結婚のこと。聖書が言っていること。
書いた人:遠藤稔牧師
( 日本聖書刊行会発行の新改訳聖書から引用 )
Q1 そもそも、結婚って何ですか?
結婚っていうのは人間が考えたことではありません。神様が「人は一人でいるのはよくない」(創2:18)と言われ、男はその父母を離れ、妻と結び合い、ふたりは一体となる」(2:24)と決められました。結婚は、男女が本当に一つの肉体になることです。もともとが、最初の女は男の骨から作られました。(2:22)それで、最初の人アダムは奥さんを見て、こう言いました。「これこそ、今や、私の骨からの骨、肉からの肉。」(2:23)「骨」っていう言葉は、「自分」という意味でもあります。聖書は奥さんのことを「自分自身のように愛しなさい」と言っています。(ガラ5:25-28)結婚は、神様が人類に与えてくださったプレゼントで一番嬉しいことです。神様は言われました。「若い時の妻と喜び楽しめ」(箴言5:18、伝道9:9など)結婚はクリスチャンでも、そうでなくても、全ての人類に与えられた神様からの祝福です。
Q2 結婚ってそんなに大事なんですか?
すごく大事です。なぜなら自分が他人と合体することは、一生その人と離れることはない、ということだからです。「結び合い」(創世記2:24)という言葉は、絶対に離れることのできない結びつき、という意味です。だから、結婚関係を軽んじてはいけません。神様はくり返して言われます。「姦淫してはならない」(出エジプト20:14など多数)「姦淫」とは、結婚相手以外と結ばれることです。クリスチャンが神様以外のものを頼り、結ばれることも、神様は「姦淫」と言って嫌っています。「結婚がすべての人に尊ばれるようにしなさい。寝床を汚してはいけません」(ヘブ13:4)
Q3 じゃあ、もう姦淫しちゃった人はどうなるの?
イエス様は、姦淫の現場で捕まった女に言われました。「わたしもあなたを罪に定めない。今からは決して罪を犯してはなりません」(ヨハ8:11)イエス様の前に罪を認め、それを告白し方向転換するならどんな罪でも赦されます。(1ヨハ1:9,詩篇32など多数)イエス様が、私たちの罪を赦してくださるのは、簡単なことではありません。なぜなら、イエス様がその罪のために、人々から石打ちの刑にされ(未遂)、裸にされ、つばをかけられ、鞭打たれ、あざけられ、恥じをかき、神様に捨てられ、呪われ、死んでくださったからです。どんな罪でも赦されます。絶対に赦されます。イエス様の十字架の苦しみと処刑の血によって赦されます。罪を神様に告白するなら赦されます。そしてイエス様は言われます。「今からは決して罪を犯してはなりません」
Q4 結婚は神様の祝福なのに、どうして上手くいかないの?
神様が作られたこの世界はもともと、罪もなく、悲しみも叫びもない世界で、「それは非常に良かった」(創世記1:31)ものでした。もちろん結婚も、神様からの最高の祝福でした。ところが、人間に罪が入り、すべての人は罪を犯すようになりました。(ローマ5:12)罪は、神様と人間の壁となり(イザ59:2)、夫婦であっても、人と人の間に、争い、憎しみ、党派心、分裂を産みます。(ガラ5:19-20など多数)この罪を自分でなくしたり、消したりできる人はいません。
Q5 夫婦の間に罪があるのに、結婚って祝福?
罪を自分でなくせる人はいません。イエス様によって、罪が赦され、聖められ、新しく生まれる以外に、人類に方法はないのです。そして、この良い知らせを知ることができるのは、御霊(神様)が働いてくださる時だけです。御霊は私たちに罪を教え、そして、イエス様によって赦されることを教えてくださいます。(ヨハ16:14,エペ1:17など多数)さらに、御霊は私たちをイエス様に似るように、新しく変え続けてくださいます。(2コリ3:18)クリスチャンは、回復している途中の人です。あのエデンの園の時のように、互いに愛しあい、互いに恥ずかしいことがない、そういう人に変えられる途中です。(創2:25) これは、神様の祝福です。御霊の実は愛、喜び、平安、寛容、親切、善意、誠実、柔和、自制です。ある女は5人の夫と離婚し、6人目と同棲していました。イエス様はそんな彼女に言われました。「わたしが与える水(御霊)を飲むものはだれでも、決して渇くことがありません。」(ヨハ4:14) 結婚は本来、神様からの最高の祝福です。そして、御霊(神様)の働きによってだけ、回復することができるのです。
Q6 じゃあ、相手が未信者の相手だと祝福はムリ?
まだ神様を知らないノンクリスチャンの妻や夫は、クリスチャンの相手によって聖められている、と聖書は言っています。(1コリ7:14)これは、神様からの良いものを共に受けている、という意味です。だからクリスチャンの人は、不信者の夫や妻と一緒に生活し、相手に仕えるべきです。それが、たとえ、みことばに従わない相手であっても、そうしなさい、と聖書はいいます。なぜなら、御霊をもっている人らしい無言のふるまいや、神様を恐れかしこむ姿によって、相手が神様のものとされるためです。(1ペテ3:1-4,1コリ7:10-17)だから、相手がどうであっても祝福はあります。不信者の相手や子どもはクリスチャンによって祝福されていることを聖書はハッキリと教えています。「そうでなかったら、あなたがたの子どもは汚れているわけです。ところが、現に聖いのです。」(1コリ7:14) 私たちは家族に祝福を与えるために召されたのです。(1ペテ3:9)
Q7 じゃあ、クリスチャンは未信者と結婚してもOKですね。
聖書はいいます。「不信者と、つり合わぬくびきをいっしょにつけてはいけません。」(2コリント6:14)「くびき」とは、2匹の家畜を一緒に行動させるために合体させる道具です。この聖書の箇所は、結婚のことを言っている箇所ではありません。が、結婚は、くびき以上の合体です。ですから聖書が言っていることは「神様から離そうとする人に縛り付けられ、抜けだせないような関係を作らないように」ということです。結婚に限らず、神様から引き離すようなものや立場にわざわざ縛り付けるべきではありません。
Q8 自分がしっかり神様に信頼すれば、未信者との結婚も大丈夫じゃないの?
神様に信頼した代表選手といえば、まずアブラハムやイサクがあげられます。2人とも、異教の人と結婚すべきではないと信じていました。(創世記24章、28章)、神様も、そのように警告しています。(出エジプト34:16,など多数) ソロモンは祝福を受け、並外れた知恵の偉大な人物ですが、なんと彼でさえ、異教の女性との結婚で神様から離れていきます。(T列王11:4まど)エズラやネヘミヤは、ユダヤ人の中で異教の人と結婚した人々を徹底的に非難しました。以来、ユダヤ人は異邦人と一緒に食事をすることさえしませんでした。ところが!! しかし!!新約の時代になると、交わりが禁じられていた外人コルネリオが主を求め、ペテロと交わり、聖霊を受けるようになったのです!「どんな人であってもきよくないとか、汚れているとか言ってはならない」し、(使徒10:28)「主の御名を呼び求める者は、だれでも救われる。」のです。結婚相手を考える時、自分の信仰が強いかどうかは問題ではありません。相手が洗礼を受けたかどうかという表面的なことでもありません。相手が本当に主を求めているかどうか、が大変重要なポイントと言えます。

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