2日はいつもより早く東京女子医大病院を後にして曙橋へ向かった。私にとっては久しぶりのライヴ。曙橋から門前仲町へはわりと行きやすくて近い。が、それだけではなくて、フリー・インプロヴィゼーションについては私はライヴ派なので、今日の門仲天井ホールのように聴き手にとってしかるべき場所を用意してくれるjazz &NOWのコンサートには、迷うことなく自然に足が向かう。
ロードリを聴くのは、一年半ぶりにもなるのか、前回の大谷資料館でのコンサートも印象深く、私は確かロードリは音に対する繊細で研ぎ澄まされた感覚を持っているというようなことを書いた覚えがあるが、今回またさらにハープを使った音の世界を掘り下げている感があってすばらしかった。見続ける価値のある人だと思う。また今日は、秋山さんの良さがやっと体験できたような感じがあった。特に最後の二人の共演、繊細さ(ロードリ)と無垢(秋山)とも言えるような共演は、過酷な現実に直面している私にとっては、慰めの慈雨のようであった。ライヴ派の私にとってのフリー・インプロヴィゼーション、いいと感じるものは、聴いている時はひたすら音に集中させられるが、終わってしまうと何も残らない、そんなものではないかと思う。
秋山さんの前に置いてあった刀はいつ使うのかなと思ったのですが、ロードリとの共演の最後に使いました。