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"alpha lemur echo two"(SPOR 05)

1.lemur
2.alpha
Track1recorded Live at Jackman's Lane Centre,London1994
Jim O'Rouke(guitar)/Eddie Prevost(percussion)/
Michael Prime(radio,water and bioelectronics)
Track2 recorded 27/8/90 in Catford
Adam Bohman(strings and objects)/Andy Hammond(guitar)
Jim O'Rourke(guitar and electronics)/Michael Prime(radio,water,electronics)
mixed by Jim O'Rourke 1991


現時点でのジム・オルークは、何かになりきってしまうカメレオンマンのような人という印象。ある意味でエンターテイメントな感じさえしますがどうでしょうか。マース・カニングハム舞踊団公演の時に、きちんと整髪して派手なスーツで小杉さんの隣に座っていた姿と、長髪でボロボロの穴あきカーディガンを羽織っていたdiskaholics anonymous trio は余りにも対照的だ。"fear no fall" での、黒ぶち眼鏡でギターを持った姿はデレク・ベイリーの真似か?高柳昌行に捧げるアルバム、ヘビメタみたいなお兄さんたちがワーッとやっているカヴァー写真のCDもあったな、確か。
さて、1.lemur はAMM の Eddie Prevost を迎えてのライヴ録音。AMM 的なものを換骨奪胎しているような感じがします。


"buddha with the sun face/buddha with the moon face"(DNCD005)

Bernhard Gunter
Jeph Jerman


ボリュームを最大にしてもやっと聴き取れるくらいのレベルにしてあるのは作為的だろうか。ほとんど同じに聴こえる短い二つのヴァージョンが続けて入っています。焚き火の音がパチパチとはじける…。雲の晴れ間から光りが射し込んできて、光りのシャワーがシャワシャワシャワーッと注がれてくる…。この感じ…この光りの感じが見事に音響化されていると思います。遠くから誰かが奏でる楽器の音が、微かにとめどなく聴こえてくるようです。


"mxct"(VDO 0121)

Martin Tetreault(electrophones,surfaces preparees)
Xavier Charles(surfaces vibrantes, cd prepares,tourne-disques)


色々な正体不明の音が重層的に聴こえてくる刺激的なアルバムだと思います。秀作ではないでしょうか。初めて聴いた時、それは暗くなった部屋で、ヘッドフォンを付けて寝床に入って電気を消してからだったのですが、怖くなって起きてしまいました。ちょうど2曲目あたり、遠くから列車が近づいてきて段々迫ってくるような感じ。普通だったら、列車は過ぎ去っていくはずなのにそうではない。いつまでも接近してくるその状態に留まり続けているような、迫りくる緊張感から逃れられないような、しかもそれだけではなくて、無気味な音が所々に挿入されています。CDを聴いて怖いと思った体験は初めてでした。


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