"leapday night"(lovely music LCD 1042)
David Behrman
leapday night
Ben Neill(mutantrumpet)
Ben Neill,Rhys Chatham(trumpets)
a traveller's dream journal
Clara Mondshine(sound effects)
Jakino(keyboard improvisation)
interspecies smalltalk
Takehisa Kosugi(violin)
秋の夜長にふと取り出して聴いてみたくなる"leapday night"(2月29日の夜)。デヴィッド・バーマンによるコンピュータとアコースティック楽器のインターラクティヴ・ミュージック。ベン・ニールのオリジナル楽器ミュータン・トランペットと小杉武久さんヴァイオリンの美しい演奏が、デジタル・データに変換されてコンピュータの制御するシステムに入力されるというようなシステムになっているようです。'80年〜'90年くらいの作品のようですが、コンピュータが介在している音楽で、これ以上愛着を感じる作品にはまだ出合っていないような気がします。
"goin' home"(TKCB-70508)
Albert Ayler(tenor&soprano sax)
Call Cobbs Jr(piano)
Henry Grimes(bass)
Arthur 'Sonny' Murray(drums)
このCDは10/14のフリージャズ・レクチャアで紹介されたのだろうか?アルバート・ アイラー'64年録音のスピリチュアル集。"deep river"や"when the saints go marchin'in" などが入っています。フリージャズの嵐が吹き荒れていた時代の最中にこういう録音もあったのかという驚きがあります。今聴いてもとても新鮮で、シンプルなメロディを味わいのある深い音で演奏するアイラーのサックスに心打たれます。
"a love supreme"(deluxe edition)(impulse!)
John Coltrane(tenor sax)
MacCoy Tyner(piano)
Jimmy Garison(bass)
Elvin Jones(drums)
20年かそれ以上聴いていなかった"a love supreme"のCDを買うとは思っていませんでした。deluxe edition は、旧来のものに唯一のライヴ版未発表音源を追加した2枚組。アンティーブ・ジャズフェスティヴァルでのライヴ。南仏の夏空のもと、熱狂的なヨーロッパの聴衆の前で張り切って演奏したんだなあという感じ。仏語のイントロダクションの後、非常にリラックスした感じの出だしから徐々に複雑な深みに分け入っていくようなコルトレーンのサックスが素晴らしい。"acknowledgement" の別テイクで、アーチー・シェップとアート・デイヴィスが追加共演。アーチー・シェップは、若い頃いやと言うほど聴きましたが、ここではアーサー・ドイルのようにも聴こえます。
"live-electronic music"(TZ 7074)
featuring Gordon Mumma,David Tudor,William Winant
Robert Ashley,George Gacioppo,William Ribbens
ゴードン・ムマの'63年〜'85年にかけての作品集。Gordon Mumma(computer)+William Winant(percussion)の演奏を始めとして(これは素晴らしいと思いますが)、深い鋭い抽象性と品格を感じます。録音物が少ないところにも輝きを感じます。
tzadik composer series は、このところ傑作ぞろいなので時々見るようにしています。クリスチャン・ウォルフの"Burdocks"、大友良英さんの"Cathode"&"Anode"は、自分にとっては必聴の作品でした。