビール一杯でだまされること

8、負荷合宿では地球の重力を
  いやっちゅうほど思い知らされること

9、リーダー養成では一年が三年に
  新強の仇をとってくれるようにたのむこと

10、夏合宿は楽しい温泉め巡り
  毎日蒸し風呂でひっくり反っていること

 


198. 若い力

1、若い力と感激に
  もえよ若人 胸をはれ
  歓喜あふれるユニホーム
  肩にひとひら花が散る
  花も輝け 希望にみちて
  きそえ青春 強きもの

2、かおうる英気と純情に
  ひとみ明るいスポーツマン
  ぼくの喜び君のもの
  あがる凱歌に虹がたつ
  なさけ身にしむ熱こそ命
  きそえ青春 強きもの

 


197. 鉄腕アトム

空をこえて ラララ 星のかなた
行くぞアトム ジェットの限り
心やさし ラララ 科学の子
十万馬力だ 鉄腕アトム

耳をすませ ラララ 目を見はれ
そうだアトム 油断をするな
心正し ラララ 科学の子
七つの威力さ 鉄腕アトム

街角に ラララ 海の底に
いつもアトム 人間守って
心つよし ラララ 科学の子
みんなの友達 鉄腕アトム

鉄人28号
ビルの町にガオー
夜のハイウェーにガオー
※ダダダダダーンとたまがくる
  バババババーンと破裂する
  ビューンと飛んでく鉄人28号
手をにぎれ正義の味方
たたきつぶせ悪魔のてさき
てきにわたすなだいじなリモコン
鉄人!鉄人!はやくいけ
ビューンと飛んでく鉄人28号

ビルの町にガオー
夜のハイウェーにガオー
※ダダダダダーンとたまがくる
  バババババーンと破裂する
  ビューンと飛んでく鉄人28号
ある時は正義の味方
ある時は悪魔のてさき
いいもわるいもリモコンしだい
鉄人!鉄人!どこへゆく
ビューンと飛んでく鉄人28号

 


196. 小さな日記

1、小さな日記につづられた
  小さな過去のことでした
  私と彼との過去でした
  忘れたはずの恋でした

2、はじめて二人で手をつなぎ
  いっしょに歩いた並木道
  一年前のことでした
  木の葉の落ちるころでした

3、ちょっぴりすねて横向いて
  だまったままでいつまでも
  やがて笑ってなかなおり
  そんなかわいい恋でした

4、山に初雪ふるころに
  帰らぬ人となった彼
  二度と笑わぬ彼の顔
  二度と聞こえぬ彼の声

 


195. 北帰行

1、窓は 夜露にぬれて
  都 すでに遠のく
  北へ帰る 旅人ひとり
  涙流れて やまず

2、夢は 空しく消えて
  今日も 闇をさすろう
  遠き想い はるかな望み
  恩愛 我を去りぬ

3、今は 黙してゆかん
  何をまた 語るべき
  さらば祖国 いとしき人よ
  明日は いずこの町か

 


194. 悲しくてやりきれない

胸にしみる空の輝き
きょうも遠くながめ涙を流す
悲しくて悲しくてとてもやりきれない
このやるせないもやもやを
誰かに告げようか

白い雲は流れ流れて
きょうも夢はやぶれわびしくゆれる
悲しくて悲しくてとてもやりきれない
このかぎりないむなしさの
救いはないだろか

深い森の緑に抱かれ
きょうも風の歌にしみじみ嘆く
悲しくて悲しくてとてもやりきれない
このもえたぎる○○○○
明日も続くのか

○○○○の部分?どなたか教えて下さい。

 


193. 今日も夢みる

あの日の海は 二人のために輝き
あの日の山は 二人のためにそびえてた
あの日のすべてを 今日も夢みる
誰も知らない 誰も知らない
寂しがりやの 若者の心

あの日の空は 瞳の色にかがやき
あの日の風は 天使の歌うメロディ
あの日のすべてを 今日も夢みる
誰もきかない 誰もきかない
おもいで語る 若者の心

ハミング

あの日のすべてを 今日も夢みる
もえる小さな 灯消さずに
今日も夢みる 若者の心

 


192. 大きな栗の木の下で

おおきな栗の
木の下で
あなたとわたし
仲よく
遊びましょう
大きな栗の
木の下で

 


191. バスボンの歌

まんまる顔の 女の子は
いい妻に なれるって
私ってなれそう
ネッ バスボン

太い足の 女の子は
強い母に なれるって
私ってなれそう
ネッ バスボン

ちっちゃい目が かわいいよって
恋人なら いうかな
愛してくれそう
ネッ バスボン

 


190. 今日の日はさようなら

1、いつまでも絶えることなく
  友だちでいよう
  明日の日を夢みて
  希望の道を

2、空を飛ぶ鳥のように
  自由に生きる
  今日の日はさようなら
  また会う日まで

3、信じあうよろこびを
  大切にしよう
  今日の日はさようなら
  また会う日まで
  また会う日まで

 


189. 

人はだれも ただ一人 旅に出て
人はだれも ふるさとをふりかえる
ちょっぴり さびしくて
ふりかえっても
そこにはただ風が吹いているだけ
人はだれも人生につまづいて
人はだれも夢やぶれふりかえる

プラタナスの枯葉舞う 冬の道で
プラタナスの散る音に ふりかえる
帰っておいでよと ふりかえっても
そこにはただ風が吹いているだけ
人はだれも恋をした切なさに
人はだれも 耐えきれず
ふりかえる


何かを求めて ふりかえっても
そこにはただ風が吹いているだけ
ふりかえらずただひとり
一歩ずつ
ふりかえらず泣かないで歩くんだ

※くりかえし

 


188. 若者たち

1、君の行く道は 果てしなく遠い
  だのになぜ 歯をくいしばり
  君は行くのか そんなにしてまで

2、君のあの人は 今はもういない
  だのになぜ なにを探して
  君は行くのか あてもないのに

3、君の行く道は 希望へと続く
  空にまた 陽がのぼるとき
  若者はまた 歩きはじめる
  空にまた 陽がのぼるとき
  若者はまた 歩きはじめる

 


187. 木綿のハンカチーフ

1、恋人よ 僕は旅立つ
  東へと 向かう列車で
  はなやいだ街で君への贈りもの
  探す 探すつもりだ
  いいえあなた私は
  欲しいものはないのよ
  ただ都会の絵の具に
  染まらないで帰って 染まらないで帰って

2、恋人よ 半年がすぎ
  逢えないが 泣かないでくれ
  都会ではやりの指輪を送るよ
  君に 君に似合うはずだ
  いいえ星のダイヤも
  海に眠る真珠も
  きっとあなたのキスほど
  きらめくはずないもの きらめくはずないもの

3、恋人よ いつまでも素顔で
  口紅もつけないままか
  見間違うようなスーツ着た僕の
  写真 写真を見てくれ
  いいえ草にねころぶ
  あなたが好きだったの
  でも木枯らしのビル街
  からだに気をつけてね からだに気をつけてね

4、恋人よ 君を忘れて
  変わってゆく僕をゆるして
  毎日愉快に過ごす街角
  ぼくは ぼくは帰れない
  あなた最後のわがまま
  贈り物をねだるわ
  ねえ涙ふく木綿の
  ハンカチーフ下さい ハンカチーフ下さい

 


186. りんごのうた

1、赤いりんごにくちびるよせて
  だまって見ている青い空
  りんごはなんにもいわないけれど
  りんごの気持ちはよくわかる
  りんごかわいやかわいやりんご

2、おの娘よい子だ気立てのよい子
  りんごによく似たかわいい娘
  どなたがいったか嬉しいうわさ
  軽クシャミモ とんで出る
  りんごかわいやかわいやりんご

3、朝のあいさつ夕べのわかれ
  いとしいりんごにささやけば
  言葉は出さずに小首をまげて
  あすもまたねと夢見かお
  りんごかわいやかわいやりんご

 


185. 夜明けのうた

1、夜明のうたよ 私の心の
  きのうの悲しみ流しておくれ
  夜明けの歌よ 私の心に
  若い力をみたしておくれ

2、夜明のうたよ 私の心の
  あふれる想いをわかっておくれ
  夜明けの歌よ 私の心に
  大きな望みをだかせておくれ

3、夜明のうたよ 私の心の
  小さなしあわせまもっておくれ
  夜明けの歌よ 私の心に
  思い出させるふるさとの空

 


184. 星に祈りを

1、夜空の星に 祈りをささぐ
  その娘のやさしいひとみの中に
  喜びの涙があふれていた
  生まれてはじめて知った恋を
  求めてはなさず ここまで来た

2、遠く辛かった 二人の道よ
  ここは僕らのパラダイス
  愛し合う二人の憩いの園
  涙をふいて笑顔みせて
  明日の明るい日ざし 浴びよ

 


183. みあげてごらん夜の星を

みあげてごらん 夜の星を
小さな星の 小さな光が
ささやかな幸せを歌ってる
みあげてごらん 夜の星を
ぼくらのように名もない星が
ささやかな幸せを祈ってる
   手をつなごう僕と
   追いかけよう夢を
   二人なら苦しくなんかないさ

みあげてごらん 夜の星を
小さな星の 小さな光が
ささやかな幸せを歌ってる
みあげてごらん 夜の星を
ぼくらのように名もない星が
ささやかな幸せを祈ってる

 


182. 喜びも悲しみも幾年月

1、おいら岬の灯台守は
  妻と二人で沖行船の
  無事を祈って
  火をかざす 火をかざす

2、冬が来たぞと海鳥なけば
  北は雪国 吹雪の夜の
  沖い霧笛が
  呼びかける 呼びかける

3、離れ小島に 南の風が
  吹けば春来る 花の香便り
  遠いふるさと
  思い出す 思い出す

4、星を数えて 波の音きいて
  共に過ごした 幾年月の
  喜び悲しみ
  目に浮かぶ 目に浮かぶ

 


181. 二人の世界

1、冷たい風の街で 僕は君と会った
  生きてることを 空の広さを
  僕は君とともに知った
  二人の世界があるから
  だから明日にかけるんだ
  二人の世界があるから
  だから明日にかえるんだ

2、夜のやみの中でも 僕は君がみえる
  声をかきけす 風の中でも
  僕は君の声を聞く
  二人の世界があるから
  だから強く生きるんだ
  二人の世界があるから
  だから強く生きるんだ
  二人の世界があるから
  だから強く生きるんだ

 


180. ピクニック

丘を越え行こうよ
口笛ふきつつ
空は澄み青空
牧場を指して
歌おう 朗らに
共に手をとり
ララララ ラララララ

ララララ
アヒルさん(ニワトリさん)
ララララララ
山羊さんも(牛さんも)
ララ歌声合わせよ
足並みそろえよ
今日は愉快だ

 


179. ふれあい

1、悲しみに 出会うたび
  あの人を 思いだす
  こんな時 そばにいて
  肩を抱いて ほしいと
  なぐさめも 涙もいらないさ
  ぬくもりが ほしいだけ
  ひとはみな 一人では
  生きてゆけない ものだから

2、空しさに 悩む日は
  あの人を 誘いたい
  ひと言も 語らずに
  おなじ歌 歌おうと
  何気ない 心のふれあいが
  幸せを 連れてくる
  ひとはみな 一人では
  生きてゆけない ものだから

 


178. 花嫁

1、花嫁は 夜汽車にのって
  とついでゆくの
  あの人の写真を胸に
  海辺の街へ
  命かけて燃えた
  恋が結ばれる
  帰れない 何があっても
  心に誓うの

2、小さなカバンにつめた
  花嫁衣裳は
  ふるさとの丘に咲いていた
  野菊の花束
  命かけて燃えた
  恋が結ばれる
  何もかも捨てた花嫁
  夜汽車に乗って・・・

 


177. 夏休み

1、麦わら帽子は もう消えた
  たんぼの蛙は もう消えた
  それでも待ってる夏休み

2、姉さん先生 もういない
  きれいな先生 もういない
  それでも待ってる夏休み

3、絵日記つけてた 夏休み
  花火買ってた 夏休み
  指折り待った 夏休み

4、畑のトンボは どこ行った
  あの時逃がして あげたのに
  一人で待ってる 夏休み

5、すいかを食べてた 夏休み
  水まきしたっけ 夏休み
  ひまわり夕立せみの声

 


176. なごり雪

1、汽車を待つ君の横で僕は
  時計を気にしてる
  季節はずれの雪が降ってる
  東京で見る雪はこれが最後ねと
  さみしそうに君がつぶやく
  なごり雪も降る時を知り
  ふざけすぎた季節のあとで
  今春が来て君はきれいになった
  去年よりずっときれいになった

2、動き始めた汽車の窓に顔をつけて
  君は何かを言おうとしている
  君のくちびるがさようならと動くことが
  こわくて下をむいてた
  時がゆけば幼い君も
  大人になると気づかないまま
  今春が来て君はきれいになった
  去年よりずっときれいになった  

 


175. 東京音頭

1、ハア 踊り踊るなら チョイト 東京音頭 ヨイヨイ
  花の都の 花の都の真ん中で
    ※サテヤーットナソレヨイヨイヨイ
      ヤーットナソレヨイヨイヨイ

2、ハア 花は上野よ チョイト 柳は銀座 ヨイヨイ
  月は墨田の 月は墨田の屋形船
    ※くりかえし

3、ハア 幼なじみの チョイト 観音様は ヨイヨイ
  屋根の月さえ 屋根の月さえ懐かしや
    ※くりかえし

 



174. つばさを下さい

1、いま私の願いごとが かなうならば翼がほしい
  この背中に鳥のように 白い翼つけて下さい
  この大空に翼をひろげ 飛んで行きたいよ
  悲しみのない自由な空へ 翼はためかせ行きたい

2、いま富とか名誉ならば いらないけど翼がほしい
  子供の時夢見ている いまも同じ夢に見ている
  この大空に翼を広げ 飛んで行きたいよ
  悲しみのない自由な空へ 翼はためかせ行きたい

 



173. 遠くへ行きたい

知らない街を歩いてみたい どこか遠くへ行きたい
知らない海を眺めていたい どこか遠くへ行きたい

     遠い街 遠い海 夢はるか ひとり旅

愛する人とめぐり逢いたい どこか遠くへ行きたい

     愛しあい 信じあい いつの日か 幸せを

愛する人とめぐり逢いたい どこか遠くへ行きたい

 



172. どこまでもゆこう

1、どこまでもゆこう 道はきびしくとも
  口笛を吹きながら 走ってゆこう

2、どこまでもゆこう 道はけわしくとも
  しあわせがまっている あの雲の向こうに

 



171. 遠い世界に

1、遠い世界に旅に旅に出ようか それとも赤い風船にのって
  雲の上を歩いてみようか 太陽の光で虹を作った
  お空の風をもらって帰って 暗い霧を吹きとばしたい

2、僕らの住んでるこの町にも 明るい太陽顔を見せても
  心の中はいつも悲しい 力を合わせて生きることさえ
  今はみんな忘れてしまった だけど僕たち若者がいる

3、雲にかくれた小さな星には これが日本だ私の国だ
  若い力を体に感じて みんなで歩こう長い道だが
  一つの道を力のかぎり 明日の世界をさがしに行こう

 



170. 友よ

1、友よ夜明け前の闇の中で
  友よ戦いの炎をもやせ
  夜明けは近い 夜明けは近い
  友よこの闇の向こうには
  友よ輝く明日がある

2、友よ君の涙君の汗が
  友よむくわれるその日が来る
  夜明けは近い 夜明けは近い
  友よこの闇の向こうには
  友よ輝く明日がある

1、友よのぼりくる朝日の中で
  友よ喜びをわかちあおう
  夜明けは近い 夜明けは近い
  友よこの闇の向こうには
  友よ輝く明日がある

 



169. 誰もいない海

1、今はもう秋 だれもいない海
  知らん顔して 人がゆきすぎても
  わたしは忘れない 海に約束したから
  つらくても つらくても 死にはしないと

2、今はもう秋 誰もいない海
  たった一つの 夢がやぶれても
  私は忘れない 砂に約束したから
  淋しくても 淋しくても 死にはしないと

3、今はもう秋 誰もいない海
  いとしい面影 帰らなくても
  私は忘れない 空に約束したから
  ひとりでも ひとりでも 死にはしないと

 



168. これが青春だ

1、大きな空に はしごをかけて
  真紅な太陽 両手でつかもう
  ほこりひとつを 胸にかかげて
  恐れしらない これが若さだ
  そうとも これが青春だ

2、あらしの中も 君のためなら
  七つの海を 泳いでいこう
  ほこりひとつを 胸にかかげて
  夢に飛びこむ これが若さだ
  そうとも これが青春だ

3、はらがたったら けんかもしよう
  かなしい時は 涙流そう
  ほこりひとつを 胸にかかげて
  いつもはだかの これが若さだ
  そうとも これが青春だ

 



167. 月光仮面の歌

どこの誰かは 知らないけれど
誰もがみんな知っている
月光仮面のおじさんは
正義の味方よ よい人よ
はやてのように 現われて
はやてのように 去って行く

※月光仮面は誰でしょう
  月光仮面は誰でしょう

どこかで不幸に 泣く人あれば
かならずともに やってきて
真心こもる 愛の歌
しっかりしろよと なぐさめる
誰でも好きになれる人
夢を抱いた 月の人

※くりかえし

どこで生まれて 育ってきたか
誰も知らない なぞの人
電光石火のはやわざで
今日も走らすオートバイ
この世の悪にかんぜんと
戦い挑んで 走って行く

※くりかえし

 



166. お嫁においで

もしもこの舟で 君の幸せ見つけたら
すぐに帰るから 僕のお嫁においで
月もなく淋しい 闇い夜も
僕にうたう 君の微笑み
舟が見えたなら ぬれた身体で
駆けてこい 珊瑚でこさえた
紅い指輪あげよう

もしもこの舟で 君の幸せみつけたら
すぐに帰るから 僕のお嫁においで
波も夢をみてる 星の夜は
僕にゆれる 君のささやき
舟が見えたなら ぬれた身体で
駆けてこい 空へ抱きあげて
もえるくちづけしよう

 



165. 黒の舟歌

1、男と女の間には 深くて暗い河がある
  誰も渡れぬ河なれど エインヤラ今夜も舟を出す
  ROW & ROW ROW & ROW
  ふりかえるなROWROW

2、おまえが十七おれ十九 忘れもしないこの河に
  二人の星のひとかけら 流して泣いた夜もある
  ※くりかえし

3、例えば男はあほうどり 例えば女は忘れ貝
  真っ赤な潮が満ちる時 失くしたものを思い出す
  ※くりかえし

 



164. 思い出の渚

君をみつけた この渚に
ひとりたたづみ 想い出す
小麦色した 可愛いほほ
忘れはしない いつまでも

水面走る 白い船
長い黒髪 風になびかせ
波に向かって 叫んでみても
もう帰らない あの夏の日

 



163. 銀色の道

1、遠い遠いはるかな道は
  冬の嵐が吹いている
  谷間の春は花が咲いてる
  ひとりひとり今日もひとり
  銀色のはるかな道

2、ひとりひとりはるかな道は
  つらいだろうががんばろう
  苦しい坂も止まればさがる
  続く続くあしたも続く
  銀色のはるかな道

3、続く続くはるかな道を
  暗い夜空をまよわずに
  二人の星よ照らしておくれ
  近い近い夜明けは近い
  銀色のはるかな道

 



162. ああ青春

ひとつひとりじゃ 淋しすぎる
ふたりじゃ息さえも つまる部屋
みっつ見果てぬ 夢に破れ
酔いつぶれ 夜風と踊る街
哀しみばかり かぞえて
今日も暮れてゆく
ああ青春は 燃える陽炎か
ああ青春は 燃える陽炎か

いつつ生きてる 後味悪さ
胸にかみしめれば 泣ける海
やっつやめるさ 抱きあっても
心は遠ざかる 安い宿
眠れぬ夜をかぞえて
日々は過ぎてゆく
ああ青春は 燃える陽炎か
ああ青春は 燃える陽炎か

 



161. おはようございますの帽子屋さん

だれだってみんなやさしい人ばかり
だからお早うございますの帽子屋さん
ほほえむときはだれでもやさしい人ばかり
だからお早うございますの帽子屋さん
赤い帽子 紫の帽子
みんなにあげます ひとつづつ
ルルル ルル・・・
笑って下さい そして手をつないで

疲れるだけですよ憎んでみたところで
だからお早うございますの帽子屋さん
ひとこと話しをすればだれでも友だち
だからお早うございますの帽子屋さん
白い帽子 オレンジの帽子
みんなにあげます ひとつづつ
ルルル ルル・・・
笑って下さい そして手をつないで

小さな幸せ 小さな幸せ
だからお早うございますの帽子屋さん
ひとこと話しをすればだれでも友だち
だからお早うございますの帽子屋さん
赤い帽子 紫の帽子
みんなにあげます ひとつづつ
ルルル ルル・・・
笑って下さい そして手をつないで

 



160. 俺たちの旅

夢の坂道は 木の葉もようの石畳
まばゆく白い長い壁
足跡も影も残さないで
たどりつけない山の中へ
続いているものなのです

夢の夕日は コバルト色の空と海
交わってただ遠い果て
輝いていたという記憶だけで
ほんの小さな一番星に
追われて消えるものなのです

  背中の夢に浮かぶ小舟に
  あなたが今でも手をふるようだ
  背中の夢に浮かぶ小舟に
  あなたが今でも手をふるようだ

夢の語らいは 小麦色した帰り道
畑の中の戻り道
ウォーターメロンの花の中に
数えきれない長い年月
うたたねをするものなのです。

  ※くりかえし

 



159. 武田の子守歌

1、守(もり)もいやがる 盆から先にゃ
  雪もちらつくし 子もなくし

2、盆が来たとて なにうれしかろ
  かたびらはなし おびはなし

3、この子よう泣く 守をばいじる
  守も一日 やせるやら

4、はよも行きたや この在所こえて
  向こうに見えるは 親のうち
  向こうに見えるは 親のうち

 



158. 白いブランコ

君はおぼえているかしら
あの白いブランコ
風にふかれて二人でゆれた
あの白いブランコ
日暮れはいつも淋しいと
小さな肩をふるわせた
君にくちづけした時に
やさしくゆれが白い白い
ブランコ

僕の心に今もゆれる
あの白いブランコ
幼い心をみつめてくれた
あの白いブランコ
まだこわれずにあるのなら
君のおもかげ抱きしめて
ひとりでゆれてみようかしら
遠いあの日の白い白い
ブランコ

 



157. 白いギター

1、白いギターに変えたのは
  何かわけでもあるのでしょうか
  このごろとても気になるの
  あなたのまわりの小さなことが
     愛し合う二人には
     恋の予感がうれしくて
     花をつむ草原に
     秋の陽ざしがまぶしくて

2、爪をかむのをやめたのは
  なにかわけでもあるのでしょうか
  黙っていると気になるの
  あなたのまわりの小さなことが

 



156. この広い野原いっぱい

1、この広い野原いっぱい 咲く花を
  一つ残らずあなたにあげる
  赤いリボンの花束にして

2、この広い夜空いっぱい 咲く星を
  一つ残らずあなたにあげる
  虹に輝くガラスにつめて

3、この広い海いっぱい 咲く船を
  一つ残らずあなたにあげる
  青い帆にイニシャルつけて

4、この広い世界中の 何もかも
  一つ残らずあなたにあげる
  だから私に手紙を書いて

 



155. 青年は荒野をめざす

1、ひとりで行くんだ
  幸せに背を向けて
  さらば恋人よ
  なつかしい歌よ友よ
  いま青春の河を越え 
  青年は青年は 荒野をめざす

2、もうすぐ夜明けだ
  出発の時がきた
  さらばふるさと
  想い出の山よ河よ
  いま朝焼けの丘を越え
  青年は青年は 荒野をめざす

 



154. マリモの歌

1、水面を渡る風寒し
  阿寒の山の湖に
  浮かぶマリモよ何思う
  マリモよマリモ緑のマリモ

2、アイヌの村に今もなお
  悲しく残るロマンスを
  歌うマリモよ何思う
  マリモよマリモ緑のマリモ

3、晴れれば浮かぶ水の上
  曇れば沈む水の底
  恋いは悲しと嘆きあう
  マリモよマリモ緑のマリモ

 



153. 四季の歌

1、春を愛する人は 心清き人
  スミレの花のような 僕の友達

2、夏を愛する人は 心強き人
  岩をくだく波のような 僕の父親

3、秋を愛する人は 心深き人
  愛を語るハイネのような 僕の恋人

4、冬を愛する人は 心広き人
  雪を溶かす大地のような 僕の母親

 



152. スキーの歌

1、輝く日の影 はゆる野山
  輝く日の影 はゆる野山
  麓をめがけてスタートきれば
  粉雪舞い立ち風は呼ぶ 風は呼ぶ

2、飛ぶ飛ぶ大空 走る大地
  飛ぶ飛ぶ大空 走る大地
  一白影なき天地のうちを
  ストックかざして我はかける 我はかける

3、山越え丘越え 下る斜面
  山越え丘越え 下る斜面
  たちまちさえぎる谷をばめがけ
  躍ればさながら飛鳥の心地 飛鳥の心地 

 



152. 静かな湖畔で

静かな湖畔の 森のかげから
もう起きちゃいかがと カッコウが鳴く
カッコウ カッコウ
カッコウ カッコウ カッコウ

 



151. 遙かな友に

1、静かな夜更けにいつもいつも 想い出すのはお前のこと
  「おやすみ安らかに 辿れ夢路」 「おやすみ楽しく今宵もまた」

2、明るい星の夜は遙かな空に 想い出すのはお前のこと

3、さびしい雪の夜はいろりの端で 想い出すのはお前のこと

 



150. アルプス一万尺

1、アルプス一万尺小槍の上で アルペン踊りをさあ踊りましょ
     ランララ ラ ララララ ランララ ラララ
     ランララ ラ ララララ ララ ララ ラー

2、お花畑で昼寝をすれば ちょうちょが飛んできてキスをする

3、昨日みた夢でっかいちっちゃい夢だよ のみがリュックしょって富士登山

3、一万尺にテントをはれば 星のランプに手がとどく

4、槍や穂高はかくれて見えぬ 見えぬあたりが槍穂高

5、命をささげて恋するものに なぜに冷たい岩の肌

 



149. アルプの歌

1、嬉しい歌 悲しい歌 沢山聞いた中で
  忘れられぬ一つの歌 それはアルプの歌
  忘れられぬ一つの歌 それはアルプの歌

2、雨の中で 風の中で 元気づけてくれる
  力強く男らしい それはアルプの歌
  力強く男らしい それはアルプの歌

3、谷を渡り 尾根を越えて 遠くこだまする
  今も胸によみがえる歌 それはアルプの歌
  今も胸によみがえる歌 それはアルプの歌

4、苦しい時 疲れた時 空行く雲を眺めて
  声高らかに友よ歌わん それはアルプの歌
  声高らかに友よ歌わん それはアルプの歌

 



148. 新雪

1、紫煙けむる新雪の 峰ふり仰ぐこの心
  ふもとの丘の小草をしけば 草の青さが眼にしみる

2、汚れを知らぬ新雪の 素肌に匂う朝の日よ
  若い人生に幸あれかしと 祈る涙に湧く涙

3、大地を踏んでガッチリと 未来へ続く尾根づたい
  新雪光るあの峰越えて 行こう元気で若人よ

 



147. 山の娘ロザリア

1、山の娘ロザリア いつも歌をうたうよ
  遠い牧場日暮れて 星の降る頃
  帰れ帰れもう一度 忘れれれぬあの頃
  涙流し別れた 君の姿よ

2、黒い瞳ロザリア 一人歌を歌うよ
  風にゆれる花のよう 涙流して
  帰れ帰れもう一度 やさしかったあの人
  胸に抱くは形見の 銀のロケット

3、一人娘ロザリア 山の歌をうたうよ
  歌はあまり悲しく 星もまたたく
  帰れ帰れもう一度 命かけたあの夢
  移り変わる世の中 花の散りゆく 

 



146. 早春賦

1、春は名のみの 風のさむさや
  谷のうぐいす 歌は思えど
  時にあらずと 声もたてず
  時にあらずと 声もたてず

2、雪解けきり 葦は角ぐむ
  さては時ぞと 思うあやくに
  今日も昨日も 雪の空
  今日も昨日も 雪の空

3、春を聞かねば 知らでありしを
  聞けばせかるる 胸の思いを
  いかにせよとの この頃か
  いかにせよとの この頃か

 



145. 青い山脈

1、若く明るい歌声に 雪崩れは消える 花も咲く
  青い山脈 雪割桜 空の果て今日も我等の夢を呼ぶ

2、古い上着よさようなら さみしい夢よさようなら
  青い山脈 バラ色雲へ あこがれの旅の乙女に鳥も鳴く

3、雨にぬれてる焼け跡の 名もない花もふり仰ぐ
  青い山脈 輝く峰 なつかしさ見れば涙がまたにじむ

4、父も夢みた母もみた 旅路の果てのその果ての
  青い山脈 緑の谷へ 旅をゆく若い我等に鐘が鳴る

 



144. トロイカ

1、雪のしらかば並木
  夕日がはえる
  走れトロイカ
  ほがらかに
  鈴の音高く

2、ひびけ若人のうた
  高鳴れバイヤン
  走れトロイカ
  かろやかに
  粉雪けって

3、黒いひとみが待つよ
  あの森越せば
  走れトロイカ
  今宵は
  楽しいうたげ

 



143. 心の旅路

1、山のかなたの 幸を求めて
  ただ一人行く ただ一人行く
  雪は降る降る 峠道
  心の旅 路雪は降る降る

2、さらば故郷 古き友達
  また逢う日まで また逢う日まで
  涙こらえて 一人行く
  ザックは重い 道はけわしい

3、峠越えれば 遠き山脈(やまなみ)
  どこがはてやら どこがはてやら
  迫るたそがれ むらさきに
  ぶなの林に 迫るたそがれ

 



142. ふるさと

1、うさぎ追いし かの山
  小ぶなつりし かの川
  夢はいまも めぐりて
  忘れがたき ふるさと

2、いかにいます 父母
  つつがなしや 友がき
  雨に風に つけても
  思いいずる ふるさと

3、こころざしを はたして
  いつの日にか 帰らん
  山はあおき ふるさと
  水は清き ふるさと

 



141. 竹馬の友よ

1、汐なりのきこえる町で
  今日もまたあいつを想う
  誰にでも好かれたあいつ
  だけどもう会えないあいつ
  ルルルルル 竹馬の友よ

2、この部屋で 一緒にくらし
  この椅子でかたり明かした
  あの時の つぶらな瞳
  美しく輝いていた
  ルルルルル 竹馬の友よ

3、この町は 君のふるさと
  あの海が 君を奪った
  何となく 気の合ったあいつ
  だけどもう帰らぬあいつ
  ルルルルル 竹馬の友よ

 



140. 乾杯の歌

盃を持て さあ卓をたたけ
立ち上がれ 飲めや歌えや諸人
祝いの盃 さあなつかしい
昔のなじみ 心の盃を

  飲めや歌え 若き春の日のために
  飲めや歌え みそなわす神のために
  飲めや歌え わが命のために
  飲めや歌え 愛のために

盃をもて さあ卓をたたけ
立ち上がれ 飲めや歌えや諸人
祝いの盃 さあなつかしい
昔のなじみ 心の盃を

 



139. ともしび

1、夜霧の彼方へ 別れを告げ
  雄々しきますらお 出でてゆく
  窓辺にまたたく ともしびに
  つきせぬ乙女の 愛のかげ

2、戦いに結ぶ誓いの友
  されど忘れ得ぬ 心のまち
  思い出の姿 今も胸に
  いちしの乙女よ 祖国の日よ

3、やさしき乙女の 清き思い
  海山はるかに へだつとも
  二つの心に 赤くもゆる
  こがねの灯 とわに消えず

4、変わらぬ誓いを 胸にひめて
  祖国の灯のため 闘わん
  若きますらおの 赤くもゆる
  こがねの灯 永遠に消えず

 



138. 山小屋の灯

1、たそがれの灯は ほのかにともりて
  なつかしき山小屋は 麓の小径よ
  思い出の窓により 君をしのべば
  風はすぎし日の 歌をばささやくよ

2、暮れゆくは白馬か 穂高はあかねよ
  樺の木のほの白き 影もうすれゆく
  さびしさに君よべど わが声むなし
  遙か谷間より こだまはかえりくる

3、山小屋の灯は 今宵もともりて
  ひとり聞くせせらぎも 静かにふけゆく
  あこがれは若き日の 夢をのせて
  夕べ星のごと み空にむれとぶよ

 



137. 雪の降る町よ

1、雪の降る町を 雪の降る町を
  思い出だけが通り過ぎて行く
  雪の降る町を
  遠い国からおちてくる
  この想い出を この想い出を
  いつの日かつつまん
  暖かき幸せのほほえみ

2、雪の降る町を 雪の降る町を
  足音だけが追いかけて行く
  雪の降る町を
  ひとり心にみちてくる
  この悲しみを この悲しみを
  いつの日かほぐさん
  緑なす春の日のそよかぜ

 



136. さよなら

さ よ な ら

さ よ な ら

ま た 山 に

行 く ま で

 

 



135. 雪山賛歌

1、雪よ岩よわれらが宿り
  俺たちゃ町には住めないからに

2、シールはずしてパイプの煙
  輝く尾根に春風そよぐ

3、けむい小屋でも黄金の御殿
  早く行こうよ谷間の小屋へ

4、テントの中でも月見は出来る
  雨が降ったらぬれればいいさ

5、吹雪の日には本当につらい
  ピッケルにぎる手がこごえるよ

6、荒れて狂うは吹雪か雪崩
  俺たちゃそんなもの恐れはせぬぞ

7、雪の間に間にきらきら光る
  明日はのぼろよあの頂に

8、朝日に輝く新雪ふんで
  今日も行こうよあの山こえて

9、山よさよならごきげんよろしゅう
  また来る時にも笑っておくれ

 



134. 松本高校思誠寮寮歌

1、血は燃えさかる朝ぼらけ女鳥羽の岸にたたずみて
  君よ聞かずや雪解けを春は輝くアルペンンの
  真白き肌にわが胸にいざ朗かにたからかに
  うたいて行かん野に充つる大地の生命ふみしめて

2、雲にうそぶくやり穂高天馬の姿勇ましく
  乗鞍白馬みな友ぞ燃ゆるひとみをいかにせん
  さらばいざ立て若き子よ双手をひろげよじ登り
  男子の力ためしみん信濃はうれし夏の国

3、夕はかなし雲の色今あくがれの目を伏せて
  声なき声にもの思う若き心を誰か知る
  やがてはすさぶアルペンの氷の嵐雪の風
  むせぶは何ぞ窓の外にあわれ深くも秋たけぬ

4、遠く静けき夜をこめて今宵も降るや窓の雪
  山よ眠るか地よ草よなべて真白き夢を見て
  目覚むるものはわれ一人あゝ千載の古の
  まことの声を今ぞ聞くわが魂のほこらかかさ

5、あゝ信州よ山の国誇は高しアルペンの
  峰に輝く雪をもて希望は高しいやさらに
  いざや歌わんもろともに若き血潮のゆくまゝに
  朝夕べの友は山山はわれらの姿なる

 



133. 針の木岳遭難の記

1、吹雪はやみて日は出でぬとぼりほとほと打つは風か
  ほだ火悲しく燃ゆる夜半を帰れ友よ我ら待てり

2、昨日は此処にありし面影昨日は此処にききし声音
  今日は涙の山の小屋に帰れ君が母も待てり

3、遠き者のエンデミヨン月の女神の深き愛に
  不死の眠りに入りし如く山は奪いぬ美しき子等を

4、北アルプスの峰の雪に映ゆる朝日のかげをあびて
  歌いし友よ雄々しき友よ哀れ君はいづち行きぬ

5、我らも七人生きながらえむなしく雪の上さまよう
  血肉は破れ声はかれきぬされど帰らぬ四つの魂

6、北アルプスの雪の峰々溶けて流らるる春とならば
  咲けよこま草紅にもえて若き四人の霊のために

 



132. 夕日山にしずみて

夕日山にしずみて 黄昏せまるころ
ここに我一人立ち 遠き君を想う
そよ風は我が愛の 想いでもたらしぬ

夕日山にしずみて 遠き君を想う
ふもとの谷間に灯がつけば 想い出は楽し昔に帰る
夕日山にしずみて 遠き君を想う

 



131. 劔の歌(ダンチョネ節替え歌)

夢にえがいた劔の山によ 意気と力でぶち当たる(ヨカネ)

ザイル結んで氷りの尾根を 仰ぐ劔の薄化粧

はるか見おろす池の谷 暗いゴルジュの蒼氷

樵でドンと打つナダレの音は ゴツイ俺の度胸だめし

劔見るなら赤谷尾根で 大窓小窓に三の窓

山にお窓は数々あれど 劔のお窓は日本一

窓をひらけば富山の街が 暗い夜空に明々と

どうだみてくれ俺らも焼けた 山の男の色香り

色は黒ても○○のおいらわよ 山じゃ天下のね色男(ヨカネ) 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

夢にえがいた剣の山によ 意気と力でね ぶち当たる ヨカネ

剣見るなら赤谷尾根でよ 大窓小窓にね 三の窓

山に数々窓はあれど 剣のお窓ね 日本一

ブナでドンと打つ雪崩の音はよ ゴツイおいらのね 度胸だめし

窓をあければ富山の街がよ 暗い夜空にね 薄明り

ザイル結んで氷りの尾根でよ 仰ぐ剣のね薄化粧

はるか見おろす池の谷のよ 暗いゴルジュのね 蒼氷

どうだみてくれ俺らの焼けたよ 山の男のね 色香り

ひげをのばして伊折へ下りゃよ おいらを待ってるね 獅子舞が 

 



130. 白馬小唄

1、登ろよ登ろよ白馬の山によ チョイセ
  糸魚川からネーチョイトサ 姫川づたい
  汗は蓮華の湯つぼで流し お花畑で昼ねする
    ヤレサッテモサッテモネ ヤレヨイヤサノヨイヨイヨイ

2、雪が降る日は昨日も今日も チョイセ
  明日も雪かよネーチョイトセ こたつのまどい
  唄ではげまし話しにふけりゃ 同じ思いで春を待つ  

 



129. 野沢温泉小唄

1、ハァ千曲渡れば野沢の出湯ョ
  渡り鳥さえしらぬ鳥さえ寄るものをヤレサノサ
  (ユラユラユラリは湯の煙チャラチャラリは水の音ササチャラリトナ)

2、ハァー妙高戸隠火打もあれどョ
  様のお国はいとし姿はどこじゃらヤレサノサ

3、ハァーたよる心はアケビのつるヨ
  木は編まれてかわいいお方の花籠にヤレサノサ

4、ハァーおなじ咲くなら野沢のつつじヨ
  一日千両のおもいおもいのみだれ咲きヤレサノサ

5、ハァー恋の炎か麻釜の湯気はヨ
  斧もヨメナも斧もヨメナも菜になるヤレサノサ

6、ハァー色も変わらぬ世に世をかけてヨ
  君もまつまつひとりあの松涙松ヤレサノサ

7、ハァー昔忘れず燈籠末峠ヨ
  越えて来るとは越えて来るとはなつかしやヤレサノサ

 



128. 大町小唄

山に登ろうか(ヨーホホホイ) のぼろか山に(ヤレコーサ)
みそら十里は岳の町(ユノヤレコレ) 大町へ(ヨイテテシンテテシャン)
雷鳥なつかしかもしかいとし 岳を旅すりゃ黄金町

北は白馬南は穂高 どちらも立山思案顔
鹿島籠川高瀬の谷に しのぶ岩魚の逢瀬町

雲の海越しゃ大沢泊り 一本立てよか雨の町
れんげ夕映え安曇の日和り 月か日町か星の町

 



127. 北穂小唄

1、登ろ登ろよ北穂の山へねチョイセ
  横尾谷からチョイト涸沢づたい
  雪ケイのぼってガレバをすぎりゃ
  前穂ながめる花の道
     ヤレサテモサテモネ
     ヤレヨイヤサノヨイヨイヨイ

2、イキなニッカにナーゲルはいてねチョイセ
  ピッケルこわきにねチョイトザイルを肩に
  明日は第一からクラック尾根か
  岩ととりくむ晴れ姿

3、笠のあなたに夕日が落ちてチョイセ
  飛騨の夜風がねチョイセ肌身に寒い
  思いあらたなあの岩尾根に
  積んだケルンがなつかしい

 



126. 安曇節

寄れやや寄って来い安曇の踊り 田から町から野山から

安曇踊りと三日月様は 次第次第に丸くなる

やりや穂高はかすんで見えぬ 見えぬあたりがやり穂高

やりは明けてもまだ安曇野は 夜のとばりは夢見かな

一夜穂高のわさびとなりて 京の小町を泣かせたや

やりで別れた高瀬と梓 めぐりあうのは押野崎

何の思案の有明山 小首かしげて出たわらび

岩魚釣る子に山路問えば 雲の行方を竿でさす

 



125. ごんべさんの赤ちゃん

ごんべさんの・・・両手でほうかむりをする振り付け
赤ちゃんが・・・赤ちゃんを抱く振り付け
かぜひいた・・・鼻をこする振り付け
ごんべさんの
赤ちゃんが
かぜひいた
ごんべさんの
赤ちゃんが
かぜひいた
それであわてて・・・手拍子
シップした・・・手を胸に交互に重ねる振り付け

2番は、ごんべさんを歌わないで振りだけする
3番は、ごんべさんと赤ちゃんを歌わないで振りだけする
4番は、ごんべさんと赤ちゃんとかぜひいたを歌わない
5番は、全部歌う

 



124. 神ともにいまして

1、神ともにいまして ゆく道をまもり
  あめの御糧もて 力を与えませ
    また会う日まで また会う日まで
    神のまもり 汝が身をはなれざれ

2、荒野をゆくときも 嵐吹くときも
  行くてを示して たえず導きませ

 



123. 遠き山に日は落ちて(家路)

1、遠き山に日は落ちて
  星は空をちりばめぬ
  今日のわざをなし終えて
  心軽くやすらえば
  風は涼しこの夕べ
  いざや楽しきまどいせん

2、闇に燃えしかがり火は
  焔いまは静まりて
  ねむれやすく憩えよと
  さそうごとく消えゆけば
  深き森に包まれて
  いざやたのし夢をみん

 



122. 山こそ我が家

夏には山に行こう 山こそ我が家
青い鳥が鳴き 暁知らすよ
お花畑には野バラが咲いている
胸の思い歌えば こだまが応える
朗らかなな山こそ 憧れの我が家

 



121. 山小屋

1、山路の雪をはるばる越えて
  暖炉をこよいみんなで囲む
  歌声高く笑いは絶えず
  元気な仲間愉快なまどい

2、窓にはつらら粉雪も散れど
  ランプの下は花咲く楽土
  輝く朝の光を待って
  新たな意気で元気に立とう

 



120. 夏の思い出

1、夏が来れば思い出す
  はるかな尾瀬遠い空
  霧の中にうかびくる
  やさしい影野の小径
  水バショウの花が咲いてる
  夢みて咲いている
  水のほとり
  石楠花色にたそがれる
  はるかな尾瀬遠い空

2、夏が来れば思い出す
  はるかな尾瀬野の旅よ
  花の中にそよそよと
  ゆれゆれる浮き島よ
  水バショウの花が匂っている
  夢みて匂っている水のほとり
  まなこつぶればなつかしい
  はるかな尾瀬遠い空

 



119. 山彦

1、お花畑で黒百合を
  摘むなと叱ってくれた人
  ほら雷鳥がないているよ
  優しい声の優しい目をした
  あの人かしら
     ヤッホーと呼べばヤッホーと
     雲の中から返る山彦

2、ぬれた岩場でつまづいた
  リュックを支えてくれた人
  ほら頂上はもうすぐだよ
  明るい眉の明るいえくぼの
  あの人かしら

 



118. 峠路

谷川いくつ渡りて
白樺映ゆる山路
今年もたどる峠よ 

さえずる鳥の歌声
空ゆく雲はのどけく
なべて去年に変わらず

されども心悲しや
去年来し友は今なく
我のみひとりこえゆく

 



117. 山男の歌

1、煙る一ノ倉谷間を行けば
  岩のにおいを心にひめて
  やったあの日のあの棚を
  未来の夢をえがきつつ
  きたえし我等は山男

2、見えた雲間のジャンダルム
  歌えハーケンザイルよのびろ
  仰ぐバットレスはアルペンローゼ
  光る氷壁ピッケル振って
  俺等山鳥山男

3、霧はすぎゆくザッテル越えて
  きしむ鋲靴スラブを踏めば
  たぐるザイルに血がかよう
  未踏にケルンを積んで
  山にたたかう立派な男

 



116. アルプス行進曲

1、昔恋しいあのやりヶ岳
  あだな穂高を誰がしる
  ザイルかついで岩はい登り
  下りゃ岩魚の舌つづみ

2、恋の涸沢あの岩影で
  泣いて文書く人もある
  滝沢ドームで見た花を
  せめてあの娘の思いでに

3、広いアルプス恋ゆえせまい
  いきな涸沢忍び逢い
  あなた穂高で私はやりよ
  恋の縦走ままならぬ

 



115. やりや穂高は

1、やりや穂高は たそがれて
  紫流る 雪の谷
  お花ばたけに 花の香匂う
  夜の山小屋 灯がともる
  恋しアルプスの 乙女の夢よ

2、昨日ザイルを 肩にかけ
  嶺を渡った 旅人が
  越えたおの尾根 緑にかすむ
  深山のりんどうの 夢悲し
  恋しアルプスの 乙女の夢よ

 



114. 学生時代

1、つたのからまるチャペルで 祈りをささげた日
  夢多かりしあの頃の 思い出をたどれば
  なつかしい友の顔が 一人一人うかぶ
  重いカバンをかかえて かよったあの道
  秋の日の図書館の ノートとインクのにおい
  枯葉の散る窓辺 学生時代

2、賛美歌を歌いながら 清い死を夢見た
  何の装いもせずに 口数も少なく
  胸の中に秘めていた 恋への憧れは
  いつもはかなくやぶれて 一人書いた日記
  本棚に目をやれば あの頃読んだ小説
  過ぎし日よ私の 学生時代

 



113. ドナ・ドナ・ドーナ

1、ある晴れた昼下がり 市場へ続く道
  荷馬車がゴトゴト 仔牛を乗せて行く
  なにも知らない仔牛にさえ
  売られて行くのが
  分かるのだろーか
       ドナドナドーナドーナ
       悲しみをたたえ
       ドナドナドーナドーナ
       はかない命

2、青い空そよぐ風 明るく飛びかう
  ツバメよそれを見て お前は何を想う
  もしもつばさがあったならば
  楽しい牧場に帰れるものを
       くりかえし

 



112. 千曲川旅情の歌

小諸なる古城のほとり 雲白く遊子かなしむ
緑なすハコベは燃えず 若草もしくによしなし
しろがねの盆の丘辺 日に溶けて淡雪流る

あたたかき光はあれど 野に満つる香も知らず
浅くのみ春は霞みて 麦の色わづかに青し
旅人の群はいくつか 畠中の道を急ぎぬ

暮れ行けば浅間も見えず 歌かなし佐久の草笛
千曲川いざよう波の 岸近き宿にのぼりつ
濁り酒濁れる飲みて 草枕しばし思う

 



111. ゴンドラの歌

1、命短し恋せよ乙女
  あかき唇あせぬ間に
  熱き血潮の冷えぬまに
  明日の月日はないものを

2、命短し恋せよ乙女
  いざ手をとりて波の舟に
  いざ燃ゆる頬を君が頬に
  ここは誰も来ぬものを

3、命短し恋せよ乙女
  波にただよう舟のように
  君が柔手を我が肩に
  ここは人目がないものを

 



110. さくら貝の歌

1、うるわしき さくら貝一つ
  去り行きし 君にささげん
  この貝は 去年の浜辺に
  われひとり 拾いし貝よ

2、ほのぼのと うす紅染まる
  わがもゆる さみし血よ
  はるばると かよう香は
  君恋うる 胸のさざなみ

3、あゝなれど
  わが思いは はかなく
  うつし世の 汝にはてん

 



109. 琵琶湖周航の歌

我は海の子さすらいの 旅にしあればしみじみと
のぼるさぎりやさざ波の 滋賀の都よいざさらば

松は緑に砂しろき おきつが星のおとめごは
赤いつばきの森かげに はかなき恋に泣くとかや

波の間に間に漂えば 赤い泊火なつかしみ
行方定めぬなみまくら 今日は今津か長浜か

瑠璃の花ぞのさんごの宮 古いつたえの竹生しま
仏のみ手にいだかれて ねむれ乙女子やすらかに

 



108. 忘れな草をあなたに

1、別れても別れても心の奥に
  いつまでもいつまでも
  おぼえておいて欲しいから
  幸せ祈る言葉にかえて
  忘れな草をあなたにあなたに

2、いつの世もいつの世も別れる人と
  会う人の会う人の
  さだめは常にあるものを
  ただ泣きぬれて浜辺につんだ
  忘れな草をあなたにあなたに

3、喜びの喜びの涙にくれて
  抱き合う抱き合う
  その日がいつか来るように
  二人の愛の思い出そえて
  忘れな草をあなたにあなたに

 



107. 禁じられた遊び

空は青くだまっている 雲は遠く流れている
行方知らぬ波のままに さすらうおとめ

水車小屋の暗いかげで 二人だけの十字架立て
よろこびにふるえている おさなき心

やさしかった名を呼びて 追えどむなし君の面影
ひきさかれし愛の歌を だれか歌わん

 



106. 人を恋うる歌

1、妻をめとらば才たけて
  眉目美わしく情けあり
  友を選ばば書を読みて
  六分の侠気四分の熱

2、恋の命を尋ぬれば
  名を惜しむかな男ゆえ
  友の情を尋ぬれば
  義のあるところ火をも踏む

3、酌めや美酒歌姫に
  乙女の知らぬ意気地あり
  簿記の筆とる若者に
  誠の男子君に見る

4、あゝ吾れダンテの奇才なく
  バイワン ハイネの熱なきも
  石を抱きて野に叫ぶ
  バショウのさびを君は知る

 



106. 心さわぐ青春の歌

1、われらのおもいは それはただひとつ
  なつかし祖国 とわに栄えよ
     雪や風や 星の飛べば
     わが心は はや遠き地に

2、わが足のつづく かぎり進みゆく
  わが息のつづく かぎり進まん

3、嵐は吹くとも 進め若者よ
  偉大な目的 遂げるよろこび

 



105. オイラの恋

1、山家(ヤマガ)育ちの オイラのコイはよ
  コイはコイでも テント持ってコイよ
  テントはテントでも オイラのテントは
  一万尺に 張るテント

2、ヤマガ育ちの オイラのコイはよ
  コイはコイでも 飯もってコイよ
  飯は飯でも オイラの飯は
  一つのハンゴウ飯 みなの飯

3、ヤマガ育ちの オイラのコイはよ
  コイはコイでも ザイルもってコイよ
  ザイルはザイルでも オイラのザイルは
  人と人との 命綱

4、ヤマガ育ちの オイラのコイはよ
  コイはコイでも 酒もってコイよ
  酒は酒でも オイラの酒は
  熱い涙の浮かぶ酒

5、ヤマガ育ちの オイラのキスはよ
  キスはキスでも ザックもってコイよ
  ザックはザックでも オイラのザックは
  肩にくいこむ キスリング

 



104. 青春は雲の彼方に

1、山に憧れ 山脈越えて
  はるかに見おろす 花咲く村よ
  ヤッホーヤッホー
  呼べばこたえる 明るいこだま
  ああ青春は 流れる雲の彼方に

2、山は夢よぶ 僕らの大地
  ザイルにつないだ 心と心
  ヤッホーヤッホー
  赤く輝け 夕やけこやけ
  ああ憧れは 流れる雲の彼方に

 



103. 冬の星座

1、木枯らしとだえて 冴ゆる空より
  地上に降りしく くすしき光よ
  ものみないこえる しじまの中に
  きらめきゆれつつ 星座はめぐる

2、ほのほの明かりて 流るる銀河
  オリオン舞いたち スバルはさざめく
  無窮を指さす 北斗の針と
  きらめきゆれつつ 星座はめぐる

 



102. クイカイ マニマニ

クイカイマニマニ マニマニダスキー
クイクヮイユー クイクヮイカム

クイカイマニマニ マニマニダスキー
クイクヮイユー クイクヮイカム

オニコディモ オチャリャリウンパ
オニコディモ
   オチャリャリ ウンパ ウンパ ウンパ ウンパ

 



101. 草原情歌

1、はるかはなれた そのまたむこう
  誰にでも好かれる きれいな娘がいる

2、明るい笑顔 お日さまのよう
  くりくり輝く目は お月さまのよう

3、お金もたからも なにもいらぬ
  毎日その笑顔 じっとみつめていたい

4、山羊にでもなって いっしょにいたい
  毎日あのむちで 私をたたいておくれ

 



100. 花はどこにいったの

1、野に咲く花はどこへ行った 野に咲く花はきよらか
  野に咲く花は少女の胸に そっとやさしくいだかれる

2、可愛い少女はどこへ行く 可愛い少女はほほえむ
  可愛い少女は若者に 恋いの心をあずけるのさ

3、その若者はどこへ行く その若者は勇んで
  その若者は戦に行く 力強く別れを告げ

 



99. 君と故郷

おしえてくれ 君の故郷を
聞かせてくれ 君の子守歌を
朝の雲海 雲にしずむ夕日
まくらに聞く 落石
おしえてくれ 君の故郷を
東京にはない 白い山のはなしを

おしえてくれ 君の故郷を
聞かせてくれ 村祭りの歌を
山のみずうみ 小鳥たちのかたらい
木の葉うかぶせせらぎ

 



98. 湖畔の宿

1、山のさみしい湖に
  ひとり来たのもかなしい心
  胸のいたみにたえかねて
  昨日の夢とたきすてる
  古い手紙のうすけむり

2、水にたそがれせまるころ
  山岸を林をそらずに行けば
  雲は流れてむらさきの
  うすきスミレにほろほろと
  いつか涙の陽が落ちる

3、ランプひきよせふるさとへ
  書いてまた消す湖畔のたより
  旅の心の徒然に
  一人占うトランプ
  青いクイーンの淋しさよ

 



97. あざみの歌

1、山には山のうれいあり 海には海の悲しみや
  まして心の花園に 咲きしあざみの花ならば

2、高嶺の百合のそれよりも 秘めたる夢をひとすじに
  くれない燃ゆるその姿 あざみに深き我が想い

3、いちしき花よ汝はあざみ 心の花よ汝はあざみ
  さだめの径は果てなくも 香れよせめて我が胸に

 



96. 若き命もて

1、いざやわが友 山の友よ
  若きいのちもて 高き知性もて
  登高の道あゆめ

2、若きいのち 疾くすぎゆく
  老いの到らぬ間に あふるる力に
  山の幸うけよ

 



95. 旅の歌

1、今日も静かに暮れて ヒュッテに灯ともる
  いろり囲み想いはてなし あしたはいずこの峰か

2、あわれはかなき旅よ 人はみな旅人か
  何を嘆き何をかいたむ あこがれの峰こえて

3、夢は昔にかえり えにし山川をなし
  そぞろ一人のきねの旅路 あしたはいずこの峰ぞ

 



94. 惜別の歌

1、遠き別れに耐えかねて この高殿にのぼるかな
  悲しむなかれ我が友よ 旅の衣をととのえよ

2、別れといえば昔より この人の世の常なるを
  流るる水をながむれば 夢はずかしき涙かな

3、君のゆくべき山河は 落つる涙に見えわかず
  そでのしぐれの冬の陽に 君におくらんはなもかな

 



93. 川岸のベンチ

灯またたき 月は水にゆれ
川岸でかたる 若者と乙女

若者のひとみ 明るく輝き
乙女の黒髪 その風にゆれる

真夏の夜空に きらめく星影
若き日の幸を 静かにささやく

白樺の木かげ 川岸のベンチに
別れの言葉を いえない二人よ

灯はきえて 月は森のかげ
別れを惜しむか 愛する二人よ

 



92. はてしなき草原

はてしなき草原よ 道はるか露にぬれて

さすらいの遠き空 明日の身を我は知らず

風よ吹け草原に わが思い伝えてよ

汝が心胸に秘め われひとり荒野ゆくと

はてしなき草原よ 雲ながれて行手遠し

 



91. バルカン星の下に

1、黒きひとみいずこ わがふるさといずこ
  ここは遠きブルガリヤ ドナウの彼方

2、はるばるこえし 山河幾千里
  夢にも忘れざりき 恋しふるさと

3、かがやくバルカンの 星の下にて
  幼き日の思い出 まぶたにえがく

4、くろきひとみよ しずけきかたらいよ
  何ものにもまして 恋しふるさと

 



90. ジグーリー(北岳の歌のメロディで)

1、川面霧立ち野辺に流れて
  連なる山はおゝジグーリーの峰よ

2、小舟静かに水面をゆれて
  美わし山はおゝジグーリーの峰よ

3、母なるボルガに春を迎える
  栄める勤めおゝジグーリーの峰よ

4、あふるる水はもすそを洗い
  海は近づくおゝジグーリーの峰よ

5、舟は波間を海に向かう
  霧に連なるおゝジグーリーの峰よ

 



89. 吹雪

1、吹きすさぶ 吹雪の道 いとしい あの娘は 遠ざかる
  とまれよ そのそり今いちど うるわしき君 わがもとに

2、雪より白い その笑顔 けがれを知らぬ その瞳
  とまれよ そのそり今いちど うるわし君 わがもとに

 



88. さらば恋人よ

ある朝めざめて さらばさらば恋人よ
めざめてわれは見ぬ 攻めいる敵を

われをもつれゆけ さらばさらば恋人よ
つれゆけパルチザンよ やがて死す身を

いくさにはてなば さらばさらば恋人よ
いくさにはてなば 山に埋めてや

埋めてやかの山に さらばさらば恋人よ
うめてやかの山に 花咲く下に

道行く人々 さらばさらば恋人よ
道行く人々 その花をめでん

 



87. しゃれこうべと大砲

1、大砲の上にしゃれこうべが うつろな眼をひらいてた
  しゃれこうべが言うことにゃ 鐘の音も聞かずに死んだ

2、雨にうたれ風にさらされて 空のはてをにらんでた
  しゃれこうべが言うことにゃ おふくろにも会わずに死んだ

3、春がきても夏が過ぎても 誰も花を手向けてくれぬ
  しゃれこうべが言うことにゃ 人の愛も知らずに死んだ

 



86. 罪つくり

1、あの時おいらは一人もの 機屋にいたものさ
  可愛いあの娘を 口説いたが罪つくり
      夏のささやきよ冬の語らい 霧にも露にも
      濡らしちゃならぬと 抱いたが罪つくり

2、子供ができてあの娘 ひそかに訪ねて来た
  お金がなくて暮らせぬと 二人で泣き合った
  いとしあの娘は身を投げて この世をのろい死んだ
  愛のまこととかたみと いかりを残して

3、今でもおいらは一人もの 息子と二人ずれ
  可愛いあの娘によく似た やさしいあのひとみ

 



85. 黒い瞳の

黒い瞳の若者が 私の心を とりこにした

もろ手を差しのべ 若者を私はやさしく むねにいだく

愛のささやきを 告げながらやさしい 言葉を私は待つ 

緑の牧場で 踊ろうよ 私の愛する黒い瞳

私の秘め事父様に 告げ口する人 誰もいない

 



84. 知床旅情

知床の岬に浜なすの咲く頃
思い出しておくれ俺達の事を
飲んで騒いで丘に登れば
はるかクナシリに白夜は明けぬ

旅の情けが酔うほどにさまよい(旅の情けか酔うほどにさまよい)
浜に出て見れば月は照る波の上
君を今宵こそ抱きしめんと(今宵こそ君を抱きしめんと)
岩影に寄ればピリカは微笑う(岩影に寄ればピリカが笑う)

別れの日は来た知床の村にも(ラウスの村にも)
君は出て行く峠を越えて
忘れちゃいやだよ気まぐれカラスさん
俺を泣かすな白いカモメ(私を泣かすな白いカモメよ、白いカモメよ)

 



83. 冬の日の恋

冬の日の恋は冷たくて
憎んでみたが忘られぬ

鏡にうつる火のように
情熱もなくて燃えるのさ

ベーゼもせずに別れてきたが
一人で想えば
なんとなく泣きたくなる

自分ではどうにもできなくて
胸をだきしめて偲ぶのさ

 



82. もずが枯木で

1、もずが枯木で鳴いている おいらはわらをたたいてる
  綿引き車はおばあさん コットン水車も回ってる

2、皆んな去年と同じだよ けれどたんねえものがある
  兄さのまきわる音が無え パッサリまきわる音が無え

3、兄さは満州へ行っただよ 鉄砲が涙でひかっただ
  もずよ寒いと鳴くがよい 兄さはもっと寒いだろう

 



81. ちいさい秋みつけた

1、だれかさんが だれかさんが
  だれかさんが みつけた
  ちいさい秋 ちいさい秋
  ちいさい秋 みつけた
  目かくしおにさん 手のなる方へ
  すましたお耳に かすかにひびく
  よんでる口笛 もずの声
  ちいさい秋 ちいさい秋
  ちいさい秋 みつけた

2、だれかさんが だれかさんが
  だれかさんが みつけた
  ちいさい秋 ちいさい秋
  ちいさい秋 みつけた
  昔の昔の 風見の鳥の
  ぼやけた トサカに
  はぜの葉 ひとつ
  ちいさい秋 ちいさい秋
  ちいさい秋 みつけた

 



80. 冬の夜

1、灯(ともしび)近く衣(きぬ)縫う母は 春の遊びの楽しさ語る
  居並ぶ子供は指を折りつつ 日数かぞえて喜び勇む
  いろり火はとろとろ 外は吹雪

2、いろりの端に縄なう父は 過ぎし昔の思い出語る
  居並ぶ子供は眠さ忘れて 耳を傾けこぶしを握る
  いろり火はとろとろ 外は吹雪 

 



79. 樅の木

樅の木 樅の木 生いや茂れる
木かげをさまよい 語りし想い出
樅の木 樅の木 今なお恋し

乙女よ 乙女よ 汝はいづこ
木かげをさまよい 誓いし幸の日
乙女よ 乙女よ いづこに行きし

 



78. お山の大将

お山の大将おれ一人
あとから来るものつき落とせ
ころげて落ちてまた登る
赤い夕日の丘の上
子供が四人青草に
遊び疲れて散りゆけば
お山の大将月一つ
あとから来るもの夜ばかり

 



77. 懐かしい顔

1、子供の頃に遊んでた
  学生時代につきあった
  いろんな友がいたけれど
     みんなにんな今はない
     ああなつかしい古い顔

2、夜遅くまですわりこみ
  笑ってのんだものだっけ
  あの底ぬけののみ仲間

3、恋いもしたっけすばらしい
  美人だったあの人も
  今じゃあわれぬ人の妻

4、心知ったともだちは
  兄弟よりもなつかしい
  同じ家に何故君は
  生まれて来てはくれなんだ

5、そうすりゃ今でもそばにいて
  なくなった友去った友
  うばわれた友いろいろな
  昔のことをかたろうに

 



76. 月に寄す

静かに空行くこよいの月に
心も和むと一人眺る
遙かになが行くみ空の旅路
清らかにしたえどわれの悲しや

 



75. 母さんの歌

母さんが夜なべをして
手袋あんでくれた
木枯らし吹いちゃ
冷たかろうて
せっせとあんだだよ
故郷の便りは届く
いろりの匂いがした

母さんは麻糸つむぐ
一日つむぐ
お父は土間で
わらうち仕事
お前もがんばれよ
故郷の冬はさみしい
せめてラジオきかせたい

母さんのあかぎれいたい
生味噌すりこむ
根雪もとけりゃもうすぐ春だで
畑がまってるぜ
小川のせせらぎが聞こえる
厳しさがしみとおる

 



74. 穂高に偲ぶ

1、あんなに愛した穂高の山に 一人で君は何故死んだ
  今は冷たいその胸に そっとかけよう十字架を

2、こんなにきれいな穂高の山に 一人で君は何故死んだ
  今は形見のピッケルに 静かに偲ぼう面影を

3、こんなに冷たい穂高の山に 一人で君は何故死んだ
  紅いヤッケのポケットの 小さなペンも今悲し

 



73. 彷浪の歌

1、そんなにお前はなぜ嘆く
  草のしとねに寝ころんで
  私のいうことお聞きあれ
  人の浮世の見栄を捨て

2、口笛吹いて気を晴らせ
  うつつの夢を見ていあれ
  くたびれ休めに山を見て
  腹がへったらめしを食え
  めしを食ったらまた歩け

 



72. ヒュッテの夜

1、雪の青さを透す窓 湯気に凍った花ガラス
  ぬくめた指で字をかけば そこから溶けてあともなく
  耳をすませば遠方に 鳴りもののあり心かよ

2、おや何の音雪崩れかと われに反れば軒端から
  部屋の温みに溶かされて 雪と氷柱落ちた音
  ストーブの湯も沸いたから お茶を飲み飲み話そうよ

3、つのる吹雪に眼がさめて 誰か呼んでる叩いてる
  山の精だとおどされて かつぐ蒲団のあたたかく
  夜のヒュッテの夜ふけどき 呼んでいたのは夢かしら

 



71. 僕の山仲間

1、僕の山仲間みんな気が揃い
  どこに登るにも必ず一緒
  ハーリーハーロー
  ハーリーハーロー
  ハーリーハーロー
  必ず一緒

2、誰かが誘えばすぐにもまとまり
  無理算段しても出かけて行くよ
  ハーリーハーロー
  ハーリーハーロー
  ハーリーハーロー
  出かけて行くよ

 



70. ハイリリ・ハイロー

恋いする人の
   ハイリリ ハイリリ ハイロー
心は降る雨の調べに似て
涙のつきないはかない虹よ
窓辺に身をもたせて
   ハイリリ ハイリリ ハイロー
明日をも知らぬ恋いよ
   ハイリリ ハイリリ ハイロー

 



69. ぼくの恋人はチロル娘

1、ぼくの恋人はチロル娘
  みどり草しげる牧場そだち
  黒いカミゾール黒い瞳
  ほほえむ姿に心おどる

2、高いいただき歌う娘
  いとしいその声山にひびく
  夕日かたむくまで歌はつづく
  あきず聞きふけるたえな調べ

3、いつまでも歌え高き峰に
  苦しみ消しさるたのしい歌を
  遙かな山々にひびくこだま
  心ひくうたは山をつつむ

 



68. かなわぬ恋

1、あそこをゆくのは ホラヒラホ
  あのこじゃないか ホラヒラホ
  まぎれもしない ホラヒラホ
  あのうしろ姿 ホラヒラホ

2、人のはなしじゃ ホラヒラホ
  かなわぬ恋に ホラヒラホ
  かなわぬ恋よ ホラヒラホ
  誰がしむけた ホラヒラホ

3、死ぬよりつらい ホラヒラホ
  あの娘のうわさ ホラヒラホ
  だんなのせがれの ホラヒラホ
  嫁になるという ホラヒラホ

4、恋にやぶれた ホラヒラホ
  男の墓に ホラヒラホ
  供えておくれ ホラヒラホ
  わすれな草を ホラヒラホ

 



67. エンメンタール美わし

1、エンメンタール美わし 我がふるさとよ
  そびゆる山脈 白銀の雪
    フディリァドウイ アイリァホ
    フディリァドウイ アイホ

2、高嶺に花咲き 雲は流れて
  ひねもすのどけき 我がふるさとよ
    フディリァドウイ アイリァホ
    フディリァドウイ アイホ

 



66. ヨハン大公ヨーデル

1、雪白きアルプスに こだまする銃音
  駒駆けて獲物追う おお勇ましヨハン
  ヨホヨホホホホホ
  ヨホホホホ

2、風かおる白樺の みどりはゆるほほに
  わかき血のいろ燃えて おお勇ましヨハン
  ヨホヨホホホホホ
  ヨホホホホ

 



65. 心は山に高き地に

1、心は山に高き地に
  心は山にふるさとに
  みねの鹿をかりし思い出の国
  心は山に高き地に

2、我が北のくにさようなら
  我を育てし強き地よ
  いずこにさまよい
  いずこにあれど
  心は向かう高き地に

3、いただき白き我が山よ
  谷間にねむる湖よ
  こけむす岩壁老いし森よ
  草にたわむる我が川よ

 



64. フニクリフニクラ 鬼のパンツ

赤い火を噴くあの山へ登ろう登ろう
そこは地獄の釜の中のぞこうのぞこう
登山電車が出来たので誰でも登れる
流れる煙は招くよみんなをみんなを
行こう行こう火の山へ
行こう行こう山の上
フニクリフニクラ フニクリフニクラ
誰ものる フニクリフニクラ

暗い夜空に赤々とみえるよみえるよ
あれは火の山ビェスビィアス火の山火の山
登山電車がおりてくるふもとへふもとへ
燃えるほのおは空にはえかがやくかがやく
行こう行こう火の山へ
行こう行こう山の上
フニクリフニクラ フニクリフニクラ
誰ものる フニクリフニクラ

鬼のパンツはいいパンツ・・・両手を頭に角の形に、手をはたいて、チョキを出す
強いぞ 強いぞ・・・両こぶしでファイティングポーズ
虎の毛皮で出来ている・・・振りがわからない時は腕をかかえる
強いぞ強いぞ
はこうはこう鬼のパンツ・・・パンツをはく動作を左右に
はこうほこう鬼のパンツ
あなたもあなたもあなたもあなたも・・・あちこち指さす
みんなではこう鬼のパンツ

鬼のパンティはいいパンティ・・・手をはたいて、T字を作る
しなやか しなやか・・・くねくねする
虎の毛皮で出来ている
しなやか しなやか
はこうはこう鬼のパンティ
はこうはこう鬼のパンティ
あなたもあなたもあなたもあなたも
みんなではこう鬼のパンティ

 



63. 私の焚き火

1、夜霧にまたたき燃える焚き火よ
  思いでしのびてわれはたたずむ

2、遠い草原の天幕のかけ
  花摘み歌いしジプシーの娘

3、別れに結んだあの肩掛よ
  とび色の瞳忘れられぬ

4、明日はいずこに旅行くジプシー
  二人のさだめああ誰ぞ知る

5、夜霧にまたたき燃える焚き火よ
  思いでしのびてわれはたたずむ

 



62. 山の一日

1、明るくたのしい山の一日 朝日と一緒に歩き出し
  あの山この峰よじ登り 夜はみんなで歌おうよ

2、暗い悲しい山の一日 そぼふる雨にぬれながら
  あの谷この沢ヤブをこぎ それでもみんなで歌おうよ

 



61. 古き山小屋

1、はるかにそびゆ 山のうえに
  思い出ふかき 山小屋あり
  雪と岩に とりかこまれて
  いまはくちゅく なつかし小屋

2、はるかにそびゆ 山のうえに
  いまはくちはつ 小屋をたずね
  すぎし幸の 想い出しのび
  心はせまり まなこうるむ

 



60. 山にたおれし君

1、激しき雪崩れの手に 君はたおれたり
  われら進む道ひらかんと 栄あるつとめにささげ
  雄々しき最後とげぬ

2、永遠のわかれつげつつ 愛する山に君
  親しき友のわれら 君がはかばに立ちて
  やすらかにねむれど

 



59. 若き生命山に

1、今雲わきて風すさび 岩の肌に身をよせて
  血と汗流しよじ登り 生命のかぎりさけぶかな
      思えばいく度ぞ わが鬼の血は燃える

2、明日の生命を誰が知る 若き血汐に身をゆだね
  ザイルと共にあの壁へ 今日の生命求めつつ
      思えばいく度ぞ わが鬼の血は燃える

3、緑風かおる穂高の 山にくるう岩のなみ
  風にそよぐ赤い花 青き空の美しさ
      思えば古えの 友に別れていく年ぞ

 



58. 落 葉 松

からまつの林を過ぎて
からまつをしみじみと見き
からまつはさみしかりけり
山ゆくはさみしかりけり

からまつの林を出でて
からまつの林に入りぬ
からまつの林に入りて
また細く道はつづけり

からまつの林の奥も
山が通る道はありけり
霧雨のかかる道なり
山風のかよふ道なり

 



57. ナンダコットの歌

神の身も座か巨人の白か
とざす雪雲氷の林
峰を仰げば血汐はもえる
ナンダコットは二万尺

すさぶ夜嵐雪崩のひびき
夢は不気味なヒマラヤアドム
大地恋しや第三キャンプ
ナンダコットの夜はふける

雪のスロープ氷のテラス
にぎるザイルは命のつなよ
登る氷壁ピッケルだより
下はクレパス五千じん

雄と方々峠に立てば
山は美わしモルゲンロート
いざや若人 息吹も高く
雪の処女地に印せよ

 



56. さすらいの歌

今日は野を越え
明日山こえて
行方定めぬ我旅路

山は命のみそぎの場所よ
下ははるばる山幾里

夏は真昼のお山の谷に
しばし憩えば百合が咲く

咲いた花ならつまみもできず
涙ながらに西東

守れ権現我らの旅を
明日の旅路が気にかかる 

 



55. 白い想い出

1、雪が降ってきた
  ほんの少しだけど
  私の胸の中に
  つもりそうな雪だった
  幸をなくした
  黒い心の中に
  冷たくさびしい
  白い手がしのびよる

2、雪がとけてきた
  ほんの少しだけど
  私の胸の中に
  つもりそうな雪だった
  灰色のくもが
  私におしえてくれた
  明るい日ざしが
  すぐそこに来ていると

 



54. 心の花園

1、ここから出て行きゃ
  つめたい世間
  あなたにあげましょ
  命もなにも
  行くなよこここそ
  心なごむ花園

2、ここから出て行きゃ
  つめたい滝谷
  下るルンゼに
  さかまく雪崩
  行くなよこここそ
  心なごむ花園

3、落石うなる
  このグレポンは
  うばうぞお前の
  命もなにも
  行くなよこここそ
  心なごむ花園

 



53. かわらぬ恋

1、しずけき山の夜 一人たたずめば
  はるかなる空に 遠き君思う
  
2、故郷いでし日 花かざる君の
  泣きぬれしほほえみ わが心にあり

3、故郷の心 夜空にささやき
  遠き君想えば 熱き血流れる

4、激しきたたかい 神われをまもる
  やがて会う日を待ち 君よ安らかに

5、鐘の音ひびき つらきつとめ終え
  小屋の窓辺にみる 遠き君の夢

 



52. ぼくらの故郷

1、なつかしいあの山 ファリファリファ
  ぼくらの故郷 ファリファリファ
  真白き森に 兎たわむる
     ファリァ ファリァ ファリァ
     ファリァ ファリァ ファリァ
       
2、めぐり来し雪山 ファリファリファ
  ぼくらの故郷 ファリファリファ
  粉雪かむる もみの木うれし
     ファリァ ファリァ ファリァ
     ファリァ ファリァ ファリァ

3、まちかねし冬の日 ファリファリファ
  ぼくらの故郷 ファリファリファ
  谷間の小屋に ストーブ燃える
     ファリァ ファリァ ファリァ
     ファリァ ファリァ ファリァ

 



51. 雪子の灯

1、白銀けむる アルプスの
  小屋にやさしい むすめ一人
      その名は雪子
      ともす灯に
      夢ゆれるよ夜空遠く
     
2、雪崩れを聞いて 目をとじて
  山の幸せ祈る むすめ
      その名は雪子
      ともす灯に
      夢ゆれるよ夜空遠く 

3、いとしい人の ねむる谷
  泣かずにまもって 生きる花か
      その名は雪子
      ともす灯に
      夢ゆれるよ夜空遠く

 



50. コザック悲歌

1、夕ぐれのうらさびしい
  くさはらの果てに
  つかれきった馬に乗って
  コザック兵がなげく
     
2、この強い私の馬よ
  さあしっかりせよ
  行くさきも遠くはないよ
  もう少しのがまん

3、今夜のうちに行きつかぬと
  命にかかわる
  おまえだけが頼みだぞよ
  これをきいておくれ

 



49. 山行く心

1、春の山行く人の心は
  雪解の水に問わば答えん
     
2、夏の山行く人の心は
  高嶺の花に咲いて語らん

3、秋の山行人の心は
  空行く雲にとわば教えん

4、雪をも忍ぶ常磐の緑
  強き心に冬の山行く

 



48. 山頂の嵐

吹きまくる嵐は 頂きゆるがせ
沸き立つ雲の大波 岩に砕け散る
鳴り渡る雷 嵐をおさめて
黒雲の破れ間より 夕日さやけし

 



47. ヒニクリヒニクレ

1、スルスルと岩のぼる
  あれはゴリラかイエティか
     いえいえちがいます
     あれは○○の○○さん
     オーへロー ハリメラ
     ヒャラリオーマニティー オーヘロ
     
2、ムシャムシャと飯をくう
  あれは乞食かルンペンか

3、ダセダセと金を取る
  あれは税務署かゆすり屋か

4、レイレイと奇声をあげる
  あれはカラスか七面鳥

5、グウグウといびきかく
  あれはムジナかハッカイか

 



46. 谷川岳の歌

1、一の倉より春の陽あがりゃ
  友の目覚めぬ底雪崩れ
  峰を吹きまく雪煙消りゃ
  銀のまぶしい銀のまぶしい耳二つ
     
2、谷の夜霧が朝陽をあびりゃ
  峰にはにかむバラの色
  ザイルしごいて希望を描きゃ
  山の神秘が山の神秘が身にしみる

3、山の影から夕べが湧けば
  ままよオカンだ草枕
  澄んだ星空たき火でこがし
  熊と踊ろよ月明り

4、冬の憧れ谷川岳よ
  今も久遠の白すがた
  心静かに頂きふめば
  青い氷りが青い氷りが華と散る

 



45. ザイルの友

1、落石のきこえる 山で
  今日もまた あいつを思う
  誰にでも 好かれたあいつ
  だけど もう会えないあいつ
        ルル・・・ ザイルの友よ
     
2、あの山で 一緒にくらし
  この谷で かたりあかした
  あの時の つぶらな瞳
  美しく かがやいていた

3、この山は 君のふるさと
  あの壁が 君をうばった
  何となく 気のあったあいつ
  だけど もう会えないあいつ

 



44. ピオレの誓い

1、雪と岩 雪と岩
  こごし深山に薄氷の
  しとね破りて咲きかおる
  銀の花びら幸あれや
  ザイルの集いエーデルワイス
     
2、雪と空 雪と空
  寒き高嶺に積みおえし
  ケルンのかたに咲きほこる
  氷久のいさおし栄えあれや
  ピオレの誓いエーデルワイス

 



43. シェニクのピッケル

1、もしも私が ヒマラヤへ
  行けたとしたら 嬉しいわ
  氷りの岩場を 切りひらき
  私の彼氏を通します
  天をつき 雪のある
  そんなお山を 待ってるの
    
2、私の好きな あの人は
  とても強いけれど 呑気なの
  ザイルさばきは すてきだが
  いつでもへばっているばかり

 I love a mountain
    He is a snowman
 My man is all man
    and only one for me

3、ある雪の夜の 山小屋で
  私をだいて ヒマラヤの
  お話しきかせて くれたけど
  ただそえだけなの寂しいわ
  夢にまで見ているのに
  ちっともいかせてくれないの 

4、私はシェニクの ピッケルよ
  いつもさびしく 床のすみ
  高いお山に つれてって
  くださる時は来ないかしら

 I love a mountain
    He is a snowman
 My man is all man
    and only one for me

 



42. 赤いヤッケ (りんごの歌のメロディで)

1、赤いヤッケに夕焼け小焼け
  ほんにお前はお洒落もの
     山よさようなら
     呼ぶなよ山よ
     街へ戻って行く俺を
    
2、おしえられたよ氷りや雪を
  だいてこらえている山に

3、山よ分かるかピッケル振った
  山の男の挨拶を 

4、いつかあの娘とウェディングベルを
  山の頂で鳴らしたい

 



41. 一人の山男

1、山にあこがれ 山に行き
  ことばすくなに ただ歩む
    
2、一人淋しく たたずめば
  たばこの煙 ただ一すじ

3、恋いにやぶれて 夢にもやぶれ
  夕日 しずかに山にしずむ 

4、雪けいすべりて 岩場を登り
  ふるる岩はだの つめたさよ

 



40. 池の平慕情

1、君よ今想えるや
  過ぎし日の 山は
  今宵なお 我をやすらかに待てり
  
2、仰ぎ見る 岩の壁
  月は 今さしぬ
  むらさきの花々 いずこにかねむる
  

3、まくらべに 水の音
  遙かなる 旅よ
  ありし日の道を あすもまた辿らん 

4、わが祈り 露とはて
  君とわに 逝くきぬ
  かぎりなき 星のまたたける国へ

5、誓いし かのことば
  君ゆえに悲し
  ただ一人 われは歩みゆくものぞ
  ただ一人 われは 山をゆくものぞ

 



39. 若者

1、どこへ行くかと たずねる人に
  道の向こうの朝陽を指さす
  会いに行くのさ 初恋の人
  はらあの山は おれのあの娘さ
      さあ進もう 君が若者なら
      明日へ続く この道を
  
2、なぜ笑うかと たずねる人に
  山の向こうの夕日を指さす
  待ってるからさ むかしのなじみ
  ほらあの山が おれの恋人
      さあ進もう 君が若者なら
      希望に続く この道を
  

3、なぜ急ぐかと たずねる人に
  雲のよどんだ あの空指さす
  心せくのさ 霧がでてきた
  ほらあの雲は 嵐の前ぶれ
      さあ走ろう 君が若者なら
      今来た道を ひきかえそう
  

4、なぜ帰るかと たずねる人に
  歯をくいしばり その時応える
  だれか呼ぶのさ まだ死なないで
  ほらあの声は おれのおふくろ
      さあ帰ろう 君が若者なら
      勇気を出そう 男らしく

 



38. 硫黄尾根班の歌

1、北鎌の灯が星空に浮かんでいる
         ホヨホヨヨ ホヨホヨヨ
         山が呼んでる
  
2、千丈の谷へだてて天幕が呼び合うよ
  

3、ラーメンとペミカンじゃお昼までもたないよ
  

4、停滞の朝くらいがっちりと食いたいよ

5、北鎌と硫黄から槍めざしアタックよ

6、北鎌に負けるなと穂先までサポートよ

7、元旦の穂に立っておめでとうの握手だよ

 



37. 浜辺の歌

1、あした浜辺を さまよえば 昔のことぞ しのばるる
  風の音よ 雲のさまよ 寄する波も 貝の色も

2、ゆうべ浜辺を もとおれば 昔の人ぞしのばるる
  寄する波よ かえす波よ 月の色も 星のかげも

3、はやてたちまち波をふき あかものすそぞ ぬれひじし
  病みしわれは そでに癒えて 浜辺の真砂 まさごいまは 

 




36. 我が山小屋

1、山脈見渡す牧場の小屋は なつかしわが憩いの家よ
  牛も馬も我に慕い寄れば 寂しさも苦労にならぬ
  大空にはあらわし舞うも見え 丘にはかもしかかける
  小鳥のさえずり絶えるひまなく ここはいつも楽園よ

2、遙かの高嶺に雪残れど 春の日のどかにさして
  牧場を流れる小川のほとり とりどり咲き匂う
  晴れわたりし青空眺めれば 自ずと歌わきいでて
  自然をわが友として暮らす身は 悩みもなくいと楽し

 



35. 別れの日はつらい

1、別れの日はつらいぼくらの山よ
  遠い頂きに別れのこだま
  遠い頂きに別れのこだま

2、別れの日はつらいタンネの小道
  雪けむりあげて滑るは楽し
  雪けむりあげて滑るは楽し

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

1、別れの日はつらい 僕らの山よ
  遠い頂きに 別れのこだま
  遠い頂きに 別れのこだま

2、別れの日はつらい タンネの林よ
  深い粉の雪 うさぎがはねる

3、別れの日はつらい 果てなき斜面
  雪煙上げて 滑る楽しさ

4、別れの日はつらい 谷間の小屋よ
  煙るいろりに ゆらめく明り

5、別れの日はつらい 輝く尾根よ
  かたむく夕日に シュプール光る

 



34. 新人哀歌

1、いいぞいいいぞとおだてられ
  死物ぐるいで来てみれば
  朝から晩までめしたきで
  景色なんぞは夢のうち

2、チーフリーダーはぢぢくさい
  サブリーダーはばばくさい
  あとのリーダーはエロくさい
  メッチェン通れば頭右

3、二年部員は小生意気
  新米なんかと話しずき
  地獄の二丁目ワンゲル部
  好んで入る馬鹿もいる

4、蝶よ花よとおだてられ
  何の苦労も知らないで
  負荷稼業に身をやつし
  泣き泣き登る雪の山

5、家へ帰ればお坊ちゃま
  山へ登れば新部員
  何の因果でシゴかれる
  まぶたに浮かぶ母の顔

6、いわゆるあの娘はお嬢さん
  俺はしがない山ガラス
  月をながめてあきらめる
  笑ってくれるなお月様

エーデルブルース
1、チィーフリーダーは 女の子
  サァーブリーダーも 女の子
  あとの部員も 女の子ォォ (あとのメンバーも)
  かけるファイトは戦闘機 (登るファイトは)

2、山の高嶺のオコンジに
  雪も岩もなんのその
  だけど心は薄雪草
  ひやけどめぬるいじらしさ




33. ワンゲル男児

1、色は黒いがよーお
  ワンゲル男児は
  男意気ならよーお
  ○○一だよ

2、朝は早よからよーお
  ワンゲル男児は
  汗をかきよーお
  ピークをめざすよ

3、ピーク立ったらよーお
  ワンゲル男児は
  空に向かってよーお
  コールをきかすよ

4、秋になったらよーお
  ワンゲル男児よ
  我を忘れてよーお
  涙を流すよ

5、月のさし込むよーお
  ワンゲル男児よ
  酒を飲み飲みよーお
  青春語るよ

6、冬になったらよーお
  ワンゲル男児よ
  我をわすれてよーお
  雪をめざすよ

7、雪はまったくよーお
  ワンゲル男児よ
  寒さ忘れよーお
  若さだけだよ




32. 陸軍小唄 岳人小唄

1、いいじゃありませんかワンゲルは
  カネのおわんに竹のはし
  仏さまでもあるまいし
  一ぜんめしとは情けなや

2、腰のザックにすがりつき
  つれて行かんせどこまでも
  つれて行くのはやすけれど
  女は乗せないワンゲル部

3、女乗せない戦車なら
  長い黒髪バッサリと
  男姿に身をやつし
  付いて行きますどこまでも

4、青いお空が鏡なら
  人目見せたやこの姿
  「・・・」さんそれ見て嘆くだろう
  百年の恋も今日かぎり

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

1、腰のハンマーにすがりつく
  つれていきゃんせ谷川へ
  つれて行くのはやすけれど
  女にゃ登れぬ一ノ倉

2、女登れぬ岩場なら
  長い黒髪断ち切って
  岳人姿に身をやつし
  ついていきますどこまでも

3、無理はおよしよおじょうさん
  ダンスパーティじゃあるまいに
  命かけた岳人の
  まねができる筈がない

4、命かけろというけれど
  山が命の貴方なら
  恋の命のこの私
  判らぬはずがあるまいに

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

1、いいじゃありませんかワンゲルは
  金のおわんに竹のはし
  仏さまでもあるまいし
  一ぜん飯とは情けなや

2、日本アルプス良い山さ
  パーマネントにスラックス
  尾のないキツネが出るそうな
  俺ら二三度騙された

3、腰のハーケンにすがりつき
  つれて行かんせあの山へ
  つれて行くのはいいけれど
  女は登れぬ槍穂高

3、女にゃできないと言うけれど
  長い黒髪立ち切って
  岳人姿に身をやつし
  ついて行きます何処までも

4、女にゃ出来ないと言うなかれ
  チムニー登りじゃひけとらぬ
  大きなおしりのフリクション
  男にゃ真似が出来ません




31. 氷壁

1、登って来るとうなずいて
  後はだまって行った人
  雪と氷の山が呼ぶ
  松本行きの夜の汽車
  
   *あーそのまま帰らない
    あーそのまま帰らない

2、忘れじの人の名を消して
  山という字でうずめてる
  青い表紙の山日記
  涸沢の山雪明り
 
3、氷の壁をよじ登る
  若い命の美しさ
  握るザイルを一すじに
  穂高の山に雪が降る




30. エメラルド

1、あなたのほほにポッツリと
  僕の涙が落ちたっけ
  星の光はエメラルド
  涙の色もエメラルド

  *ああ あの口づけを あの人は今も
   覚えているだろか ああいやしない
   ああ そんなことない

2、どうしてよいのかわからない
  そっと貴女はうなだれる
  白いうなじはエメラルド
  こぼれる花もエメラルド

3、きれいな月のでる夜は
  いつもあなたの夢を見る
  ほのかな夢はエメラルド
  さめても消えぬエメラルド




29. 農兵節

富士の白雪ゃノーエ 富士の白雪ゃノーエ
富士のサイサイ 白雪ゃ朝日で溶ける

溶けて流れてノーエ 溶けて流れてノーエ 
溶けてサイサイ 流れて三島に注ぐ

三島女郎衆はノーエ 三島女郎衆はノーエ
三島サイサイ 女郎衆はお化粧が長い  

お化粧長けりゃノーエ お化粧長けりゃノーエ
お化粧サイサイ 長けりゃお客が困る

困れば石の地蔵さん

地蔵さんは頭が丸い

丸けりゃ鳥がとまる

とまれば娘島田

島田は情けでとける




28. パカみたよ

1、ポークがしゃんぽにでかけたとちに
  なかいうとんを見ちゅけたよ
  なかいうとんと思ってみたら
  パンチュのひもでパカみたよ

2、ポークがしゃんぽにでかけたとちに
  きれいなしんちゅを見ちゅけたよ
  きれいなしんちゅと思ってみたら
  いわしの目たまでパカみたよ

3、ポークがしゃんぽにでかけたとちに
  大きなまんちゅを見ちゅけたよ
  大きなまんちゅと思ってみたら
  馬のふんちょでパカみたよ

4、ポークがしゃんぽにでかけたとちに
  ピールピンのフタを見ちゅけたよ
  ピールピンのフタと思ってみたら
  ピールピンのかけらでパカみたよ
  ピールピンのフタならクンショになるが
  ピールピンのかけらでパカみたよ

5、ポークがしゃんぽにでかけたとちに
  大きなカマクチを見ちゅけたよ
  大きなカマクチと思ってみたら車に
  ひかれたカミカエルでパカみたよ




27. 御飯だ御飯だ

  御飯だ御飯ださあ食べよ
  風はさわやか心も軽く
  みんな元気だ感謝して
  楽しい御飯ださあ食べよ




26. 山恋

1、同じ思いにあこがれて胸にいだいて
  行く道は希望の道ぞ山男
  いざ共々に進まなん
 
2、人皆花に酔うころは残雪恋し
  山に来て涙を流す山男
  雪解の水に春を知る

3、故郷の山低けれど夏はアルプス
  岩は呼ぶ岩に寄すれば山男
  無我を悟るはこの頃ぞ

4、深山の紅葉初時雨(みやまのもみじはつしぐれ)
  テントぬらして暮れて行く
  心なき身の山男
  淋しさ知るはこの頃ぞ

5、街の乙女ら想いつつ尾根の処女雪
  貴けつつシュテムボーゲン山男
  外寝の雪は言いがたし(こうぜんの身にやみがたし)

山男の歌
1、同じ山へのあこがれを
  胸に抱いて行く道は
  理想の道さ山男
  ああ荒陵の山男

2、人みな花に酔うころも
  残雪越えて山に入り
  涙を流す山男
  雪解の水に春を知る

3、灼熱もゆる炎天に
  稜線たどる山男
  苦難の道ぞ山男
  谷間の木影へさそう道

4、秋逍遙と吹く風に
  胸に思うはただ一つ
  新雪の山憧れて
  せまる思いの山男

5、寒月冴える冬空に
  久遠の光なげる星
  なにをか思う山男
  孤独の道を一人行く

6、静寂無限白銀の
  世界にいどむ山男
  理想の道ぞ山男
  寒気もゆる山男




25. ライダース・イン・ザ・スカイ

1、町を離れて野に山に
  行く手定めぬ俺達は
  夕べの星みりゃしみじみ忍ぶ
  遠い昔の物語ああ物語

2、あの娘は良家のお嬢さん
  俺はしがない山男
  山を歩いて慰める
  笑ってくれるなお月様ああお月様

3、はかない恋に泣いたとて
  山鳥飛び放つ朝が来りゃ
  俺達の心は喜びにあふれ
  群れたつ鳥さえ夢を呼ぶああ
  夢を呼ぶ

4、暗い谷間をかけ登り
  峠の緑に憩う時そびゆる
  白いあの峰に向かって大きな
  あくびしたあああくびした
  ライダース・イン・ザ・スカイ

町をはなれて
1、町をはなれて野に山に
  行方さだめぬ俺達は
  夕べの星みりゃほのぼの忍ぶ
  遠い昔の物語 あゝ物語

2、はかない恋に泣いたとて
  嵐吹き込む朝が来りゃ
  おいらの心は喜びあふれ
  群れたつ鳥さえ夢を呼ぶ あゝ夢を呼ぶ

3、暗い谷間をさかのぼり
  峠の緑に憩う時
  輝く白いあの峰に
  向かって大きな
  あくびした あゝあくびした
  ユウマイティ ユウマイティ
  あゝ インザ スカイ




24. 守れ権現

1、守れ権現夜明けよ霧よ
  山は命のみそぎ場所
  行けよ荒くれどんどと登れ
  山は男の度胸だめし

  六根清浄お山は晴天
  どぶろく焼酎おいらはごきげん

2、何を奥山道こそなけれ
  水も流るる鳥も鳴く
  馬子は追分木樵は木やり
  朝は裾野の放し駒

3、風よ吹け吹け笠吹き飛ばせ
  笠は紅緒の荒結び
  雨よ降れ降れざんざとかかれ
  肩のきさごもダテじゃない

4、山は百万石木萓の波よ
  木萓超えればお花畑
  雪の御殿に氷の厳窟
  滝は千丈の逆おとし

5、さあさあ火を焚けごろりとままよ
  木の根枕に嶺の月
  夢にゃ鈴蘭谷間の小百合
  酒の肴にゃ山鯨

6、守れ権現鎮まれ山よ
  山は男のみそぎ場所
  雲か空かと眺めた山も
  今じゃわしらが眠り床




23. 山の友よ

1、まき割り飯炊き小屋そうじ
  みんなでみんなでやったっけ
  雪どけ水が冷たくて
  苦労したことあったっけ
  今ではみんな遠く去り(今では遠くみんな去り)
  友をしのんで仰ぐ雪

2、前傾外傾全制動
  みんなでみんなでやったっけ
  雪が深くてラッセルに
  苦労したことあったっけ
  今ではみんな遠く去り
  友に便りの筆をとる(友の写真に眺め入る)

3、唐松萌ゆる春山に
  みんなでみんなで行ったっけ
  思わぬ雪に輪かんはき
  苦労したことあったっけ
  今ではみんな遠く去り
  友の姿を夢に見る(友よお前は我が心)

A、幕営グリセー岩登り
  みんなでみんなでやったけ
  ルンゼで雨にたたかれて
  苦労したことあったけ
  今では遠くみんな去り
  友に便りの筆をとる

C、堅炭、八峰、ジャンダルム
  みんなでみんなでやったけ
  岩の雪崩れをひきおこし
  苦労したことあったけ
  今では遠くみんな去り
  友の姿を夢に見る




22. 山への祈り

Am Dm Am
1、雪の肌にそっと 耳をあてれば
Am Em
  美しい歌が聞こえてくる
Am Dm E Am
  山の胸に眠る生命の声が

2、雪の中の谷間 岩のほとりに
  つつましくゆれる白い花
  山の胸に眠る生命の姿

3、雪もとけて山に 春がめぐれば
  一すじの煙立ち上るよ
  山に別れを告げる生命のこころ




21. おいらのリーダー

1、おいらのリーダーはよ
  槍の穂先では
  ひねたきゅうりをよ
  拾って食っただよ

2、おいらのリーダーはよ
  雪降るテントでよ
  ワイ歌歌ってよ
  寒さしのいだよ




20. 眠れ山よ

1、眠れ山よ
  別れの夜を安らかに
  夏に花咲き
  冬に雪舞う
  眠れ山よ

2、いくたび越えし
  あの山この山さびしく仰ぐ
  星のかがやく
  うつくしい姿
  心に刻む




19. 一日の終わり 燃えろよ燃えろ

星影さやかに
静かにふけぬ
つどいの喜び
歌うはうれし

なごりはつきねど
まどいははてぬ(つどいははてぬ)
きょうの一日の幸
静かに思う

燃えろよ燃えろよ
ほのおよ燃えろ
火の粉をまきあげ
天までこがせ

照らせよ照らせよ
真昼のごとく
ほのおようずまき
闇夜をこがせ

燃えろよ照らせよ
明るく熱く
光と熱との
もとなるほのお




18. 火の山

1、火の山のふもとの村よ
  なつかしきふるさと
  花に木に梢の鳥に
  光満ちてるわが里

2、唐松の林をいでて
  岩清水湧くほとり
  白樺は白く気高く
  狭霧にぬれて立つよ

3、緑濃き牧場のさくに
  たたづめる若き日は
  牛よ馬よ真白き雪よ
  憧れのせて行くよ

4、遠い町へ旅立ち行けど
  いつの日にか帰り来ぬ
  火の山のふもとの
  そばの花さくふるさと




17. 山の大尉

1、山の大尉は傷ついた
  部下の山岳兵達にもう一度
  ここで会いたいと息たえだえにことづけた

2、部下の山岳兵はことづけた
  靴がないので歩けない靴をはいても
  はかんでも山岳兵に会いたいと

3、日はさし昇る山の朝
  山岳兵はおとずれた大尉殿何の
  命令です我らはここにつきました

4、私の体を五つに切ることを命じ
  ます第一の切はイタリア皇帝に
  部下の兵の記念にと

5、第二の切は連隊に大尉であった
  記念にと第三の切は我が母へ
  息子の兵の思い出に

6、第四の切は恋人へ我が初恋の思い出
  に最後の切は山々へバラで山を
  おおうため




16. 青春牧場

1、若い黒牛黒牛がホイ
  可愛い牝牛にアノネと言った
  アノネのその後言えなんだ
  だから牧場は春なのさ春なのさ
  いつでもいつでも春なのさ

2、角がぬれたか朝露にホイ
  大きな瞳も光ってぬれた
  どうしてぬれたか知らなんだ
  だから牧場は春なのさ春なのさ
  いつでもいつでも春なのさ
  
3、遠い山に峰の雲ホイ
  空さえ毎日若くて青い
  風さえ強くは吹かなんだ
  だから牧場は春なのさ春なのさ
  いつでもいつでも春なのさ

4、若い黒牛黒牛がホイ
  今夜も三日月だまって見てる
  三日月なんとも言えなんだ
  だから牧場は春なのさ春なのさ
  いつでもいつでも春なのさ




15. ピレネーの山の男

1、ピレネーの山の男は
  いつも一人雲の中で
  霧にぬれ星をながめて
  物言わず伐るは樅の木
  ハイホー ハイホー
  千年の古い苔の木

2、ピレネーの山の男よ
  いつも一人何を想う
  雨降れば小屋の小鳥に
  ひげなでて昔を語る
  ハイホー ハイホー
  思い出の愛のこま鳥

3、ピレネーの山の男よ
  春は行き夏が来るよ
  角笛は風に流れて
  旅馬車は今日も急ぐよ
  ハイホー ハイホー
  故郷のおまえの町へ




14. エーデルワイスの歌

1、雪は消えねど春はきざしぬ
  風はなごみて日はあたたかし
  氷河のほとりを滑りてゆけば
  岩影に咲くアルペンブルーメ
  紫匂う都をあとに
  山にあこがれ若人の群れ

2、エーデルワイスの花ほほえみて
  するどき岩角金色に照り
  山は目覚めぬ夏の朝風
  乱雲おさまり夕空晴れぬ
  命のザイルにわが身をたくし
  思わず仰ぐアルペングリューエン

3、星影さやかに空すみわたり
  葉ずえの霧に秋立ちそめぬ
  女神のごとく白樺の森
  金と銀とによそおいこらし
  くれないもゆる山より山へ
  行方も知らずさすらいゆかん

4、吹雪は叫びたそがれ迫り
  求むる小屋のあかりも知れず
  ああこの雪山ちょうじょうとして
  シーロイファー行手を閉ざす
  ああこの雪原じゃくばくとして
  寒月するどくシュプール照らす

5、ああれいろうの雪の高嶺に
  心静かに頂きに立ち
  尊き山の教えを受けん
  身も魂もけがれは消えて
  とわに輝く泊光のうちに
  清き幸をば求めうるらん




13. 氷のゆりかご

  CHC歌集 (中央大学ハイキング部)より 

1、眠むたいんですお父さん
  一日吹雪と戦って
  ラッセルしたけど
  無駄でした
  お父さん
  とても疲れて眠むたいんです


2、生きたいんですお兄さん
  白いきびしい山にきて
  生きてる喜び
  知りました
  祈ってください生きたいんです

3、泣きたいんですお母さん
  シラフザックはびしょ濡れで
  足の感じが
  ないんです
  お母さん
  心細くて泣きたいんです



12. 穂高よさらば

1、穂高よさらば 又来る日まで
  奥穂にはゆる あかね雲(奥穂にもゆる あかね雲)
  かえりみすれば 遠ざかる
  まぶたに浮かぶ ジャンダルム

2、穂高よさらば 又来る日まで
  北穂につづく 岩の峰(北穂にのこる 雪の原)
  かえりみすれば 遠ざかる
  まぶたに浮かぶ 大正池

3、穂高よさらば 又来る日まで
  前穂につづく 又白池(前穂につづく 岩の峰)
  かえりみすれば 遠ざかる
  まぶたに浮かぶ びょうぶ岩(まぶたに残る 又白の池)

4、焼岳さらば 又来る日まで
  独標山と 山の肌
  かえりみすれば 遠ざかる
  まぶたに残る 大正池




11. 谷川小唄

1、夜の上野のプラットホーム
  可愛あの娘が涙でとめる
  止めて止まらぬおいらの恋
  山の男の度胸だめし
      ドコズンドコズンドコ

2、泣いちゃいけない笑顔におなり
  たかがしばしの別れじゃないか
  可愛お前の泣き顔見れば
  ザイルさばきの手がにぶる

3、いきなチロルよザイルを肩に
  行くぞ谷川チョイト一の倉
  仰ぐ岸壁朝日に映えて
  今日はコップか滝沢か

4、行こうかもどろうか南稜テラス
  行けばあの娘が涙を流す(戻りゃ俺らの心がすたる)
  戻りゃ俺らの心がすたる(行けばあの娘が涙を流す)
  山の男はつらいもの

5、歌うハーケン伸びろよザイル
  何のチムニーオーバーハング
  軽く乗り越し目の下見れば
  霧が流れる本谷を(へ)

6、急な草付慎重に越せば
  やっととび出る国境稜線
  固い握手に心も霧も
  晴れて見えるはオキの耳

7、右に西黒 左にマチガ
  中にひとすじ西黒尾根を
  今日の凱歌に足取り軽く
  駆けりゃ土合もはや真近

8、さらば上越湯桧曽の流れ
  さらば土合よ谷川岳よ
  またの来る日を心に誓い
  たどる列車の窓の夢




10. いつかある日

  C        C7  G7
1、いつかある日山で死んだら
    F DmC F G7 C
  古い山の友よ伝えてくれ

2、母親には安らかだったと
  男らしく死んだと父親には

3、伝えてくれ愛しい妻に
  俺が帰らなくても生きて行けと

4、息子達に俺の踏みあとが
  ふるさとの岩山に残っていると

5、友よ山に小さなケルンを
  つんで墓にしてくれピッケル立てて

6、俺のケルン美しいフェイスに
  朝の日がかがやく広いテラス

7、友におくる俺のハンマー
  ピトンの歌声を聞かせてくれ




09. 残雪

1、月かげに残雪淡く
  山は静かに眠る
  山小屋のひそけき窓に
  夢は流れる
  雪に埋もれし花か
  遠き初恋の人
  想い出のほた火はもえて
  胸に迫りくる

2、月かげに残雪淡く(はるかなる残雪深く)
  愛の誓いもむなし
  寂しさにしじまを呼べど(泪してこだまを追えど)
  やみに消え行く
  雪に埋もれし花か
  遠き初恋の人
  白樺の林の道を
  たどる人もなし
  たどる人もなし




08. 蔵王の山男

1、色は黒いが気はやさし
  胸にファイトの火が燃える
  身にはボロ服まとえども
  おいら蔵王の山男
     ああ楽しき我が心

2、お花畑でみる夢は
  遠いカンチェかマナスルか
  ザイルさばいてあの壁を
  おいら蔵王の山男
     ああ楽しき我が心

3、雪崩とどろく雪道を
  たどりゃ春風我がほほに
  シールはずして雪だるま
  おいら蔵王の山男
     ああ楽しき我が心

別の歌集より
3、雪の穂高か北鎌か
  雪より清いあなたでも
  住んでる世界が違うため
  所詮かなわぬこの願い
     ああわびしき我が想い




07. 山賊の歌

1、雨がふれば小川ができ
  風がふけば山ができる
  ヤッホヤッホホホ淋しいところ
  ヤッホヤッホホホ淋しいところ

2、夜になれば空には星
  月がでればおいらの世界
  ヤッホヤッホホホ皆んなを呼べ
  ヤッホヤッホホホ皆んなを呼べ

3、風が吹けば波がたち
  波がたてば船が沈む
  ウッシウッシシシ人の物は
  ウッシウッシシシおいらの物さ




06. ダンチョネ節

1、山の男は荒くれ者だよ
  だけど時にはね花も摘む
      ダンチョネ

2、月のさし込むお山のテントでよ
  可愛あの娘のね夢をみる
      ダンチョネ

3、山のおやじと山男にはよ
  可愛娘はね嫁にはやれぬよ
      ダンチョネ

4、山の男にゃ娘はやれぬよ
  やれぬ娘がね行きたがる
      ダンチョネ




05. 山へ行く道で

1、山へ行く道で
  好きな娘(こ)にあったならば
  山へ行く道で
  いちごを摘んでた
  一つほう二つほう
  たんと摘んだならば
  早く帰りなさい
  山に夜が来る(森に夜が来る)

2、山へ行く道で
  好きな娘にあったならば
  山へ行く道で
  クルミを拾ってた
  一つほう二つほう
  たんと拾ったならば
  早く帰りなさい
  山に星が降る




04. 山男の歌

1、娘さんよく聞けよ
  山男にほれるなよ
  山で吹かれりゃよー
  若後家さんだよ

2、娘さんよく聞けよ
  山男の好物はよ
  山の便りとよー
  飯盒のめしだよ

3、山男よく聞けよ
  娘さんにほれるなよ
  娘心はよー
  山の天気よ

4、山男同志の
  心意気はよ
  山できたえたよー
  友に学ぶよ




03. 岳人の歌

1、星の降るあのコール
  グリセードで
  あの人は来るかしら
  花をくわえて
  アルプスの恋歌心ときめくよ
  なつかしの岳人やさしかの君

2、白樺にもたれるは
  いとし乙女か
  黒百合の花を
  胸に抱いて
  アルプスの黒百合
  心ときめくよ
  なつかしの岳人やさし彼の君




02. シーハイル

1、岩木のおろしが吹くなら吹けよ
  山から山へと我らは走る
  昨日は梵珠嶺今日またあじゃら
  煙たてつつおおシーハイル

2、ステップターンすりゃたわむれかかる
  杉の梢よ未練の雪よ
  心は残れどエールにとどめ
  クリスチャニアでおおシーハイル

3、夕日は赤々シュプール染めて
  たどる雪道果てさえ知れず
  町にはちらほら灯りがついた
  ラッセル急げよおおシーハイル




01. 北岳の歌

1、峠はるかに重荷にあえぎ
  あい見る山は北岳の峰よ

2、岩場へずりつサポート続く
  見ざせる山は北岳の峰よ

3、登る釣尾根新雪ふんで
  仰ぐる山は北岳の峰 

4、ザイルくり出す氷の尾根に
  ふぶく頂き北岳の峰よ

5、きしむアイゼン若きとおし
  我ら登るは北岳の峰よ

6、たたずむ我らわらば頂き
  南の王者北岳の峰よ

北岳の歌
1、思いはるかな北岳の
  憩いの峯につどいたる
  我らが友よ高らかに
  いざや歌わん
      リードハイマート

2、あの山あの谷あのフェース
  若き血潮の高なりて
  固くにぎりしジッヘルの
  ザイルに託す
      リードハイマート

3、吹雪に暮れる日の過ぎて
  仰ぐ青さよわが心
  今ぞ目指すはバットレス
  鳴れよハーケン
      リードハイマート