CDを聴く



先月に続いて、ヤニス・クセナキスのアナログテープ音楽集。主要作品はCD化されているようですね。

"electronic music"(EMF CD 003)

Iannis Xenakis

1.Diamorphoses(1957)
2.Concret PH(1958)
3.Orient-Occident(1960)
4.Bohor(1962)
5.Hibiki-Hana-Ma(1970)
6.S.709(1992)

割と聴き易いのはこのあたりか。90年代の始めだったか?正確な年は忘れてしまいましたが、トフは、クセナキスご本人による「ボホール」を草月ホールで観ています。当時は「すごいな」と感じつつも頭で理解するのが精一杯。時代が、そしてトフも、クセナキスに追いついた!「ヒビキ・ハナ・マ」は、大阪万博の大阪鉄鋼館のためのもの。武満徹の「ノヴェンバー・ステップス」の録音メンバーによる演奏らしい。日本的な感じ。琵琶らしき音が聴こえます。



"la legende d'eer"(naive)
8-channel electronic tape(1977-1978)

Iannis Xenakis

好みからいうとこのあたりかな。ひとつの小さな響きが、成長し発展し膨大な音となって強度を増していく…。初めて聴いた時、ジョナス・メカスの言葉を思い出しました。フレッド・フリスの映画「ステップ・アクロス・ザ・ボーダー」の中で、こんなようなことを言っていたと思います。「バタフライの羽ばたきは、ほんの小さな羽ばたきだが、やがてそれが世界を変える」。成長して変容した響きは、また小さな響きに戻って消え入るように空間と一体になっていきます。


たまたま手にした2枚のCD-R。いずれも昨年(2002年)の録音。ただ音の現前あるのみという感じ。しかも既成のものには絶対に無い何か。その何かをすくい上げているような。


"以下同文"
川仁宏+千野秀一

"ichiraku/kinosita/unami"(hibari music)
cymbal violin lapsteel

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