CDを聴く


日付けが9月に変わったとたん秋の虫が鳴き始めました。
夕食の支度をしていると外からとても良い鳴き声が聴こえてきます。午前1時くらいまでは鳴き通しなのですが、そのあたりからは断続的な鳴き声になって、だいたい3時くらいが虫たちのお休みタイムのようです。
今月は風巻さんと牧原さんのCDを紹介しています。



"Links"(SLAM)

Ensemble Uncontrolled
Eduard Akulin,trombone(Tallin)
Christoph Gallio,alto & soprano sax(Zurich)
Takashi Kazamaki,percussion(Tokyo)
Kalle Laar,guitar & electronics(Munich)
Mart Soo,guitar(Tallinn)
Special Guest: Paul Hoskin,bass-clarinet(5,9)

Ensemble Uncontrolled の"Tales From The Forest"(1995/Leo)に続く第二作。'97年 タリンでのスタジオ録音を音源に'96年大阪でのライヴ録音のテイクを加えたものです。のっけから変なこと書きますが、実はこのところバンド演奏という形態によるフリー・インプロヴィゼーションにあまり興味が持てなくて困ります。ドラムスとサックスを配してそれにギターとかピアノが加わったアンサンブルのことなんですが。自分が変わってしまったのか、理由はそのうち考えてみます。でも風巻さんは、ソロであれグループであれ喜びを感じて音が聴ける人。アンサンブルの出合いを創出していく強い存在感と深さがあります。イギリスの独立レーベルSLAMからの6月のリリース。

"Next Bug"(sonore)

Toshi Makihara(percussion)
Jim Meneses(midi-sampling)

仏sonoreから今春リリースされた牧原さんのアルバムは、アコースティック・パーカッションとmidiマリンバの共演。サンプリングを少し取り入れたエレクトロニック・マリンバとの共演です。打楽器同士という同じ種類の楽器の共演で、しかもアコースティックとエレクトロニックという「今らしい」即興のあり方を感じさせます。瞬発的な音の飛び出し方が、きらきらするような響きを持った動く音のオブジェみたいに感じさせる音響的アルバムです。これも同じような音を出すもの同士の共演による即興演奏の一種。自分が今引っかかっていることです。



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