原人落語


古代落語「ネアンデルタール」

 えー、かなり古い話になりますが、おつきあい願います。
 ネアンデルタール人つーのは、どんな人たちだったかってーと申しますと、20〜3万年前までヨーロッパから中東にかけて住んでいた人たちでして、まあ、私たち今の人間にとってはいとこのようなもんでしょうか。
 どんな生活をしていたかと申しますと、洞窟や岩陰に住んで、トナカイの肉などを食べていたようですが、不思議なことに魚は食べなかったそうですな。今の若い人みたいに魚が嫌いだった。その理由は、骨をとるのがめんどくさかった、あるいは刺身で食べようとしたが、不幸にも醤油がなかった(笑)、というのいうが学界の定説になっております。
 また、氷河期のヨーロッパにまともな服もなくて住んでいたくらいですから、むちゃくちゃ寒いのに強い連中でした。真冬に裸で遊んでる幼稚園児や半ソデ・半ズボンで通学する小学生みたいなもんですな(笑)。それで、地球が暖かくなると、北の方に逃げてっちゃったていうことですから、変な奴らです。
 原人はどうもしゃべれなかったようですが、ネアンデルタール人は一応しゃべれたようです。舌骨の化石が見つかったので、しゃべれたはずだということですが、われわれ現代人はさらに進化してます。「政治家」という種族は、なんと舌骨が2つある人が増えてきた。(笑)
 3万年前頃は、新人のクロマニョン人と、仲良くかどうかわかりませんが、同じ地域に住んでいたようで、今日はそのころのお話でございます。

クロマニョン子供「こんちはー。おじさーん、いるー?・・・・・絶滅したのー?(笑)」
ネアンデルタール「あいたたた。生きとるよ。誰だい人の顔を踏んづける奴は?」
ク「あーびっくりした!こんなとこで寝てるもんだから、化石かと思った。(笑)ごめん、ごめん。」
ネ「謝るのはいいから、早く顔の上からどいとくれ。」
ク「はいはい。でも、こーやってよく見ても、やっぱり石みたいにしか見えないよ。」
ネ「何だ子供のくせに、よけいなおせわだ。こういうのを保護色といってな、トナカイにこっそり近づくのに便利なんだ。」
ク「へえ、そう。生まれてから1度も顔を洗ってないようにしか見えないけどな・・・・」
ネ「・・・・、まあ、いいじゃないか。それより、朝っぱらから、いったいなんだ?」
ク「いやあ、暇なんで、釣りにでも行こうかと思って。」
ネ「わしは、魚はきらいだ。他に行くやつはいくらでもいるだろ。」
ク「兄ちゃんたちは、みんなとなりのお姉ちゃんたちと、朝から森に行っちゃった。お父ちゃんに遊んでくれっつったら、忙しいから、ネアンデルタールのおじさんと釣りにでも行ってこいって。魚が嫌いだから、釣れても全部もらえるだろうって。」(笑)
ネ「なんだ、まったくずるがしこいやつらだ。まあ、暇だからつきあってやるか。なんか食うか?」
ク「お母ちゃんが、おじさんは腐ったもんでも平気で食うから、絶対にものをもらって食べちゃいけないよって。」(笑)

(以降作成中)




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