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友人の手助けを得て、ひと月ぶりにカイツブリ観察をしました。骨折部が落ち着いたので、短距離は両松葉杖で、長距離は自転車で移動できるのですが、自転車の乗り降り時や手を使うときは松葉杖に頼れず不安定になるので、介助してもらうと安心なのです。それに、友人はカイツブリの状況をかなりつかんでいます。 弁天池で一羽見つけたもののすぐに見失い、お茶の水池ではゴイサギ藪あたりから鳴き声が聞こえたのに近づいても姿が見えません。池尻(ボート池)まで行っても、やはりカイツブリは見つかりませんでした。小回りが利かないと神出鬼没のカイツブリを見つけるのは難しいなあと思いながら再び弁天池へ行ってみたら、いました。しかも二羽が一緒です。
後で知ったことですが、このカップルは今日二羽で巣材を運んでいたそうです。鳴き声を聞いたゴイサギ藪ででしょうか。このカップルが昨年春に子育てをした二羽かどうかはまだ分かりませんが、少なくとも色の濃いほうがそうなら、春の子育てに失敗した後再挑戦をしませんでしたから、食糧事情が好転する冬を待っていた可能性があります。冬の子育てがあるかもしれません。 とはいえ、二羽で弁天池でデートをしていたということは、今日の巣材運びはまだ、絆を強めるための共同作業の段階だと思います。色の薄いほうは濃いほうの積極さに引っ張られているのでしょう。しかし機が熟すればすぐに子育てに入るので、要注目です。 なお、友人によると、夕方にもう一羽のカイツブリをボート池で見たそうです。そのカイツブリが今後どうするのかも注目したいと思います。他のカイツブリが池にいると、カップルとしては迷惑でしょうが、観察するほうとしては面白いです。 |
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今、井の頭池の水が不思議なことになっているのをご存知でしょうか。今というより12月からの現象が今も続いているのですが、この季節にしては水がとても澄んでいるのです。そしてその理由が謎なのです。今日写真を撮ってきました。
上左の写真はボート池のいちばん神田川寄りの場所、いわゆる池尻の今日のようすです。例年なら水が茶色っぽく濁っているのですが、今はかなり透明度が高く、離れて見ると深いブルーです。井の頭池の水が集まるここの水がこんなに綺麗になったのは、秋の長雨で大量の湧き水が復活し池が澄み切った2004年の10月末以来のことです。その後も秋には弁天池の水が透明になることが何度かありましたが、池尻の水が澄むことはありませんでした。つまり、今は井の頭池全体の水が澄んでいるのです。12月にはあちこちの池底が見えたそうです。そのため、七井橋の景色も上右の写真のように、いつになく清々しいです。
今回水が澄んだ理由はまだ謎なのですが、夏から秋にかけて大量に発生したアオコと関係がありそうです。池の水が濁るのは、植物プランクトンが大量に発生し光を通さなくなるからです。植物プランクトンが増えるのは、水中に栄養素(窒素やリン)があり、しかも光と温度の条件が満たされるときです。特に藍藻(らんそう)類は水が富栄養化すると大増殖し、それが水面に浮上するので、水面に緑のペンキを流したようなアオコになるのです。アオコは一昨年の夏も大量に発生したのですが、普通は水温が下がる9月ごろには消えます。ところが昨年は11月まで水面を覆っていました。 友人の説は、そのアオコを減らすため、公園職員が神田川への堰板を毎朝外して池の水を流出させ、夕方にはそれを戻す、ということを毎日繰り返したため、水中の栄養素を吸収したアオコが井の頭池から流れ去り、水質が改善したのではないか、というものです。確かにかなりの量の栄養素がアオコと共に池から流れ去ったと思いますが、富栄養下で増える藍藻類が、もっと栄養が少なくてすむ珪藻類などが増えられないほど栄養素を取り除くとは考えにくい気がします。ちなみに、例年の茶色っぽい水は珪藻が優先しているからです。 私の説は、アオコが水面を覆っていたときは光が遮られるため珪藻類や緑藻類は増えられず、アオコがようやく消えた11月には水温が珪藻などが増えられる条件より低くなってしまったのではないか、というものです。どちらが正しいかは、水中の窒素とリンを測れば分かると思います。公園(西部公園緑地事務所)は専門家に委託して定期的に水質検査をしているので、今度聞いてみたいと思います。 池の水を澄ませる方法には、大きく分けて三つあります。ひとつは、植物プランクトンが増えないうちにきれいな水と入れ替えることです。湧き水が豊富だったころの井の頭池はそんな池でした。雨水浸透枡などを増やして湧き水を復活させようという運動はこれを目指しています。二つ目は、植物プランクトンが発生しないように、水中の栄養素を増やさない、あるいは積極的に取り除くことです。池に落ちる落ち葉を掃除したり、エサやりを禁止したり、公園や市民団体が各種の水質浄化装置を試しているのはこれが目的です。 そして三つ目は、水質がたとえ富栄養化していても、植物プランクトンが増えないようにすることです。この取り組みは井の頭池ではまだありませんが、他の池や湖では例があります。もちろん、夏から秋にアオコを大量に発生させることではありません。成功しているのは、ミジンコ(大きな種類)を増やすことです。大きなミジンコは植物プランクトンをたくさん食べるので、水の透明度が増します。ただし、大きなミジンコは小魚が大好きな餌なので、小魚が多いとミジンコは増えられません。そのため、池から魚をすべて除去した池や、魚食魚を放流して小魚を減らした湖もあるようです。 我々もときどき井の頭池のプランクトンを観察していますが、大きなミジンコは見つかりません。たくさんいるブルーギルの稚魚が食べてしまうのではないかと思います。ではギル稚魚を全部駆除すれば池の水が澄むかというと、そうもいかない気がします。ギルがまだ増えていなかったときも、池の水は濁っていました。モツゴなどの在来小魚もミジンコが大好きです。井の頭池を魚がいない池にはしたくありませんし、すべきでもないと思います。現実的なところでは、水中の水草を増やすのがよいのではないでしょうか。水草が隠れ家になるので、ミジンコが小魚に食べ尽くされることがなくなり、ミジンコは植物プランクトンをある程度減らしてくれるでしょう。 井の頭池の水を澄ませるのは単純にはいきそうにない、でもとても面白い問題だ、いつになく澄んだ冬の井の頭池を見てそう思いました。 |
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私の場合、昨年は個人的にも災害の多い年でした。その極めつけは11月末の左足首外踝骨折。松葉杖二本の生活のまま年を越すはめになりました。そのため自然観察に出かけることができず、ここの更新も止まっています。 右の写真は、Aさんからお見舞にいただいた、奥様手作りのクッキーです。鳥はもちろんカイツブリだそうです。魚はブルーギルかな?(笑) あまりに見事な作品なので、飾っておいて、ギプスが取れたらいただこうかと思います。 ほかにも多くの方から励ましをいただきました。ありがとうございます。
カイツブリの観察もできていないのですが、友人からときどき目撃情報や写真をもらっているので、おおよその状況はつかめていると思います。 骨折部が落ち着いたので、自転車での外出が可能になりました。12月24日の外来魚活動には、戦力にはならないものの、参加して写真係を努めました。ギプスはまだしばらく外れそうにありませんが、徐々に自然観察を再開したいと思います。 |
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じつはプールには、我々が2008年に池から避難させたモツゴとトウヨシノボリのほかに、それより前に公園管理所(当時)が放した金魚がいました。ボウフラ対策のために入れたそうです。それが今では、写真のようなサイズに育っていました。容器は衣装ケースですから、金魚たちはかなり大きいです。この写真の10匹は9日に小プール(幼児プール)の水を抜いて魚を捕獲したときに獲れたもので、それ以前の予備捕獲や今日大プール(25mプール)で獲れたものを合わせると、全部で三十数匹いたと思います。ところが、モツゴとトウヨシノボリは稚魚がたくさんいたのに、金魚は写真のサイズのものだけで、小さな金魚は一匹もいなかったのです。 我々がモツゴとトウヨシノボリを放す前は金魚の稚魚がかなりいました。そして、それらを放した後の2009年6月の調査時にも、金魚の稚魚が見つかりました。しかし、それ以降は金魚の稚魚をまったく見ていません。 その理由としては、説のひとつに、プールへ魚を捕りに来るカワセミが目立つ金魚の稚魚を捕食してしまい、カワセミが食べないサイズの大きいものだけが残った、というのがあります。でもそれで稚魚が一匹もいないことを説明するのは無理があると思います。増えたモツゴとトウヨシノボリが金魚の卵を食べてしまうため、稚魚が誕生できなかったのでしょう。モツゴもトウヨシノボリも親が卵を守る習性がありますが、金魚は水草に卵を産み付けるだけで、それを守ったり世話することはありません。加えて、人間に造られ普通は人間に守られて育つ金魚は、他の在来魚と共存するべく進化した野生のフナと比べて、産む卵の数が少なく、生まれた稚魚も敵から逃れる能力が低いのだと思います。 なんだか、井の頭池の在来魚と外来魚の関係に似ていますね。他の魚がいないプールで穏やかに暮らしていた金魚にとっては、我々が持ち込んだ在来魚は「侵略的外来魚」だったのです。金魚には気の毒なことをしました。プールで生き残り今回捕獲された金魚たちは、西部公園緑地事務所と公園案内所に引き取られ、そこで穏やかな余生を送れることになりました。 ところで、プールでは、本物の外来種も見つかりました。ミシシッピアカミミガメの小さめのものが2匹いたのです。誰かが持ち込んだわけではなく、すぐ傍らを流れる玉川上水のミシシッピアカミミガメが岸辺に卵を産み、孵化した子ガメがプールまで歩いて来たのだと思います。 |
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2月と3月の記事「場違いなカラス」で、本来は開けた平地を好むハシボソガラスが住宅地や市街地に進出してきていることを報告しました。早朝に自宅でハシボソガラスの声を聞くようになったのが昨年のたしか6月ごろ、昼間に初めて見たのが今年の2月でした。その後進出は急速に進み、自宅の周辺(住宅地)でも井の頭公園でも普通に姿を見るようになりました。このような群れを見かけることも多いです。ハシボソガラスが近くで営巣した話も聞きましたが、これだけ急速に数が増えたのは、郊外から大挙して移動してきているからではないでしょうか。 これまでも、山や田舎の鳥だった種類が都市部へ進出した例は少なくありません。例えばヒヨドリやキジバト(私が子どものころは「山鳩」と呼んでいた)がそうですし、近年では猛禽のツミやオオタカも都会の鳥になっています。それぞれの安全と食糧と営巣場所を都市部でも確保できることに気づいたからです。しかしそれらの鳥と比べて、ハシボソガラスの進出速度はかなり速い気がします。知能の高さと、このように集合する習性から来る、情報伝達の速さのせいでしょうか。前から都会に棲んでいるハシブトガラスも元々は山や森の鳥でした。その進出速度はどうだったのでしょうか。 ハシボソガラスが急速に住宅地や市街地に進出している理由ははっきりとは分かっていませんが、ハシブトガラスの勢力が衰えていることが理由のひとつだと私は想像しています。都市部のカラス地図がどう塗り替えられていくのか、注目したいと思います。 |
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「実践/応用編」に置いてある「スミレの種よどこへ行く」は、意外にも多くの反響をいただいた記事です。スミレが種を跳ばしたりアリに運ばせたりすることは、植物好きならたいてい知っていることで、とくに大きな発見があるわけでもなく、オリジナリティはほとんどないと思うのに、9年を経過した今でも時々メールをいただきます。今年は、某テレビ番組で写真が使われたし、某番組制作会社からは、スミレが種を跳ばすところを撮影したいと問い合わせが来ました。今のカメラならずっとよい写真が撮れるでしょうし、スミレに詳しい人に相談するほうが的確な答えが得られると思うのですが、ああいう細かいことをじっくり観察する人は今も少ないのかもしれません。
以上はじつは前置きで、注目してほしいのはこのスミレの葉っぱです。原型が分からないほど欠けている葉が多いです。「スミレの種よどこへ行く」を書いた当時(2002年)は、そのような葉はあまりなかったと思います。
ツマグロヒョウモンは暖かい地方に棲むチョウで、2002年当時は私は見たことがありませんでした。しかし今では普通に見られるチョウになっています。その理由は、東京の冬が暖かくなったためと、パンジーなどの園芸スミレが冬にたくさん存在するようになったためだと言われています。下の二枚の写真は今朝近所で見かけたパンジーまたはビオラです。
ちなみに園芸ではパンジーより花が小ぶりで多く付く品種をビオラと呼ぶそうですが、私はその境目がどこなのかよく分かっていません。でも、ツマグロヒョウモンもたぶんその二つを区別していないと思います。蛹または幼虫で越冬するので、冬にも園芸スミレに付いている幼虫を見かけます。他のヒョウモンチョウと違って一年に何度も世代を繰り返すため食害する量も多く、園芸スミレを育てている人とっては迷惑な存在です。 でも野生の「スミレ」にとっては、人のほうが迷惑な存在かもしれません。人間が東京の冬の気温を上げ、さらに園芸スミレをたくさん植えてツマグロヒョウモンを増やしたのです。その幼虫が園芸スミレだけを食べるなら人間の自業自得で済みますが、どうも野生のスミレのほうが好きらしく、それを先に食べるようです。たとえ幼虫の好みに差がないとしても、園芸スミレより圧倒的に数が少ないスミレのほうがダメージが大きいです。スミレは人間がしでかしたことの”とばっちり”を受けているのです。 これまでいろいろな戦略でたくましく生き抜いてきたスミレは、この試練も乗り越えることができるのでしょうか。 |
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まだ10月の前半なのに、井の頭公園の桜の多くにはすでに葉がありません。9月に今年も大発生した毛虫(モンクロシャチホコ蛾の幼虫)が食べ尽くしてしまったからです。 桜にとっては大打撃だと思っていたのですが、池の畔で観察会をやっていた先生が、次のような趣旨の説明をされているのを立ち聞き(^^;したことがあります。「養分を作る仕事はほぼ終えているので、今葉が食べられてしまっても桜にとっては大きな問題ではない。普通に落葉するとその葉は池の中に散ったり、踏み固められた地表を雨で木から離れた所まで流されてしまったりするが、毛虫に食べられて細かいフンとして木の下に撒かれれば、雨で養分がその場所に染み込むため再利用できるので、桜にとってはそのほうが有難いかもしれない。」というのです。なるほど〜と感心したのですが、当の桜はどう思っているのか、聞いてみたいと思っていました。 そして今朝、池の畔を歩いていたら、下の写真のように、花を咲かせている木がありました。
枝のところどころに花を付けたり葉を展開させているだけですが、丸坊主にされてしまったのは我慢できないという、この桜の明確な意志表示です。そのため、来春用に作った冬芽を予定を早めて展開したのです。花を咲かせたのは目的ではなく、花をまず開かないと葉を展開できない、ソメイヨシノの性質のせいでしょう。 他の桜を見ると、葉がいくらか残っている木は新たな葉を広げていません。我慢できる範囲なのかもしれません。桜はかなり早くから葉を落とし始めますが、本格的に紅葉し落葉するのは11月です。そのギリギリまで葉が作る養分は、そう多くはないかもしれませんが、桜にとってバカにはできないものだと思います。それが桜本来のライフサイクルなのですから。普通に落葉するより毛虫に食べられたほうが養分の循環がうまくいくというのは、桜を植えた人間が生育環境を適切に管理できていないからにすぎません。 このところ毎年毛虫が大発生して桜が丸坊主になるのは、自然界のバランスがどこか狂っているせいでしょう。それが修復され、美しい桜もみじを再び楽しめるようになることを願っています。 |
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井の頭池の一角、ひょうたん池の畔のメギの木からアオマツムシの声が聞こえました。アオマツムシは樹上で暮らす秋の虫ですが、色も形も木の葉そっくりなので、見つけるのは簡単ではありません。私はこれまで、偶然近くに飛んできたときと、何気なく目を向けた枝でたまたま鳴いていたときに見ることができただけで、この虫を探して見つけられたことはありませんでした。しかしこのときは、独立した低木で鳴いていたので、見つけられると思って探してみました。
多くの来園者が通る傍らで写真を撮っていると、小学三年生ぐらいの男の子を連れたご婦人が、私がカメラを向けているものに気づき、「スズムシ?」と言いながら寄ってきました。私は「アオマツムシ。マツムシの仲間です。」と説明しました。でも男の子のほうは虫がどこにいるのか分からず、お母さんが虫に触れそうなほど近くで指差そうとするので、私は慌てて制止しなければなりませんでした。彼女はオスのそばにいるメスに気づいていなかったのです。かくいう私も、見つけたオスのすぐ後ろにメスがいたのに、それに気づいたのは最初の一枚を撮った後でした。アオマツムシの擬態は優秀です。 とはいえ、何かに巧みに擬態している虫でも、それを探し慣れているベテランはかなり素早く見つけます。その虫がどういう所にいるか、そしてその分かりにくい場所でどのように見えるかが分かっているからだと思います。私のような初心者でも、一度見つけることができれば、二度目は少し楽になります。「虫を見つける目」ができるわけですが、経験を役立つ知識に変えるには、それを可能にする知能が必要です。アオマツムシが樹上で繁栄しているのは、鳥たちの知能がそれなりだからなのでしょう。 そういえば、何年か前にハシブトガラスが桜の木でアオマツムシを捕まえたのを目撃したことがありました。個人を識別できるほどの知能を持つカラスなら、経験を重ねてアオマツムシを見つけらるようになるのかもしれません。でも、カラスが行けない枝先にいれば、アオマツムシは安全です。 ところで、上の写真は、メスがオスの誘いに乗らず歩き去ったのを、オスが追いかけて再度求愛しているとき撮ったものです。夜のように見えるかもしれませんが、カメラの設定のためで、午後2時過ぎのことです。オスは常にメスにお尻を向けて求愛します。奏でる調べを翅と背中の間で方向付けてメスに届けるためというのもありますが、背中にある「誘惑腺」(「ハンコック腺」)から分泌する物質でメスを誘うためです。翅の付け根近くに見える茶色い部分がその腺だと思います。メスが背中に乗っかって分泌液を舐めている間に、オスは精子が入った袋をメスに渡すのだそうです。しかし残念ながら、このオスの努力は報われず、そのようすを見ることはできませんでした。 上記のご婦人、私が「マツムシの仲間です。」と説明したにもかかわらず、彼女は「スズムシの仲間だな。」と自分に言い聞かせて去っていきました。彼女はマツムシには馴染みがなかったようです。人は自分が知っていることでしか知らないものを理解できません。 |
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都市公園の自然の面白さと貴重さをお伝えするのが目的です。 以前の「マイフィールド情報」-「井の頭公園」と基本的には何も違いません。今度はサボらないでしっかり更新しようという決意を込めて、新タイトルにしました (^^; |
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