映画「DISTURBIA」(ディスタービア)<2007:アメリカ>




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映画「DISTURBIA」

(ディスタービア)

<2007:アメリカ>

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toikunの評価: ★★
2.0点/5点満点中
主要登場人物配役 (役名俳優)

大学生ケール・ブレヒトシャイア・ラブーフ
引越てきた隣人アシュリー・カールソンサラー・ローマー(サラ・ローマー)
ケールの友人ロニー アーロン・ヨー
ケールの母親ジュリーキャリー・アン・モス(キャリー=アン・モス)
ケールの隣人ロバート・ターナーデーヴィッド・モース(デーヴィット・-)
(デヴィッド・-)(デヴィット・-)

警察官グーティエレズホセ・パブロ・カンティージョ
(-・カンティーヨ)(-・カンティーロ)

ジャンル: スリラー, ホラー, ロマンス, コメディ, 犯罪もの
上映時間: 105分
アカデミー賞(オスカー)結果:
受賞: なし
ノミネート: なし
<スタッフ>
製作: Joe Medjuck, E. Bennett Walsh, Jackie Marcus
監督: D.J. Caruso
脚本: Christopher Landon , Carl Ellsworth
撮影: Rogier Stoffers
音楽: Geoff Zanelli
出演(キャスト) Shia LaBeouf, David Morse, Sarah Roemer, Viola Davis, Carrie-Anne Moss, Aaron Yoo, Jose Pablo Cantillo
<感想>(紹介,レビュー,批評,評論,解説)はクリック
<ストーリー>(あらすじ,内容,ネタバレ,ラスト,詳細)

 学生のケール・ブレヒトは、父と魚釣りに行った。その帰りに交通事故に巻き込まれ、父を失った…。

 あれから1年が経った。学校でスペイン語の授業中、眠っていたことと勉強ができないことで、 先生から”父親はどう思っているだろうか?”と言われ、我を忘れて先生を殴ってしまった。 まだ18歳未満の少年であるために、裁判所から自宅拘置の処罰を受けた。少年院には行かなくて済んだのだが。

 足には、自宅からある程度の距離を離れると、 警察に連絡がいって警察官が飛んでくるという無線型の装置がつけられた。 家に隠りっきりにならなければいけない生活にフラストレーションが溜まるケール。 ゲームをしたり音楽を聴いたりで家のことはしないケールに、母ジュリーも頭が痛かった。

 そんな外に出られないケールのことを知ってか、近所の悪ガキたちはイタズラをした。 そのために家の外に出てしまったケール。そして警察官のグーティエレズが飛んでくるのであった。 彼の命令で腹ばいになるケールが眼にしたのは、隣に越してきた住人、 そしてその住人の娘である美人のアシュリーであった。

 ケールは、自宅からどれくらい離れると機械が作動するのかというのを調べて、庭にロープを張った。 そんなケールはつまらない自宅での生活の中で楽しみを見つけた。隣人の観察である。様々な隣人の観察。 学校での友人ロニーが遊びに来ると、ケールは双眼鏡を渡し、その楽しみを教えるのであった。

 ケールはアシュリーと話しがしたくて、ちょっとしたきっかけを作った。 そしてやっと同年代の美少女であるアシュリーと話せるのであった。

 それからもケールは隣人の観察を続けた。特にアシュリーの観察を。 ケールがロニーと一緒にアシュリーが自宅のプールに入っているのを見ていると、不意に彼女の姿が消えた。 そして家の呼び鈴が鳴った。それに出たケールとロニー、訪れたのはアシュリーだった。 家を出されたという彼女は遊びに来たのだ。ケールの部屋にあがるアシュリー。 そんな彼女が見つけたのは双眼鏡だった。 ケールとロニーは、その言い訳に、今テレビで話題になっている殺人犯の話を持ち出し、 隣人ロバート・ターナーの特徴がそれに似ているために監視していると言うのであった。

 それからアシュリーが加わっての隣人ロバート監視作戦が始まった。ロバートは女性を連れ込んだ。 そして酒を飲ませ、ナイフを手に持った…ロバートが切ったのはドレスの値札であった。 そんなこんなでアシュリーは帰って行った。

 ケールは隣人観察を再開した。そんな時、彼はロバートの家から悲鳴を聞いた。女性に何かあったのか? ビデオを撮るケールがいた。だが、その後女性の乗ってきた車は立ち去った。

 寝て起きた後、キッチンに立つケールがいた。そんな彼の前にいきなりロバートが現れた。たじろぐケール。 実は母ジュリーが、ある店でロバートに助けてもらったのだ。それで一緒に帰ってきたのであった。 それを聞いて一安心?のケールであった。

 そのことを訪ねてきたアシュリーに話したケール。ロバートはジュリーに惚れている?などの話しとなる。 その後、アシュリーは自分のためのパーティが開かれると言って、帰って行った。覗かないでという言葉と共に。

 夜のパーティの時間。大音量の音楽が流れるアシュリーの家。もちろん隣のケールの家にも響いていた。 彼は何を思ったか、アシュリーの気を引くためか、携帯音楽プレーヤーにスピーカーを繋ぎ、 アシュリーの家に向かって大音量で音楽を流すのであった。そして家の呼び鈴が鳴った。 期待していたアシュリーだと思って出たケールだったが、近所の悪ガキだった。またしてもイ・タ・ズ・ラ…。 そこへアシュリーがやってきて、ケールの部屋に直行、音楽を止める止めないのプチ喧嘩となる。 その後、自分を監視していたことが分かったアシュリーは、どう監視していたのかをケールに問いただす。 ケールはアシュリーに思いの丈をぶつけた。アシュリーはそれにひかれ、ケールとキスをする。 そしてベッドになだれ込む…そんなアシュリーが物音に気付き立ち上がった。 隣人のロバートが大きな袋をガレージに運んだのだ。

 翌日、気になった2人にロニーを加え、その”袋の中身を確認作戦”が始まった。 家を離れられないケールを指揮官として、アシュリーが店に買い物に行ったロバートの監視役、 ロニーがロバートの車からガレージの鍵探し役になった。 うまくいく…そう思われた矢先、ロバートを見失うアシュリー。 自分の車に戻って急いで携帯でケールに電話して、家に向かう…その車の前にロバートが現れた。 おもむろにアシュリーの車に乗り込みエンジンを止めるロバート。 彼は、アシュリーが尾行していることに気付いていた。 だからプライバシーに関わるのは止めるように忠告して去った。

 ケールの部屋で話し合う3人がいた。こういうことは止めようとアシュリーは言って家を出た。

 ケールは何かおかしいと止めようとしなかった。そんな彼をまたロニーが訪ねた。 彼は、携帯電話をロバートの車の中に落としたのだという。2人で”携帯取り戻し作戦”が始まった。 ケールが作った改造したカメラを持って、ロバートのガレージへと近づくロニー。 そのカメラで捉えられた映像は、ケールのパソコンに転送される仕組みだ。 だが途中で物事がおかしくなり、ロニーのうめき声と共に映像が途切れた…。 ケールはバットを持ち、ロバートの家へと入った。そこに警察がやってきた。 なぜ家から離れたのかを警官に話すケール。そこへロバートも家から出てきた。 家を見ていいかと尋ねる警官にロバートはうなずく。 そしてケールたちが気になっていた大きな袋を警官がガレージから出して開けてみた。 中には死んだ鹿がいるだけだった。

 2回目の警察官呼び出し。母ジュリーからこっぴどく怒られるケールであった。 ジュリーはロバートの家へ謝りに行った。そんな時、ケールの携帯が鳴った。 ”パソコンの映像を見ろ”そのメッセージ通りにパソコンを見ると、そこには動かないロニーの姿が。 ケールが家の中を探すと、ロニーがいた、だがロニーはケールを驚かしただけだった。仕組んだのだった。 怒るケールがいた。ロニーはガレージに入ったときに録画した映像をパソコンで再生して下に降りた。

 その映像に何か違和感を感じたケールは巻き戻し、拡大して、見た。 そこには動かなくなった女性の姿があった。急いでロニーを呼ぶケール。 そして時を同じくして、ロバートは自分の家のジュリーを襲って監禁、 ケールの家に来て、バットでロニーを殴った。そして2階のケールの部屋に来た。 格闘になるケールとロバート。ケールは警察に知らせるために、”規制線”から外に出ようとしたが阻まれた。 家の中に連れ戻されたケール。テープでグルグル巻にされる。ロバートは、ロニーが撮ったテープが狙いであった。 自分の殺人がバレないように。

 下でアシュリーがケールを呼ぶ声が聞こえた。それに気付いたロバートの隙を突いたケール。だがグルグル巻。 物音に気付いたアシュリーが2階に上がってくると、ケールとロバートの格闘を見る。 アシュリーはケールを救おうとする。そんなこんなでケールとアシュリーは部屋の鍵をかけてロバートを閉め出せた。 テープを切ってもらって自由を取り戻したケール。

 だがロバートはバットを持ってドアを破ろうとしてきた。 ケールとアシュリーは、屋根伝いに逃げてアシュリーの家のプールに逃げ込むことに成功した。 これで”規制線外”である。 ケールは、アシュリーに警察が来ることを確認するように頼み、 ロバートの家に行った母を救うために、ラバーとの家の中にはいる。

 その家の中で女性の死体を見つけるケール。母を捜すために更に奥へとはいる。 そこに警官グーティエレズが到着した。様子がおかしいのでロバートの家へとはいるグーティエレズ。 だが、彼はロバートに伸されてしまった。

 奥へ入るケールが落ちた床の水たまりで発見したのは多くの死体だった。とても驚くケール。 彼はそこからすぐに出て、母を捜した。そして母ジュリーのうめき声が聞こえて近づくと、つるされた母がいた。 母を助けるケール。だがそこにロバートも現れた。最後の決着。ケールは運良くロバートを殺せるのであった。

 ロバート・ターナーという殺人者を発見できたケール・ブレヒトの監視の結果は、自宅拘置の早期終結であった。 だが、自宅拘置の処分が終わっても、アシュリー、そしてロニーと一緒に、近所を監視し続けるケールであった。
<ストーリー>(あらすじ,内容,ネタバレ,ラスト,詳細)はクリック
<感想>(紹介,レビュー,批評,評論,解説)

 「トランスフォーマー」で一躍時の人となったシャイア・ラブーフ主演の コメディック・ロマンティック・スリラー(ホラー)。彼が青年ケールを演じる。 他の”監視団員”に扮するは、ヒロイン・アシュリーに新生サラー・ローマー、 ケールの友人ロニーにアーロン・ヨーが扮する。 他の主な出演者は、人知れず生活する 殺人鬼ロバートには「16ブロック」などの 助演の雄デーヴィッド・モース、 ケールの母親ジュリーには「マトリックス」シリーズの トリニティー役で一世を風靡したキャリー・アン・モスなど。 ちなみにtoikunにとってトリニティー以外のキャリー・アンは初めてである。 ”ある時代の勉強不足”を物語っている。 監督は「トゥー・フォー・ザ・マネー」などの D・J・カルーソである。 この映画は「アナザー・デイ・イン・パラダイス」の脚本の、 クリストファー・ランドンの原作を元に、彼が脚本を担当している。

 今回、幸運なことに試写をさせてもらえるということで、全くの情報無しで見てみた。 ジャンルすら分からないまま。序盤はそれが”祟った”。 ジャンルさえIMDbでチェックしておけば後の展開の予想もついたものの、 チェック無しだったので”席を立とうかな…”という序盤のストーリーだった。 正直あまりに退屈で仕方なかった。展開、そう物事の広げ方、そしてチャラけた音楽など…。

 だが、それが良い意味で裏切られる後半が吉。ある意味”大吉”なんだけど、ある意味”ただの吉”。 少しでも前半の退屈感から目をそらさせようと、後半スピード感で乗り切った感じのある映画。 その”スピード感”で欲しいものを端折っちゃった感じが大いにある。こう表現すれば一番良いのかな?

 まぁ、”ティーン向けホラー”なら目を瞑るべきなのだろうが…。

 グダグダの序盤を含めなければ及第点、劇場で楽しめるだろう。

2007.11.03
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