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飼育している魚については「我が家の水辺」の該当ページにリンクを貼っています。

水のきれいな河川中流〜下流に生息しています。流れの比較的ある砂〜砂礫底を好んでいます。
底を滑るように素早く泳ぎますが、警戒して砂に潜っているときは身動きができないためむしろ簡単に捕まえられます。目だけ出しているので注意深く探すと分かります。
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背面。鰭が見事です。
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生息水域は多く、中流上部から最下流部まで広く見られます。
環境が悪化するとこの魚が増えると言われていますが、私は昔の状況をよく知らないので何とも言えません。不味いせいもあり、釣り人にはあまり喜ばれない魚です。
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全長40cm近い成魚
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幼魚は側面に斑点があります。上の写真の個体のように全長15cm前後になると斑点が消え始めます。
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師走の寒さで動きが鈍っていて捕まえるのが簡単でした。美しい魚体です。
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黒く婚姻色に染まった雄。大群で川に遡上していました。全長約40cm。5月上旬、霞ヶ浦流入河川。
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口回りの追星が凄いです。
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上の個体の背面
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生息水域は多いですが、個体数は近年減少傾向にあるようです。比較的流れのある河川中流〜下流域、用水路を好みます。次のギンブナよりも全体に上流側に生息していることが多いようです。
本種を特に区別する場合「金太郎」と呼びますが、大抵はギンブナとともにマブナと混称されます。他のフナと比べて背鰭の軟条数が少なく基底も短いので見分けるのは容易です。また鱗の後方が薄く縁取られるのもギンブナと異なる特徴です。体高は高いものも低いものもいて変異に富みます。ギンブナよりも小振りで可愛らしいフナです。
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上の個体の背面。全長10cm、5月。
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4cmの幼魚。キンブナの顔はたいてい丸いです。
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左の個体の背面
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朝陽を浴びて金色に輝くキンブナ。典型的な丸顔とは違い尖り気味で体高も高い個体。
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背面
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上のキンブナの顔
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用水路の個体。よく太っていました。
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生息水域は多いです。流れのほとんどない河川下流域、用水路、湖沼を好みますが、ヘラブナ同様放流のためか上流域の淀みで見かけることもあります。「小鮒釣り」「寒鮒釣り」として関東では最も愛されている魚のひとつでしょうか。
あまりに身近な魚のため意外に感じてしまうのですが、水域によってはかなり減少している魚です。例えば霞ヶ浦などでは減少が著しいようです。その一方で、例えば多摩川などでは霞ヶ浦産のギンブナが漁業権魚種として大量に放流されています。もはや在来のギンブナに会うことなんて、夢物語なのかもしれません。
フナ類の中でも特にギンブナは変異が多いため、同定には不確定さが残っています。
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全長9cmの若魚。1月。
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左の個体の背面
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全長5cmの幼魚。秋から春にかけてが小鮒釣りのシーズンです。
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口がすぼまった奇形。多分…ギンブナでしょう(^^;)
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生息数、生息水域とも非常に多く、河川中流から最下流部、湖沼まで広く見られます。関東地方のコイは古い時代に西日本より移植されたもののようですが、ギンブナとともに日本人に最も愛されてきた魚のひとつでしょう。
しかしコイの生息に関しては問題を抱えている所が多いです。特に都市河川では異常な密度で生息しており、他の魚がほとんど見られないこともあります。汚染に強いことに加えて、大きな口で小魚や水生植物を吸い込んで根こそぎ食べ荒らし、環境が一層単調化しているところが多いです。そのようなところのコイの多くは自治体や市民グループが環境啓蒙活動の一環で行った放流が起源のようです。体の大きなコイが泳いでいれば放流した効果が分かりやすいためでしょうか。コイに限らず放流は最も容易な「水辺環境復元」策として安易に行われていますが、逆に環境破壊そのものであるということを多くの方に認識していただきたいと思います。
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鰭が赤色に染まっています。錦鯉の血を引いているようです。

奇形。霞ヶ浦産。
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都市部にはこんな中小河川ばかり見かけます。水深が浅く背鰭が出そうな状態で密集している状態は異常です。餌をやって楽しんでおられる方も多いようですが…。
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全長3〜4cmの幼魚。親の個体数の割には幼魚を見かけることが少ないです。
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真冬にはタモ網で掬うことも出来ます。
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この立派な口で手当たり次第吸い込みます。
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生息場所、生息数とも少ないです。神奈川県では絶滅、東京都も利根川水系が流れているため絶滅と証明されないだけで事実上絶滅しています。それ以外の県でも生息場所は極めて限られているようです。残された小規模な生息地に釣り人が殺到しており、減少に拍車をかけていると感じています。ミヤコタナゴやゼニタナゴばかりがクローズアップされ、日本の広い地域に分布しているヤリタナゴのような魚種は軽視されがちのようです。
現在の危機的な状況の大きな理由は二枚貝の激減と考えられます。しかし二枚貝の残るところもかろうじてタイリクバラタナゴだけと言うところが多いです。ヤリタナゴは清らかな流れのある小河川や用水を好むのですが、都市化や農地改修による水質汚染、三面水路化などによりそのような水辺環境が激減しているためでしょうか。
タナゴ類を大規模にブリードをされている方は何十個という単位で二枚貝を採取してしまうようです。先日ある生息用水路で、地元の方が「タナゴすっかり減ったでしょう。釣り人などが貝をごっそり持ち帰ってしまう。『シジミ採りです』とか弁解する人もいる始末。魚だけ持って帰ればよいのに」とお声をかけて下さりました。私もウエダーを履いていたので、私に対しての警告の意味もあったのかと思います。前年確認させていただいていましたが、30分間でマツカサガイ2個、ササノハガイ3個しか見つからない状況でした。とても持ち帰れないと思いました。こう声をかけるしかない地域の方の苛立ちを感じました。
数少ない在来タナゴ生息地を後世に残してゆくために、二枚貝を採取する場合は場所は慎重に選びましょう。大規模な水域で高い密度で生息している場所であれば問題ないと思います。
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雄。非繁殖期でも背鰭と尻鰭に赤が出ています。
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雌
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ヤリタナゴの顔
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5月、抱卵している立派な雌。全長10cm。繁殖期雄はなかなか釣れません。
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背面。お腹が横に張り出しています。
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生息場所、生息数とも極めて限られているようです。神奈川県では絶滅、東京都、埼玉県も利根川水系が流れているため絶滅と証明することが困難なだけで事実上絶滅したと考えて良いようです。
亜科名のタナゴと区別するために「マタナゴ」と呼ばれることがあります。その名の通りタナゴを代表するタナゴだったようで、現在汚染度で全国ワースト5位に入るような東京近郊の河川にも高度経済成長期以前は無数に見られたそうです。二枚貝が生息できる水環境であればその繁殖生態の有利性から優占種になるべき魚なのです。今では関東水郷地域に行ってもなかなか見ることのできない魚になってしまい、戦後の首都圏のスプロール的開発の凄まじさを訴えているように思えてなりません。
首都圏近郊には次のアカヒレタビラとともに霞ヶ浦産と思しき個体が放流されているところがあるようです。関東を代表する魚たち、火を絶やしたくないマニアの気持ちは分からなくもないですが、勝手に放流してもそれは自己満足に過ぎず、それどころか現在生息する生物を圧迫し取り返しのつかない結果を招く危険性が高いのです。なぜいなくなったのか、理由を真摯に検討し、関係機関と連携して綿密な調査と環境復元を行った上で、初めて種の復活の可能性を探るのが唯一の方策だと素人ながら思うのです。
同所的に生息するアカヒレタビラとの判別は非繁殖期には困難を極めます。肩の斑紋はアカヒレタビラ程明瞭ではありませんが本種にもあり、また体高がタナゴ類で最も低いと言われますが個体差があり判別材料には使えません。色々調べた結果、背鰭基底先端より前方から暗色縦条が始まること(アカヒレタビラは後方から)、背鰭の第一軟条が極端に長いことで明瞭に判別できそうです。特に後者は幼魚にも適用できる識別点とのことです。
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縦条が目立っていませんが、体高が低くタナゴらしい風貌。
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暗色縦条は背鰭基底先端より前方より始まり、目立ちます。後方より始まるアカヒレタビラと区別できます。
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上がアカヒレタビラ。あとはタナゴと思われます。
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赤虫で釣れたタナゴ。縦条が綺麗です。
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背面
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汚染と護岸工事の進む関東水郷でかろうじてタナゴ釣りの対象となっている在来タナゴがアカヒレタビラです。タナゴ類はどれもひどい状況ですが、同じような環境を好むタナゴ(和名)がアカヒレタビラに比べ大変少ないのは、二枚貝の選択性に拠るものなのでしょうか。ご存じの方は教えてください。タナゴと同様神奈川県では絶滅、東京都、埼玉県も利根川水系が流れているため絶滅と証明することが困難なだけで事実上絶滅したと考えていいようです。
湖沼およびそれに連なる用水路などの止水域を好みます。緑色と赤色の婚姻色で染まった繁殖期の雄はそれは美しいです。
生息地ではタナゴ人気の沸騰により業者やマニアの乱獲が問題になっています。霞ヶ浦では籠網やセルビンは漁業調整規則により禁止されているので使用しないでください。またいまだに伝統的な水箱を使って数釣りに興じている方もおられるようですが、食べるためならともかく釣りの楽しみのためだけに何百匹も殺すのはやめて欲しいとお願いしたいです。いつまでもその姿を見ることができるよう、マナーのある釣り・採集を心がけましょう。このことは別にタナゴだからとひいきしているわけではなく、どんな魚についても言えることだと思います。開発の限りを尽くして首都圏から遠く追いやってしまった魚たち、少なくとも都会の人間が更に追い打ちをかけることはないと思うのです。
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繁殖期の雄。尻鰭は白く縁取られる場合が多いです。
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体の下側は黒くなり、追星が発達します。
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太陽光の下では緑色に染まった体色が顕著です。
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非繁殖期、ほのかに色の出ている雄。“タビラ斑”が目立ちます。
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産卵管の伸びた雌。
その背面
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左上の非繁殖期の雄の背面
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6月、稚魚の群れ。タイリクバラタナゴの稚魚も僅かに混じっていました。
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流れの緩やかな河川中流〜下流域、連続する用水路、水田地域、池沼などに生息しています。私が少年の時代からすでにどこにでもいる魚ではありませんでした。減少の理由はメダカやナマズと同様のものと考えられます。未だに用水と水田を往来できる環境が残る田園に晩秋訪れるのが好きです。落水した用水路のわずかな水たまりに近づくと、パシャッと音がして至る所で泥が巻きあがる様子が観察できます。水面にあがって腸呼吸していたドジョウ達を驚かしてしまったのです。このような情景はかなり郊外に出かけなければ見ることが難しくなりました。
重要な食用魚で、漁業権魚種に指定されている水域もあります。野生個体が激減しているため重量単価はウナギよりも高く、養殖も盛んに行われているようです。また釣り餌や食用に韓国産のドジョウが大量に輸入されており、混入している同属のカラドジョウが自然の水域にも漏れ出て埼玉県などで定着が確認されているようです。ゴカイなども多くが韓国産であり、遺伝子汚染の問題が懸念されます。釣り餌は残っても川や海に蒔くことはやめて、各自が責任を持って処理して欲しいと思います。

体の模様や色彩は変異に富みます。一見するとシマドジョウに思えてしまう個体に会ったこともあります。
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斑紋の薄い個体

尾柄部の太い個体
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左上のドジョウの背面
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全長20cmの大ドジョウ
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水のきれいな河川上流下部〜中流域に生息し、流れの緩やかな岸よりの砂底を好んでいます。都市河川の水質が上向いてきたお陰で近年増えつつあると思われます。中流域の水環境を推し量る指標種として最適の魚のひとつだと思います。
関東のシマドジョウは他地域に比べて小型で、最大全長は雄で6cm、雌で8cm程度のことが多いです。体の斑紋は水系ごとに変異があり、いろいろな川を訪ね歩くのは楽しいものです。
砂に潜っていることが多く、タモ網で砂ごと掬うと場所によっては10匹以上採れたりします。
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シマドジョウの背面。左は雌で、抱卵しています。右が雄。雌よりも一般に小型ですが立派な胸鰭を持ち、その前部には“くちばし状”と形容される骨質盤が顕著です。
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同じ水系産でも個体間変異も大きいです。
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別水系産
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シマドジョウの顔。斑紋が美しいです。
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見かけることの少ない魚です。河川中流部、湧水地のごく一部に生息が限られています。大河川にも昔は多くいたようですが、湧水の枯渇による河川の水温上昇、護岸や舗場整備等による河川環境の単調化等により激減し、主たる生息地は湧水細流等に追いやられてしまっているようです。そのため各個体群の交流はなく離散的であり、各生息地も局所的であるため、今後の動向に注意すべき魚のひとつだと思います。様々な環境団体に取り上げられ、すっかりシンボルフィッシュとなった感があります。
水温の低い水のきれいなゆるやかな流れを好み、他のドジョウと違い中層を泳ぐことが多いです。抽水植物の覆い茂る環境を好んでいます。
首都圏のある生息湧水路は住宅地の真ん中にあり、幅が80cm程度、長さ約200Mに過ぎません。それより上部500Mはずっと暗渠になり、源流の湧水露頭部のみ地上に出ているという状況です。その露頭部にも本種は生息しています。水路は三面張りですが、底に泥がたまり抽水植物がわずかに生えており、本種の生息を支えています。このように徹底的な「改悪」が加えられている水路ですが、露頭部の環境が良好に保全されそこから種苗が供給されているためでしょうか、したたかに世代交代を繰り返しています。その湧水水路は本川との合流部が魚の遡上は不可能な形状になっており、皮肉にもそのことが他魚種の進入を妨げ本種を守っている理由のひとつなのかもしれません。
特に都市近郊の湧水は、水源となる台地の開発、地下水の過剰利用による地下水位の低下などによって枯渇する一方であり、また本種が生息していることが明らかにも関わらずその湧水環境が開発により消失してしまう事例が未だに続いているようです。ニュースに出ないで人知れずどれだけの生息地消失が起きているのか。淡水魚全体について言えることなのですが、予断を許さない状況です。
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河川産ホトケドジョウ
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その背面
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あどけない幼魚。トップ写真と同じく湧水細流産。
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