CDを聴く


連休は大掃除。この日のためにせっせとミシンがけをしておいた雑巾が役に立っているのだ。明日もがんばるぞー。
さて、ミッシェルさんと徹さんの「春の旅2003」、アンケートには書き忘れてしまいましたが、ミッシェルさんのソロ演奏がどこか一カ所くらいあると良かったですね。トフは、今回2枚のCDを購入しました。2枚とも、ピエール・オリヴィエ・ブーランさんという人が絡んでいます。

"places dans l'air"(potlatch)

Alessandro Bosetti(soprano sax)
Michel Doneda(soprano sax)
Bhob Rainey(soprano sax)

Pierre-Olivier Boulant (subjective stereophonic recording)

ミッシェルさん以外のサックス奏者は若手だろうか?音がストレートというか、若い感じがしますが。


"sopranino/radio"(fringes)
Michel Doneda(sopranino saxophone,radio〔track 64〕)
post-card collage
Pierre-Olivier Boulant(microphonography,radio〔track 1-63〕)
sleeve lay-out

限定版でトフのは045/500。いい物を手に入れてしまったなという感じです。前半が63の 断片からなる63分の演奏。ラジオとマイクロフォノグラフィー(とは何か?)とソプラニーノの共演。ああ、こんな音のつぶやきまでという感動。ラジオはラジオそのものの音(としか説明できないが)。周波数が合っていないのは勿論のこと、ザーっというノイズさえ聴こえてこない。マイクロフォノグラフィーは、サイン波に似ているけれど、もっと微妙な気になる音。録音技術があるからこそ、すくい取れる音なのだろうか?微少で微妙なエレクトロ・アコースティック・ミュージック。「ひとはすべての音にひらかれている…」というミッシェル・ドネダのあらゆる音への愛。
track 64は長い演奏。オープンエアーでの録音。ラジオが少し入るところあり。ソプラニーノの響きに圧倒され、聴き惚れてしまいます。この響きは自然の中に深く浸透していって、まるで一体化するかのようです。


上記2枚は2000年代に入ってからの録音。下の2枚はトフが好きなやつ。っていうか、たまたま手に入れたもの。いずれも90年代のものです。

"les diseurs de musique"(vand'oeuvre)

Serge Pey(voix,grelot,textes)
Michel Doneda(saxophones soprano&sopranino,clochette)
Daunik Lazro(saxophones alto&baryton,clochette)
Le Quan Ninn (percussion)

セルジュ・ペイさんという方のポエトリー・リーディング。それと平行する即興演奏は、やはり言葉に影響を受けているのだろうか?読まれる詩によって、演奏はかなり違ったものになっています。ジャラジャラとした東洋的/アジア的な響きがあるようなル・カン・ニンさんのパーカッション。一度に複数の音が出せて、違った音もどんどん出せるので、ミッシェルさんとは本当に相性がいいなと思います。朗読は、レオ・フェレを思わせるようなしっかりとした声。


"direct chamber"(33revermi)

Fabrice Charles(trombone)
Michel Doneda(saxophones soprano&sopranino)
Gunter Muller(percussion,electronique)

ギュンター・ミュラーという人は、異色というかかなり個性の強い人。トロンボーンとサックスは、ここでも一曲毎にギュンターさんの演奏に合わせて違うものになっていると思います。微妙なエレクトロニクス音に合わせていくニュアンスのあるサックス表現の音と響き。


"rainforest(versions&「)(versions 1 &4)"(mode 64)
Tudor,Kosugi

1.rainforest version1(1968)21:47
for Merce Cunningham Dance Company
David Tudor & Takehisa Kosugi,live electronics

2.sliding pitches in the rainforest in the field : rainforest version 「(4)(1973)51:58
an electro-acoustic ennvironment

version 1は、1990年の録音。野性味あふれる森。エレクトロニクスのダイレクトな音。version 「(4) は、何をどう変えたのかテクニカル的なことは分かりかねますが、version 1とは違って奥行きが感じられます。青山スパイラルホール(5/25)での演奏はこちらの再現。全く同じように再現するのは不可能にしても、おおむねこんなような感じだったと思います。ただ、今こうしてCDを聴いてみると、トフはやはりこちらが本物だと思ってしまう。音に深みやメリハリがあって、面白さに惹き付けられてしまいます。再現の方は、もう少し平たくてアンビエントな感じだったでしょうか?全体的にもっと聴き易い感じになっていたと思います。


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