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パソコン自作の部屋 ◇自作パソコンを仕事で使うときの注意点 |
このページの内容:
趣味で使うパソコンなら、何か問題が起きたときに試行錯誤しながら解決するというのも楽しみの1つでしょうし、勉強にもなります。しかし、仕事で使うような場合でしたら、困ったとき相談できる相手が必要でしょう(親切なショップが近所にある、手助けしてくれる友人がいるなど)。それが難しい場合、問題を自分で解決する自信がないようでしたら、自作パソコンを仕事で使うことはお勧めできません。
万一パソコンが故障すると仕事が全くできなくなるという種類の仕事に使う場合(私の場合はそうです)は、できればパソコン2台以上持っていると安心です。自作パソコンでなくても、メーカー製の同機種のパソコンを万一に備えて2台持っているという翻訳者を私は知っています(そのおかげで助かったことがあるという話も聞いています)。
私の経験からすると、複数のパソコンでは少なくともマザーボードだけは同じものを使うことをお勧めします。マザーボードの種類やメーカーがいろいろ混在していると、その分だけ発生する問題の種類にバリエーションが出てきて何かと苦労するからです。BIOS画面ひとつ取っても、製品ごと、メーカーごとに微妙に違いますから、同じ機種に統一した方がずっと楽だと思います。
私は一度、マザーボードの初期不良を経験したことがあります。急にネットワーク機能だけ故障してしまったのです。とりあえず手持ちのPCIスロット用ネットワークカードを装着して急場をしのぎました。ショップに連絡したところ、宅配便でショップ宛てに送れば不具合を確認したうえで無償交換してくれるとのことでしたが、当然ながらその間の「代替品」は自分で手配しなければなりません(自動車の場合のように代車を貸してもらうことはできないんですよね…)。そこで、同じマザーボードを手に入れてから修理に出しました。
その経験をして以来、私は必ず予備のマザーボードをあらかじめ用意しておくようにしています。新品がいちばん安心でしょうが、オークションで中古品を買ってもよいと思います(もちろん、届いたらすぐに動作確認します)。なぜマザーボードにこだわるかというと、もし仮にマザーボードだけ急きょ別の機種に交換したとすると、OSのインストールからやり直さないといけないからです。
頑丈そうに見えるのですが、電源も意外と故障することがあるようです。私は1回経験しました。それ以来、予備の電源も1つ備えておくようにしています。
システムを入れているハードディスクが壊れた場合はOSとアプリケーションの再インストールが必要になりますが、そのような事態に備えて専用ツールでシステム全体を定期的にバックアップしておくと、万一の場合のリカバリーを迅速に行なうことができます。
私が愛用しているのはDrive Imageというツールです。日本語版製品の詳細や購入はこちら(Amazon)でどうぞ。日本での販売元であるネットジャパンの製品説明はこちらです。
情報追加(2005/3/18):
上記の「Drive Image」というツールは、その後のバージョンアップで「PowerQuest V2i Protector」と名前が変わり、さらに最新版はsymantecブランドに変わって「Symantec LiveState Recovery Desktop Version 3.0」(→詳細・購入(Amazon))となっています。日本での発売元は引き続き(株)ネットジャパンのようです。完全にWindows上で動作しますので、バックアップの時間が大幅に短縮されたと感じています。システムドライブの“丸ごと”バックアップもWindows上から実行できます。システムドライブを復元するときなどには、製品CDからコンピュータを起動してバックアップイメージを復元することになります。
ハードディスクのパーティションを快適に操作できる「Norton PartitionMagic 8.0」がバンドルされたお買い得パッケージもお奨めです(→詳細・購入(Amazon))。
マイクロソフトが「プロダクトアクティベーション」という仕組みを導入することになったとき、「面倒なことになったな」と私は思いました。パソコン雑誌等でも取り上げられましたが、自作パソコンのように頻繁に内部パーツを交換する場合には、一定の限度を超えたときに再度アクティベーションの手続きが必要になるのだそうです。
しかし、オープンライセンスで購入したソフトウェアにはプロダクトアクティベーションが不要だと知って、その制度を自分でも利用できないかどうか検討しました。個人事業者やSOHO事業者でも、OSやOfficeソフトなどのライセンスを5つ以上まとめて購入すればオープンライセンスの制度を利用できることがわかり、その条件ならクリアできますので、さっそく購入しました。最初の購入以後は、2年ごとに「ソフトウェアアシュアランス」というライセンスを購入して更新していけば、常に最新版のOSやアプリケーションを利用できます。
そんなわけで、幸いにも私はプロダクトアクティベーションという面倒な手続きを経験したことがありません。もちろん、自作パソコンでも通常のパッケージ版のマイクロソフト製品を使えないわけではありませんので、ご安心ください。PCハードウェアのアップグレードの際に注意が必要になるというだけのことです。
(2004/9/16 公開)
(2005/3/18 情報追加)
「パソコン自作のメリット」