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飼育している魚については「我が家の水辺」の該当ページにリンクを貼っています。

琵琶湖固有種ですが、大正時代食用として霞ヶ浦に移入され、その後も鮎種苗に混じって移入し続けたようで、関東の複数の水系で見られます。大河川下流、湖沼、連続する用水路などに生息しています。二枚貝の生息に依存するため、どこでも見られるというわけではありませんが、タナゴ類のいるところではたいてい本種も出現しているようです。
いまや全国各地で見られるようで、困りものの魚です。高校生の頃、住んでいた三浦半島から利根川まで始発電車で遠征して、初めて釣れた魚がこのビワヒガイでした。たくさんのスゴモロコやソウギョにも出会い、移入種天国を実感した一日でした。その頃は何も知らず、ただ興奮していたのを覚えています。
霞ヶ浦には多く生息していて、食用にするヒガイ目的の釣り人を見かけます。東京近郊のある小河川の生息地では全長10cmを越えるサイズの個体は私には確認できません。雄は婚姻色を呈し、雌は産卵管も延ばし、成熟しています。カワヒガイとは区別できないし、何とも言えません…。
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雌。背鰭が美しいです。
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夕マズメになって入れ食いになりました。11月。
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トップ写真の雄の顔。追星が目立ちます。
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その背面。全長14cm。
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7月、護岸縁りでたくさんの若魚が釣れました。若魚の時期は暗色縦条が目立ち、鰭や体色の黄身も強いです。
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淡く婚姻色の残る雄。全長11cm、7月。
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大きくなるにつれて縦条は目立たなくなります。
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左の背面
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説明文中の東京近郊の小河川産の個体。既に婚姻色が出ていました。全長8cm、7月。
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背面
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スゴモロコは琵琶湖固有の魚ですが、アユ種苗とともに関東に入ってきて、広く定着している移入魚です。流れのほとんどない大河川下流域や湖沼を好んで多く生息しているようです。
ハス、ワタカ、ホンモロコ、ビワヒガイとともに全国的に分布を広げている琵琶湖特産5種のひとつですが(正確にはスゴモロコは淀川水系にも分布し、ハスも固有種ではない)、ハスやワタカの害魚性は時折指摘されるのに比べ、本種は全くと言っていいほど問題視されていません。しかし他のニッチを同じにする小魚の生存に影響を与えているのは疑いがありません。もう時効でしょうから話しますが、高校生の頃初めて利根川まで遠征して、自作のペットボトルセルビンを仕掛けると本種ばかりぎっしり何十匹も入ってきて度肝を抜かされた思い出は今でも忘れられません。鮎釣りはこれだけ人気がありますので放流で資源を維持するのはやむを得ない場合もあるかと思いますが、安易に湖産アユや他水系のアユを放流するのではなく、その水系のアユを大事に種苗育成して欲しいのです。
低水温時にも割と口を使ってくれるのか、はたまた貪食なモツゴやタモロコの活性が落ちるためなのか、晩秋から冬場にかけて本種ばかりたくさん釣れることが多いです。琵琶湖ではホンモロコの代用にされるとのことですが、関東では汚いところに多いため食欲がいまいち湧きません…。
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スマートな体形と鰭は水切りが良さそうです。
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繊細で透明感ある魚体は美しいです。11月。
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左の個体の背面。
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秋から冬は本種がまとまって釣れます。
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トップ写真の個体の背面。全長9cmの大型個体。
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口が大きく釣るのは簡単です。赤虫を餌にタナを底すれすれにして狙います。
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霞ヶ浦のスゴモロコは大型化し、全長10cmを越えます。7月。
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抱卵している全長11cmの雌。7月、霞ヶ浦産。
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左の個体の背面。図鑑には産卵期は5〜6月とありますが、まだ産卵していないのは、2003年初夏の天候不順のせいかもしれません。
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中部地方以西の魚ですが、数は多くありませんが関東平野の一部の河川で定着してるようです。やはり鮎種苗の混入等で移入したと考えられます。河川中流域の比較的流れのある水の綺麗なところを好んで生息しているようです。
モザイク状の網目模様と透明感の溢れる美しい魚体、吻が尖り長い髭をたくわえた顔つきは個性的で可愛らしく、個人的に好きな魚のひとつです。しかし、東京近郊で採れてしまった現実に直面して、正直悲しくなりました。そこには秋なのに婚姻色に染まった立派なヌマムツ(従来のカワムツA型)も悠々と泳いでいました。国内移入種は川が賑やかになっていいという方もいらっしゃるようですが、それではブラックバスを認めているのと大差ないような気がします。たくさんの移入魚の陰に、生息地を奪われ数を減らしている在来種がいると思うのです。また、一淡水魚好きの立場で言わせてもらうと、原産地に行って出会う楽しみが失われることも残念でなりません。
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スゴモロコ属の魚の判別は最近慣れたので容易になりました。イトモロコの特徴は簡単に言えば、側線上の鱗が縦に長く、吻が尖り、背が盛り上がり腹が出ているので菱形の体型に見えることなどでしょうか。
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背面。上から見ると網目模様が顕著です。
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中部地方以西の魚ですが、鮎種苗に混じって移入され、関東平野の多くの水系に定着しているようです。流れのゆるやかな砂〜砂泥底を好んでいます。他の地方では河川下流域や用水路で多いようですが、関東地方では下流域は川底にヘドロなどが多いためか、比較的環境の良い河川中流域に見られます。
この魚が出現すると、環境が悪化したと嘆く人もいる一方で、むしろこの魚が生息できるよう環境改善目標に定めている水系もあります。移入種なので奇異な感じがします。移入し繁栄したのは高度経済成長期より前の1960年代だからでしょうか。一時は姿を消していたツチフキが都市河川の水質向上とともに戻ってきたので、好意的に捉えられてしまっているようです。ちなみに個人的には好きな魚ですが、本来関東にいてはいけないのです。
背面はカマツカに似ますが、川底にへばりついている感じで動作も鈍いことから目視でも区別できます。
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立派な髭をたくわえています。口は三角形で下向きに付いています。
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背面
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砂泥底に好んで生息しています。いるところには複数でまとまっている印象です。
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生息水域は多いです。「ヘラブナ」として関東各地に放流されています。流れのほとんどない河川下流域、湖沼を好みますが、放流のためか上流域の淀みで見かけることもあります。
原産地琵琶湖の環境を有する場所は限られるため、再生産している例は少ないようです。放流によって維持されているところがほとんどです。
フナ類は変異が多いため、同定には不確定さが残っています。

成魚は体高の高さが際だちます。霞ヶ浦産。
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中部地方以西のタナゴですが、関東地方の一部に移入・定着しています。限られた一部の湖沼、河川中流、及び用水路に生息しています。霞ヶ浦水系には多く生息しており、近年増加傾向にあるようです。草食性が大変強く、ボラと一緒に護岸や石についた藻類を喰んでいる姿を見かけます。
霞ヶ浦への移入の起源として、霞ヶ浦の淡水化事業により霞ヶ浦のヤマトシジミが壊滅した際、琵琶湖から移植したセタシジミに本種の卵が産み付けられていたタテボシが混入していたというのが一般的な説のようです。他にも真珠貝養殖用イケチョウガイの移植や湖産鮎種苗放流など、歴史的に多く行われてきた琵琶湖産の水産物の安易な移植が根元的な起源と言っていいと思います。更に困ったことに、愛好家によるむやみな放流も数多く行われているようです。霞ヶ浦以外の関東の生息地のほとんどは、この個人の放流が起源と思われます。
日本のタナゴ類の中では最も大型になり、大変美しい婚姻色を呈すことから、移入種にもかかわらず関東では異常なほど高い人気があります。夏から秋にかけて、本種を求める釣り人で霞ヶ浦湖畔はごったがえします。また上述のような霞ヶ浦水系以外の生息地も秋口には釣り人で鈴なりになります。このような「生息地」は残念ですが年々増えていると感じています。こういった放流の多くは少なくなった他のタナゴ類の生息地に行われており、特に生息環境が似通うヤリタナゴ生息地ではたいてい本種が確認されているようです。本種の移入は同じ秋産卵型で食性も競合するゼニタナゴをほぼ絶滅に追いやった要因のひとつとも考えられています。本種の問題点がクローズアップされることなく珍重されてばかりいる現状は、淡水魚をとりまく歪んだ現社会をよく表していると言っていいかもしれません。念のため申し添えますが、本種が悪いのでは決してなく、人間の本種への関わり方に問題があると思うのです。
釣られても絶対に他水域に放流しないで下さいますよう、心よりお願いいたします。
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釣り上げた直後の雄の婚姻色。8月、霞ヶ浦。
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全長9.5cmの雄。風格が漂います。採集して暫くすると直ぐに色が落ちてしまいます。
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左の個体の背面。
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婚姻色出始めの雄。7月、霞ヶ浦流入河川。
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全長7.5cmの雌。左と同所にて。
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霞ヶ浦では増加傾向にあるようです。そう遠くない日に霞ヶ浦のタナゴ類はカネヒラとオオタナゴだけになってしまう可能性も…。
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佃煮にしてみました。腸をとらないとタナゴ特有の苦みが効いて、美味しくいただけました。好み次第ですね。
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オヤニラミは大変人気のある淡水魚で、全国各地で移入問題を引き起こしています。そのほとんどはマニアの身勝手な放流によるものと考えられます。天然分布は関西以西とされています。原産地では環境の良好な河川中流の流れの緩やかなところを好んで生息しているようです。
ここに掲載しているのは、2001年12月に東京近郊で確認したオヤニラミです。河川の限られた区域でしか確認できず、当初はごく最近のマニアの放流による可能性が高いと推測していました。しかし残念ながらその2年ほど前から見られていたと分かりました。(これにともない2002年5月記述変更しました)
かなりの個体数が確認できていますが、95%が全長4,5cmの当歳魚で、その親と考えられる10cm以上の個体は数えるほどです。放流されたのは後者の世代ではと推測しています。そこの河川環境はオヤニラミが生息するのに適していると考えられ、飼いきれなくなっての放流というよりも定着を目論んだ確信犯的なものという気がしています。自分の好きな魚がいてくれればいいという自分本位な人間のエゴ以外の何物でもなく、国民の共有財産である水辺を勝手に汚染侵害するという観点で犯罪に他なりません。何よりそこに生息していた魚たち、移入される魚たちともにいいように振り回され、本当に可哀想でならないのです。
残念ながら既に定着期にあるようですが、駆除しながら観察を継続してゆきたいと思います。
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えらぶたの眼のような模様が目立ちます。別名ヨツメとはよく言ったものです。色彩は気分によって黒色から褐色、薄緑まで色々と変えます。採集直後は興奮のため黒化することが多いようです。
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オヤニラミの顔
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その背面。ヌカエビなどの黒色個体と同様に背中に白帯が入ります。何のためなのでしょうか。
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全長7cmの個体。上下の若魚に比べて堂々としている感じです。
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その背面。よく太っていました。在来生物への影響はいか程でしょうか。
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全長14cmの個体。ひときわ大きく、放流された親の世代かもしれません。
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全長4,5cmの若魚。この2匹はお魚さんとあそぼのキャリコさんに引き取っていただきました。深く感謝しております。魚たちは全く悪くないので…。
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おびだたしい数が出てきます。爆発的な増殖期にあるのかもしれません。
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全長15cm。8月。
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左のオヤニラミの顔。風格が漂います。移入地ではブラックバスやブルーギルと同様の対処が必要です。
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8月、春生まれの全長約2cmの幼魚。
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このドンコも移入種と思われます。天然分布は太平洋岸では愛知県以西でほぼ間違いないようです。一部の水系に完全に定着しています。飼育人気の高い魚であることから、鮎種苗混入以外にも飼いきれなくなっての放流も起源として考えていましたが、ここで紹介しているドンコはどうも業者の大量投棄が主原因だと分かりました。1990年代中頃より出現し、分布を広げつつある段階にあるようです。
原産地で何度か見かけていますが、湧水の豊富な水草や抽水植物のよく茂った小河川ばかりです。成魚では間違えようがないのですが、最初に見つけたのが幼魚で、ドンコがいるとは夢にも思わなかったので最初カワアナゴかカジカかと思ってしまいました。やはり大河川に流れ込む抽水植物の豊富な細流を好んでいるようです。首都圏にはこのような環境は残り少なくなっており、また非常に貪食な肉食魚であることから影響が危惧されます。
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ハゼの仲間でもドンコ科、カワアナゴ科などの魚は腹鰭が吸盤状ではなく左右に分かれています。
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さまざまなサイズの成魚や幼魚が多数捕獲されます。
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最初に見つけたのがこの幼魚でした。採ったときは2匹とも真っ黒でしたが、右の個体だけ褐色に変化しました。色彩は様々のようです。斑紋はカジカに似ています。
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このサイズの顔つきは可愛らしいです。
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背面。幼魚のうちは比較的スマートで、本当にカジカにそっくりです。
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