ライヴを観る


2004年2月のlive pick up

2月はジャズ強化月間になるのか?人気のONJQにアルフレッド・ハルトが入ってどうなる?ピアノとベースのエフェクトが美しい坪口昌恭トリオ。グーンと良くなってレコーディング潮時の飛頭。

2/4(水) アルフレッド・ハルト(sax)、清水一登(pf)、勝井祐二(vln)、芳垣安洋(ds)江古田buddy

2/6(金) ONJQ:大友良英(g)、アルフレッド・ハルト(sax)、菊地成孔(ts)、津上研太(as)、水谷浩章(b)、芳垣安洋(ds&tp)@新宿Pit-Inn

2/7(土) ONJQ:大友良英(g)、アルフレッド・ハルト(sax)、菊地成孔(ts)、津上研太(as)、水谷浩章(b)、芳垣安洋(ds&tp)、 高良久美子(vib)、Sachiko M(sine-wave)、中尾勘二(tb)@新宿Pit-Inn

2/21(土) 坪口昌恭トリオ:坪口昌恭(pf,effect)、菊地雅晃(b,effect)、藤井信雄(ds)@六本木alfie

2/25(水) 飛頭:ミドリトモヒデ(sax)、塚本真一(pf)、菊地雅晃(b,electronics)、イトケン(ds)@入谷なってるハウス

インプロもあります。全部行けるかな?

2/1(日) 杉本拓+アネッタ・クレプス/中村としまる+アンドレア・ノイマン/アンドレア・ノイマン+アネッタ・クレプス+Sachiko M@明大前キッド・アイラック・アート・ホール

2/7(土) 『(H)ear rings』
中村としまる(no-input mixing board)+杉本拓(g) / 宮本尚晃(g)ソロ / 妹尾拓生(g)ソロ / 吉村光弘(アルミフォン、音叉、他)ソロ@荻窪velvet sun

2/20(金) ジェイスン・カーン・ソロ/アクセル・ドゥナー・ソロ/杉本拓ギター・カルテット:杉本拓、秋山徹次、中村としまる、大友良英 他 @明大前キッド・アイラック・アート・ホール

そして、ジャズでもインプロでもない不思議なJean-Pierre。数回のライヴでもうフランスからリリース予定とか。おめでとう!さすがフランスだ。個性と芸術を重んじるー。

2/29(日) Jean-Pierre@三軒茶屋grapefruit moon



2月1日(日)
アンドレア・ノイマン&アネッタ・クレプス来日公演飛び石2デイズ@明大前キッド・アイラック・アート・ホール

杉本拓+アネッタ・クレプス/中村としまる+アンドレア・ノイマン/アンドレア・ノイマン+アネッタ・クレプス+Sachiko M
アンドレア・ノイマン&アネッタ・クレプス作曲作品 演奏:杉本拓、中村としまる、秋山徹次、Sachiko M、宇波拓、大友良英

アンドレア・ノイマン&アネッタ・クレプス来日公演飛び石2デイズの2日目。トフは腰掛けに座って最前列に。やっぱりできればよく見える位置をキープすべきだなと思いました。最初が中村さんとアンドレアさんのデュオ。微妙な音の応酬といった感じでしたが、急に大きな音がアンドレアさんサイドから出てくると、これはちょっと失敗なのかしらと思ってしまうところもありました。つまみを操作する中村さんの手元の微妙な指の動きが見えました。
次の杉本拓さんとアネッタさんのデュオ、これは凄かったです。こういう言葉が浮かんできたのはどうしてなのか?これはもう尋常ではないなと思いました。それは単なる演奏を超えた演奏、音が出ていてそれがどうのこうのといったレベルを超えた演奏だと思いました。ここでは何かが確実に生起している...この演奏という時間の経過の中で未だ無い何かが確実に生起している...そんな印象を自分なりに直感的に表わす言葉が口を突いて出てきたのではないかと思います。本当に素晴らしくて感動がこみ上げてきました。最後のアンドレアさん、アネッタさん、さちこさんのトリオもなかなかでした。この時間帯になると少し眠気を感じてきた私の意識を覚醒へ引っ張っていくような、あるいは反対に引っ張っていくような...。
セッティングを変えるための長めの休憩を挟んで、最後はアンドレアさんとアネッタさんの作曲作品の演奏。トフは近くのスターバックスでココアを飲んだり、下でCDを物色したりして時間を待ちました。長く待った割りには演奏はあっけなく終わってしまったかなーという感じも。何か決めがあって、皆は紙を見ながらその通りにやっているといった感じがしました。誰にでもできることではないと思いますが、ちょっと変わったクラブ活動みたいな感じだなーとも思いました。日曜日の今日は、4時半くらいから演奏が始まって終了時は7時過ぎ。思ったよりも遅くなってしまったので、帰りの買い物を諦めて真直ぐに帰宅しました。

追記
杉本さん+アネッタさんの演奏について、「具体的にはどんな演奏だったんだ!?」というご質問をいただいたので、書けるだけ補足説明してみたいと思います。全体の流れとしては、沈黙が多くてその中に音を挿入していくような感じだったと思います。杉本さんはエレキ・ギターで、最近の演奏に見られるように音数が少なくて、音を出す時はフワーっと弱音の持続音を入れていくような感じ。アネッタさんはテーブルトップギター+エレクトロニクスで、ひとつひとつが全く違う手法/技法による音の出し方をしたと思います(あるいは、そう感じられただけなのかどうか)。音的にはアネッタさんが"強"、杉本さんが"弱"という関係性があったかもしれません。で、こういう演奏の中で私が感じたのは、次々に生起してくる音が、まるで"出来事"であるかのような確かなインパクトを持っていること。沈黙の中から今まで知られていなかった未知の何かか確実に生起してくる...そういう印象を言葉にしたかったのだと思います。
私の記憶に間違いがなければ、NTTの雑誌の中の私のベストCDのようなコーナーで、大友さんが確か"a duo in Berlin"(annette krebs+taku sugimoto)を選んでいたと思います。2000年録音のこのアルバムと2004/2/1の演奏はかなり違ったものではありますが、大友さんがこの二人の共演アルバムを評価する所以が自分なりにわかるような気がしました。

2月6日(金)
ONJQ:大友良英(g)、アルフレッド・ハルト(sax)、菊地成孔(ts)、津上研太(as)、水谷浩章(b)、芳垣安洋(ds&tp)@新宿Pit-Inn

前回ONJQを観たのは、アルバム"ONJQ LIVE"の発売記念ライヴだったか?確か南博さんとの共演だったと思います。それから2年近くなるのか今日改めて演奏に接した感想はというと、開口一番「随分と良くなったなー」というのが正直なところ。どうしてこういう言葉が口を突いて出てくるのか、それを説明するためには敢えてアルバム"ONJQ LIVE"に触れなければならないと思うのですが、これについては確か北里さんが「堅固なジャズにノイズを重ね塗りしている」というようなことを書いておられて、実は私も同じような感想を抱きました。これはライヴでも感じたことなのですが、「目一杯声を張り上げるジャズ、音がぎっしりと詰まっているコチコチの固いジャズ」というのが私の感想で、それはやはりカオシックではなくてノイジーなジャズ。特にギターのこれでもかというような過剰なノイズにはある種のくどさ、しつこさが付きまとうような感じがして「ちょっとなー」と思うところもありました。
で、そんなことを踏まえた上での今日のライヴは、「随分と良くなったなー」という冒頭に戻るもの。アルバム "Tails Out" 発売記念ライヴということで、第一部はそれに収録されている曲をやったのか、あんまり曲らしい曲といった感じがしなくて、それがむしろよかったと思います。芳垣さんのドラムがドカドカとやって、サックス3本が前面に出る演奏性の高い演奏、ギターは押さえ気味、今日全体を通して感じたのですが、大友さんのギターはいい意味で抑制を持つこなれたしっくりとくる自然な表現になってきていると思いました。特によかったのが休憩の前の曲で、表現の新しさを感じました。グッと意識が惹き付けられるような何かがあるような感じがしました。アルバム"ONJQ LIVE"の中で「ジャズという伝統の継承からこの音楽が生まれたのではない」と書き記されていますが、そういう「縦軸の進化論的な歴史観ではなく、横軸と縦軸が錯綜するような状態の中で」という方向性がいい意味で見えてきているのではないかと思わせるところがありました。
第二部は最初に「休憩時間にかかっていたのはハルトで、フェルディナン・リシャールやスティーヴ・ベレスフォードが入っているやつ。いいアルバムだよ」なんて話が大友さんからありました。これは"nouvelle cuisine/gestalt et live"のことだと思いますが、実はまだ聴いたことがなくて、多分CD化もされていなくて、こういうのはなかなかCDにはなり難いんだろうなーと思いました。で、二部の演奏は"flutter"、"eureka"などの過去の曲らしい曲。 こういう曲らしい曲をやると自分の好みがはっきりとしてしまうと思いました。やっぱりジャズは半分以上は曲で聴いてしまうところがあるのかなーとも思いますが、勿論演奏がいいという水準を満たした上でのことであります。
ハルトはやっぱり素晴らしくて魅力的でした。大蔵さんみたいなバスチューブを、マウスピースにホースを繋いだものなんかも使いましたよ。

2月7日(土)
(H)ear rings@荻窪velvet sun
中村としまる(no-input mixing board)+杉本拓(g) / 宮本尚晃(g)ソロ / 妹尾拓生(g)ソロ / 吉村光弘(アルミフォン、音叉、他)ソロ

(H)ear rings@荻窪velvet sun。今日は初めての方が出るのでちょっと楽しみでした。若い人たちの演奏に接すると、好むと好まざるとにかかわらず、それぞれが自分なりのオリジナルな新しい表現を探っているのがよく伝わってきて、私はとても清々しい気分になります。やっぱり「やりたいことができる」というのがフリー・ミュージックの大きな特徴のひとつだと思います。以下、どんな演奏だったかを書けるだけご紹介してみたいと思います。
最初が妹尾さんのソロ。エフェクターをふんだんに使ったギターソロで、フワーっとしたニュアンスのある柔らかな心地よい演奏でした。結構時間が長かったですねー。「映像的質感を持つギタリスト」だそうで、Tsuki No Waなんかにも参加録音があるようです。次ぎの中村さんと杉本さんは、やはり音数が少なくて、今日は中村さんまで音が少なくて、トフは一回の弱音しか聴き取れませんでしたが実際にはどうだったんでしょうか?これはもう何か耳に対する挑戦、この"場"と"時間"の中で何をどう聴き取るかという聴き手の主体性が試されているような感じさえしてきます。演奏が終わった後、軽いどよめきが起こったようですが...。次ぎの吉村さんのアルミフォンというのは自作楽器だそうですが、トフはそれがどれだかちょっと特定できなかったです。テーブルの上にギターが置いてあるだけのように見えましたが...。で、この人の特徴は音叉をふんだんに使うところ。音叉を持って柄の方をトーンとギターのボディに打ち付けたり、U字になった先端をマイクに向けて手で振動を生じさせたり...ずっと聴いているとちょっと単調になって眠気を感じてきてしまいましたが。最後は宮本さんのギターソロ。私は何度か演奏に接していますが、結構好きで何か光を感じさせるような快感のある音だなーと思います。「ギターフィードバック音の洪水から、極めて繊細な音の粒子が、聴き手の身体と鼓膜を直接刺激し、眩暈にも似た触覚的な質感が知覚出来る」のだそうです。

2月17日(火)
坪研duo@大泉学園inF
坪口昌恭(pf)、津上研太(ss,as)

坪研duoは、坪口さんと津上さんが好きなスタンダード・ジャズを持ち寄って演奏するという趣向。どんな曲が飛び出すのかちょっと楽しみで、今日は珍しく夫に誘われて出かけました。最初に全体的な印象を書いてしまいますと、それぞれの曲を自分なりのアプローチで演奏する真摯な姿勢がくみ取れたのでとても好感が持てたと思う反面、曲をこなすのが精一杯であまり余裕はないなーと感じさせる一面もありました。やはりスタンダードは難しいと言うべきなのか、過去の名演と言われるものが自分の中にしみ込んでいるせいなのか、スタンダード・ジャズを自分なりに演奏することは誰にでもできると思いますが、それが「スタンダード・ジャズに新たな息吹きを」みたいなことになると至難の技に近いなどと自分は思ってしまうところがあります。アコースティック楽器だけでは特に。
さて、第1部の最初の曲は、チャーリー・ミンガスの「reincarnation of a lovebird」(ラヴ・バードの蘇生)。これはとてもいい曲ですねー。ギル・エヴァンスとスティーヴ・レイシーの"paris blues"の最初がこの曲で、自分にとってはこの演奏以外にこの曲は考えられないというくらい。次ぎが「all the things you are」で、それから後の曲は、全部知っているにもかかわらず「ああこれ、何ていう題名だっけ?」といった調子でした。
第2部は、「ornithology」から始まって「like someone in love」、「love for sale」、「time remembered」など。あと何曲か演奏したんですがやはり題名がちょっと...。しかし、坪口さんはビル・エヴァンス派のピアニスト(こういう言い方はあるのかな?)、つまりビル・エヴァンスのような演奏をする人では全然ないと思うのですが、エヴァンスの曲を演奏するとなかなかいいんですねー、これが。独得のさらりとした情感が出ていて、曲を自分のものにしていると思います。トフは最近は装飾的なもの、くどいものを好まない傾向があるのか、自分の好みに合っているところがあると思います。しかし、サックスとピアノだけによる曲の演奏は、最後の方ちょっと飽きてくるところもなきにしもあらずといった感じもしました。やはりリズム・セクションがある方が刺激があって飽きないのかなー。そういえば、確か一昨年だったと思いますが、ミドリさんと塚本さんのデュオなんていうライヴもありましたねー。このふたりだとどうなんだろう?やはり退屈するところが出てきてしまうのかなー。

2月20日(金)
ジェイスン・カーン・ソロ/アクセル・ドゥナー・ソロ/杉本拓ギター・カルテット:杉本拓、秋山徹次、中村としまる、大友良英@明大前キッド・アイラック・アート・ホール

私は今日はとても面白くて、いい意味で刺激を受けたなーという感じでした。思うことも幾つかありました。
最初が杉本拓ギター・カルテット。やはりなかなか音が出てこなくて、以前観た時よりもより一層間(ま)が長くなっているといった感じもしました。が、しかし、音が出てくる時は、ナチュラルでしかも意表をついてくるようなところがあってなかなか良かったと思います。こういうスタイル(と言っていいのか)、隙間を開けてメンバーが交代に音を出すような演奏を最初に聴いた時には、実は多少の戸惑いがありました。例えば、こちらは隙間は無いですがanodeの初演、全曲ではないdeluxeでの初演の時にもそう感じたのですが、コンセプト=作曲=決めが先にあるという感じがとても強くて、演奏の方はそれに則ったroutine work(機械的な作業)のように思えてしまうところがあって「交代で音を出しているだけかなー?どこが面白んだろう?」などと思ってしまったんですが、anodeにしろこのギター・カルテットにしろ、このような新しい試みについていきたいと思うのは、その後必ず変化(成長/発展)があるはずだと思うからであって、そして実際、演奏の度に違った何かを発見できるというのがライヴの醍醐味でもあると思います。それにしても今日は、音を出さない場面、その時は外の音とか会場のわずかなざわめきなどが聴こえてくるので、必ずしも沈黙ではないのですが、こういった静かな局面が続く時に限ってもうお腹がグーグーしてきてそれを押さえるのが結構大変でした。
続くアクセル・ドゥナーとジェイスン・カーンのソロは、それぞれが素晴らしいと思いました。アクセル・ドゥナーのトランペットは、信じ難いような音でした。「トランペットからこういう音が出るものかなー」という驚きがありました。まるで飛行機が離着陸するような音が聴こえてきたりして、「これは離陸するときの遠ざかっていく音かなー、着陸する時の近づいてくる音かなー」などど思っていたら、演奏が終わった後、隣の方から「飛行機が近づいてくる音...」といった言葉が洩れてきて、私と同じような体験をされた方もいたようです。トランペットを吹かないで、先端のラッパの部分に何かを擦り付けて音を出したりもしました。
ジェイスン・カーンは、大きなドラムを床に置いて上にシンバルを乗せてそれに振動を加えて出る音を加工していたのかな?加工する音とは別にもエレクトロニクス音が聴こえてきたように思いますが、間違っていたらすみません。で、そのシンバルにマレットや何やらで振動を加えるのですが、シンバル以外にも金属の円盤状のものを置いて、確か手で振動を加えたりしました。シンプルな連続音を加工する今風のスタイル?と言ってもいいと思いますが、聴き易くてとても気持いいと思いました。今日のプログラム全体を見渡すと、やはり音響的(サウンドアート的?)インプロだったと言えるのかなーと思いました。

2月22日(日)
高橋琢哉(g,etc)+寒河江勇志(sax,etc)+イトケン(ds,per,toy)@中野富士見町planB

実は今日のライヴのことを「異色の顔合わせ」なんてイトケンさんに言ってしまったのですが、それというのも寒河江さんとイトケンさんが自分の中で結びつかなくて、それは千野秀一さんや今井和雄さんがイトケンさんと結びつかないのと多分同じ感覚で、要するにそれは、いわゆるインプロヴァイザー的なイトケンさんをよく知らないというか、インプロヴァイザーとしてイトケンさんを捉えていないというか...うーん、やっぱりイトケンさんは、"fake"マルチ楽器演奏家なんでしょうか?しかし、今日は面白かったです。ドラムの他にトライアングルを使ったり、おもちゃや紙を破く音をエレクトロニクスにかけたり...色々な音がイトケンさんらしいノリとセンスで組み立てられていると思いました。これだったら、今井和雄さんのマージナルコンソートもやれる。あの長丁場でかなり色々な道具を使うマージナルコンソートも、と思いました。
さて、演奏の方は、最初ちょっとどことなくエキゾチックな感じがすると思いました。普段聴くことのできない何かいい感じのトリオだなと思いました。色々な音が、淡々とした感じで次々に繰り出されてきて、高橋さんが書いておられるように「組み立てたり崩したり消えていったり...」だったのか、こうした捕らえ所のないとりとめの無さみたいなものに、いい意味でのフリー・ミュージックの楽しさを感じました。高橋さんは、初めて観る方ですが、フリーフォームでしっかりとギターを演奏するタイプの方でした。寒河江さんのサックスは、前に一度聴いたことがありますが、とてもいい音でまた聴きたいと思っていた人。私などは、昔のフリージャズのしっかりとしたサックスの音を持っていると思ったりするのですが、どうでしょうか。現在はパリ在住ということで、'86年からあちらに移り住んでいるのだそうです。
帰りは思わぬ雨にたたられました。中野富士見町の駅にたどり着くまでにポツポツときて、家の最寄りの駅に来る頃にはザンザン降りになっていました。

2月29日(日)
Jean-Pierre@三軒茶屋grapefruit moon
出演 Jean-Pierre:イトケン(ピアニカ、ラップトップ)、チエピエール(パヤパヤ)、サチピエール(パヤパヤ)、ユユピエール(テルミン)、ロムピエール(テルミン)、トイピエール(クラリネット)
ヒゲの未亡人(岸野雄一+ゲイリー芦屋)
ジョン(犬)

イトケンさんのユニット、ジャン・ピエールの4回目のライヴ。私が観た前回(2回目)のエリピエール(グロッケン)は、今日はお休みということで楽器編成がちと違いますが、イトケンさんらしいハッと目が覚めるような鮮やかな音作り。ユユピエールとロムピエールの2台のテルミンと、イトケンさんのピアニカがハモる出だし(革新的だねー、ツインテルミン+ピアニカ)。それに続いて、ラップトップからこぼれ落ちてくる音...。ここら辺が自分にとっては一番印象的だったかもしれません。ユユさんの演奏する姿、可愛かったですねー。今までに観たのは秋山さんと巻上さんだけで、正統的なテルミンを観たことがなくて...。しかし、楽器編成は革新的にもかかわらず、曲はちょっと懐かしいような親しみやすい感じがすると思いましたが、どうでしょうか?
さて、このジャン・ピエール、女性メンバーは毎回コスチュームを揃えて登場するのですが、今日はスチュワーデス姿(でいいのかな?)。岸野さんに敬意を表して、イトケンさんとみんなでヒゲを付けるシーンもありました。で、そのヒゲの未亡人は、トフは翌朝(3/1)早く家を出なければならなかったので、観ずに失礼させていただきました。

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