知り合いに薦められて、ある本を読んだ。
「話を聞かない男、地図が読めない女 男脳・女脳が「謎」を解く」という題名の本。最近、本屋のベストセラー本のコーナーに平積みされている。確かに売れているらしい。
読んでみると、これが結構面白い。この本によれば...
男と女の違いは、「脳の構造」にあり、男と女は同じ種に属していながら、同質ではない(注:男女が平等でないということを言っているのではない。同等ではあるが、同質でないと言っている)。
この本では、男については以下の様な特徴が語られている。
- 一度に1つずつしか出来ない---だから男は話しながら聞くことができない。---
- 男は細部が目に入らない---私も冷蔵庫の中の何かを見つけようとして、見つからないことが多い。嫁さんに、いつも「どこを探しているの!」と言われてしまう。---
- 何故男は鈍いとなじられるのか?
- 何故男はがむしゃらに働くのか?
等々.....
一方、女については、以下の様な特徴が語られている。
- 地図が読めない。---これは女が縦列駐車が苦手なのと同じ理由らしい。---
- 何故おしゃべりが好きなのか?
- 何故女には第6感があるのか---女の第6感というのはそういうことねと感心させられた---
- 女は一度に複数のことができる
等々.....
これらの違いは、長年の進化の過程で出来た「脳の構造の違い」に起因するもので、その脳の構造の違いを決定づけているものが、男性ホルモンの1つである「テストステロン」である。
胎児の頃に浴びたテストステロンの量が性別を決定しているが、同時に脳の構造も決定する。胎児の頃テストステロンを十分に浴びれば、性別は男になり、脳の構造も男的になる。テストステロンの量があまり多くなければ、性別は男だが、脳の構造は女的になる。テストステロンが少なかった場合には、性別は女だが、男的な脳になり、さらに少なかった場合には、性別が女で女的な脳になる。
この本では、男女の色々な生活上を特徴を挙げ、それを脳の構造からその特徴を説明している。
本の中で取り上げられている色々な事例を読むと、自分は女的な脳を持っているのではないかと感じ、そういうものかと思っていたのだが...。
この本にのっている男脳・女脳の診断テストを試してみると、何と私は得点40点であった。
テスト結果は、-40点から330点までの得点範囲の中で、自分がどこに位置するかで診断される。
| 300〜330点 | 女度の非常に高い脳 |
| 180〜300点 | 女の脳 |
| 150〜180点 | オーバーラップ領域で、極端に偏った考え方をしない脳 |
| 0〜150点 | 男の脳 |
| -40〜0 | 男度の非常に高い脳 |
これによれば、私は「かなり男っぽい脳の持ち主」らしい。
男も女も自分と同じ様に振る舞うことを無意識の内に相手に期待しているという。ところが、実は男と女は違う。だから、往々にして男と女の関係はおかしくなりがちなのだという。この本を読み、自分自身を正しく理解し、異性の事をが理解できるようになれば、男も女も幸福で調和のとれた人生を送れるだろう、とこの本の前書きに書かれている。
異性に対して「なんで、そういうことを言うのかなぁ」と思った事のある方、一読をお勧めする。
話を聞かない男、地図が読めない女
男脳・女脳が「謎」を解く
Allan & Barbara Pease著 藤井留美訳
主婦の友社 ISBN4-07-226514 \1600
|