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吉備国風土記

作曲:飛山 桂

野坂惠子(特別出演) 二十五絃箏(第12番)
飛山百合子 箏(第3、4、5、10番)、二十五絃箏(第1、2、6、7、9番)、十七絃箏(第8番)
飛山桂 フルート(第1、5、9、11番)
藤本冨美子 ソプラノ(第7、12番)
今西真智子 箏、十七絃箏(第2、4、6、10番)
小浜明人 尺八(第6、11番)
眞り子 朗読(全曲)

曲名リスト 試聴
1.第1曲 睦月−白い朝− 季節はいつも、不意にある朝入れ代わる    
2.第2曲 如月−川辺橋− 河原におりて目をあげると    
3.第3曲 弥生−春のあしおと− ぬくもり増した日ざしに    
4.第4曲 卯月−桃花雲− 桃花は雲になり、雲の上に    
5.第5曲 皐月−若葉の風− 風が、季節を運んでくる    
6.第6曲 水無月−水走る− 水鏡の、モザイク模様につながって    
7.第7曲 文月−清流高梁川− 水を切り、魚は水をきり    
8.第8曲 葉月−湛井堰− 水を湛えて、とうとうと    
9.第9曲 長月−湛井水郷入日− いつかこの風景は
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10.第10曲 神無月−吉備線がゆく− 思い出は、花咲き鳥の歌う山    
11.第11曲 霜月−豪渓錦秋− 疾風、去って高く雲を吹く Real WMP
12.第12曲 師走−復元の塔・鷺の舞− 時は、ゆるやかに流れ    

試聴曲 「第11曲 霜月」(フルート:飛山桂、尺八:小浜明人)

「吉備国風土記」は、洋画家・布下満(総社市在住)の絵画集「吉備野12ヶ月」の12枚の絵に描かれた吉備の暮らしと風景を音楽で表現しようと、季節々々に現地を訪ねて12曲の組曲にまとめたもの。この曲はその第11曲。
副題は「豪渓錦秋」。覆いかぶさるように、反り返る岩峰。濃く薄く重なり合う紅葉と松の緑。群青の空に向かって一陣の風が吹き上げる−フルートと尺八の掛けあいで表現している。

2001年作曲。同年の第6回四季のコンサートで初演。

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試聴曲 「第9曲 長月 -湛井(たたい)水郷入日-」

2001年6月作曲 フルートと二十五弦筝
2001年10月 鬼ノ域ゴルフ倶楽部パティオでの「四季のコンサート」で初演。
渓谷を下って来て、高梁川(たかはしがわ)は、吉備平野に至って川巾を広くし、とうとうと流れる。詩人 なんばみちこ 氏は、詩集「高梁川流域の四季」の中で、吉備の人と自然を謳っている。

いつか
この風景は
ふたたび 帰ってくるだろうか
日ごとに
草や花や鳥や水が
日影を濃くして
              (なんばみちこ)

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