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"slash3゜live at motion blue yokohama vol.1"(MTCJ-3007)

Masabumi Kikuchi the slash trio
Masabumi Kikuchi(piano,organ)
Tatsuya Yoshida(drums)
Masaaki Kikuchi(bass)

すっごいなーという言葉しか出てきませんが…。やっぱりジャズは利かん坊でなくっちゃと思います。スティーヴ・レイシー曰く「jazz is the sound of surprise」。みみっちいことや断定的なこと言いたくなくなります。3曲目の終わりの方、やってくれますね、吉田達也さん。よくああいう太鼓を叩くなー。


"pieces for guitar"(TZ 7080)

Derek Bailey(guitar)

デレク・ベイリー'66/7年録音の作曲集。インプロヴィゼーションが2曲加わっているのだろうか。特筆すべきは、ギター表現による多種多彩な響きが盛り込まれていること。トフはもうこれで十分ではないかと思ってしまう。そんなにたくさんのギターを聴かなくても。この響きは鮮やかに刻まれます。CDを聴いてから数時間後にストーブの前でうたた寝していると、頭の中に音が響いてきて、それが先ほど聴いたデレクさんのギター音だったことに気づかされたりします。作曲によるものとはいえ、ランダムネス=抽象とはどんなものかという提示もすでにあると思います。間章の言う「デレクのまばゆいしなやかさ」も。私はそれがもうここにあることを感じます。録音当時はウェーベルンの影響下にあったとか。


"the crypt - 12th june 1968"(MRCD05)

AMM
Cornelius Cardew(piano,cello)
Lou Gare(saxophone,violin)
Eddie Prevost(percussion)
Keith Rowe(guitar,electronics)

'68年録音のAMMセカンド・アルバム2枚組。時代的なものなのか、とにかくエネルギーを感じます。自由への希求みたいな。それぞれの楽器から出てしかるべき音というのはほとんど聴かれません。調べてみますと、AMM'65年結成、イタリアのムジカ・エレットロニカ・ヴィヴァ/MEV'66年結成、カナダのニヒリスト・スパズム・バンド/NSB(3月に映画上映あり)'65年結成と、既成の音楽を覆すデタラメバンドは、'60年代中頃に各地で興ったようです。久しぶりに聴いてみて思うのは、現在にまで及ぶ射程距離を持っているということ。ドローンなエレクトロニクス音とチーンチーンと金具を叩く音のところなんかは、音質こそ良くないけれど今の音響といわれるもののよう。それにしてもキース・ロウはすごいですね。ずっとこの線で最前線にいるのですから。

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