原人自然観察(蝶・昆虫2)


アカタテハ(蛹)

アカタテハは、鳥などから身を守るため、葉を巻いて巣を作ります。食草であるイラクサは裏が白くて目立つため、私たちにはかえって見つけやすいので、探してみてください。開いてみたら、もう蛹になってました。

ウラゴマダラシジミ幼虫

ウラゴマダラシジミは、ルリシジミを大きくしたような蝶ですが、5月の連休にイボタノキで幼虫を見つけました。分かりますか?真ん中の枝に逆さに張り付いてます。終令幼虫でもうすぐ蛹になり、5月末頃にはきれいな成虫の姿を見せてくれると思います。

ヒメバチ

 ウスタビガの蛹を見つけて袋に入れて放っておいたら、中からヒメバチが59匹出てきた。寄生蜂は普通1匹に1個かせいぜい10個程度の卵を産み付けるのだと思っていたが、59匹とは驚いた。ウスタビガは体が大きいからこんなことも可能なのだろうが、ギネスブックにでも申請しようかな。
 因みに蜂の正確な名前は分からない。ネットで調べてみたが、日本のヒメバチ類だけで1300種類以上いるらしく、寄生する種類ごとに別のヒメバチがいるのだろう。蜂の内訳はオス40、メス19で、2対1の比率で産むようだ。

コツバメ幼虫

5月中旬、多峯主山でアセビをよく探したら、コツバメの幼虫が見つかりました。移動中でしたから(ちなみに左が頭)これから蛹になるのかも知れません。

アカスジカメムシ

6月、天覧山山頂で、なんだか芸人の衣装ような派手なストライプをまとったカメムシが、コナラにとまっていました。セリ科の花によく付くそうですので、単なる日向ぼっこのようです。先日カメムシの本を読んだら、臭い匂いを出すのは、匂いで敵を撃退するのではなく、仲間に危険を知らせるためのようです。

ヤマサナエ

トンボはまだよく見分けられないのですが、オスメスでの色違いに加え、老若でも色が違うので面倒臭ーーい!。6月の天覧山谷津田はヤマサナエ、シオヤトンボ、ハラビロトンボがよく目に付きました。

ウラギンシジミ♂

6月、あちこちでウラギンシジミが飛んでいます。農地が放置されて食草のクズが増えたり、温暖化したせいか、昔よりだいぶ増えた気がします。以前にメスの写真を載せましたが、これはきれいな♂。

ルリシジミ♀

6月ウラゴマダラシジミの成虫を探していたが、ルリシジミしか見つからず。一回り大きくすればウラゴマダラシジミそっくりなのになあ。

オオムラサキ2

2005年はオオムラサキが多いように感じられる。一本のクヌギに4頭ものオオムラサキがいた。幸せだ。

メスグロヒョウモン♀

秋になって里にはヒョウモンチョウ類をあちこち見かけるようになりました。これは例外で「ヒョウ紋」はないけど、一瞬高山や北海道にしかいないオオイチモンジに見えるメスグロヒョウモンです。メスが黒いだけで、オスはちゃんとヒョウ紋です。

ジャコウアゲハ幼虫

ジャコウアゲハは数が少なくなり、埼玉県のレッドデータブックでは準絶滅危惧種になってしまいました。減少の原因は食草の減少とのことですが、最近はまた増えてきているとのことです。
市内で食草を探してましたが、線路沿いに見つけました。しばらくしたら除草剤をまかれ枯れてましたが・・・。でも先日見たら幼虫がたくさん付いてました。

ヨコヅナサシガメ

元々は中国から来た外来種で、西から勢力拡大中とのことです。飯能では桜の幹にたくさん付いてます。先日観察会で説明した直後に子どもが指を刺されてしまいました。大人なら気持ち悪いので手を出そうなんて思わないでしょうが、虫キングの影響なのか捕まえようとしたようです。

イカリモンガ

蝶と蛾の違いというと必ず引き合いに出されるのが、イカリモンガです。見ても分かるように、見かけは蝶と変わりません。見たい見たいと思っていたら、すぐ近くにいました。

エサキモンキツノカメムシ

 2月に落ち葉の下で越冬している昆虫を探していたら、ハートマークがたくさん見つかりました。背中の紋所は、エサキモンキツノカメムシです。名前は、江崎さんが見つけた黄色い紋と角のあるカメムシということでしょうが、もっと夢のある名前を付けてもらいたいものですね。

トラフシジミ

 4月1日の暖かな日に天覧山を散策したら、コツバメやミヤマセセリが飛び回り、幸せな気分です。コツバメにしたら大きいのがいるなと思ったら、トラフシジミでした。
 トラフシジミは滅多に見かけませんが、羽化したてらしく飛ぶのが未熟で、おかげではっきりと撮れました。春型と夏型で色合いが異なり、春型の模様はこのように鮮やかですが、夏型は白が茶色になります。

メスグロホタルコメツキ

 違う種類の昆虫が交尾をするというのも、近い種類ではまれにあります。
 6月初め天覧山のホタルの里を歩いていて、「おお、ついに異種間交尾を発見!」と思い写真を撮ったのですが、調べたらどうもメスグロホタルコメツキという雌雄で模様が異なるコメツキムシのようです。紛らわしいじゃないか!さらに、ホタルなのかコメツキムシなのか?はっきりしろ!

アオバセセリ

 6月初め、多峯主山にオオミドリシジミを見に登ると、ネジキの花にアオバセセリが来てました。
 アオバセセリに会うのは久しぶりです。食樹がスミナガシと同じアワブキですが、数が少なくなったのは食樹が少ないせいでしょうか。

オオミドリシジミ2

 6月上旬多峯主山に登ると、山頂にはクマバチが縄張りを張っていて、飛んでくる虫を皆追い払ってしまいます。
 せっかくオオミドリシジミが飛んできても、追われてしまい、逃げられてしまうのですが、なんとか写真を撮ることができました。

ミドリシジミ

6月下旬、以前から目を付けていた近くのハンノキ林に行ったので、ミドリシジミを探したら、どんぴしゃり!林のとなりの栗の木がミドリシジミだらけでした。幸せー!。雄が羽を開いてくれなかったので、きれいなメタリックグリーンはお見せできないのが残念です。

ヤママユガ

9月末、ヤママユガが羽化して、草むらに隠れてました。写真を撮ろうと草をかき分けると、どんどん奥へいってしまい。草を開くと、まだ重たそうに羽ばたいて逃げていってしまいました。大きいので鳥のような感じです。

オオウラギンスジヒョウモン♀

9月下旬、ホタルの里では、ヒョウモンチョウ類がアザミの花に集まります。
ヒョウモンチョウは初夏に羽化しますが、真夏は夏眠してしまい、秋に再び現れます。羽が破れたものが多いのはそのためですが、これはきれいです。

オツネントンボ

トンボには成虫で越冬するのがいます。オツネントンボ(越年トンボ)といって天覧山にもいるのですが、小さいのでなかなか見つかりません。
4月1日に谷津で探していたらようやく見つかり撮ることができました。




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