CDを聴く



8月はジャズ集にしたいと思います。

"rearmed flowers"(sun out recordings 3099/1998)

Kikuchi art quartet
Masaaki Kikuchi(bass,electronics)
Tomohide Midori(alto sax)
Tetuya Higashi(trombone)
Naoki Saitou(drums)

「菊地さんのCD見つけたよ」と、ジャズ世代のオヤジである夫が、新宿ユニオンの中古ジャズ売り場で買ってきてくれました。"new york art quartet"に触発されたものなのか同じ楽器編成のフリージャズ。"都会"を感じさせる所が菊地さんらしい。静かな軽井沢の別荘地で聴いてみたら(勿論トフの別荘ではありません)「こんなにノイジーだったかな」と思い直すくらいうるさく感じられました。いい意味で。ドラムが割と普通っぽくて、菊地さんのベースと共に単調にリズムセクションとしての音を刻んだり、まるで軍楽隊の太鼓のような不粋な?音とリズムを出している所もあります。ミドリさんのサックスは暖かみがあって好きだと思う。

"new york art quartet/35th reunion"(DIW 936/1999)

Milford Graves(drums)
Roswell Rudd(trombone)
John Tchicai(sax)
Reggie Workman(bass)
Amiri Baraka(poetry reading)

"rearmed flowers" の翌年、"new york art quartet/35th reunion" が出ています。リリースされた当時「今を生きる鮮やかなフリーだ」と書いた記憶があります。この印象は今も変わりません。ESP'64年録音の"new york art quartet" を初めて聴いたのはいつ頃だっただろうか…。フリーを聴き始めた頃は、分からないものを分かりたい一心で、まるで修行のように対峙したものですが、今はすんなりと音に入って行けます。
「ニューヨークが最高なのは、ティム・バーンズがいるからだ」と言ったのはジム・オルークで、そのティム・バーンズと菊地雅晃さんの共演があったのは4月。で、Kikuchi art quartet と New York art quartetの2枚のアルバムで2002年の夏、ニューヨークと東京は私の中で繋がりました。

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