淡水魚を飼ってみる
身近の水辺で淡水魚を捕まえて、飼ってみる。それはすごくいいことだと思っています。
淡水魚が食卓に上がらなくなった昨今、淡水魚といえば都市河川に放流されている鯉くらいしか思い浮かばない方もいっらしゃるかと思います。
人々と淡水魚の関わりは薄れ、水辺環境が「危険な場所」として立入禁止になり、無関心なのをいいことに影響を省みない河川工事や未処理排水の垂れ流し、外来魚放流など様々な問題がはびこっています。
しかし、水辺にはたくさんの種類の魚たちがいて、それぞれ興味深い生活を必死に送っています。彼らのことを知るには、自ら出かけて彼らを探し、捕まえ、そして飼ってみるのが一番です。
「首都圏で出会った淡水魚たち」をご覧頂ければお分かり頂けるように、ビルと住宅だらけの東京でも、少し足を延ばせばまだまだたくさんの魚たちに会うことができます。そして、どういうところにこの魚が住んでいるのか、いかに外来魚や移入魚が多いかなどを、実感することができるでしょう。
魚採り自体が自然破壊だと仰る方もおられるかもしれません。しかし、魚たちの繁殖力は極めて旺盛です。いわゆる天然記念物や、その水域で極めて希少な魚を除けば、現地での魚の数に見合った量である限り、個人の魚採りでの影響はほとんどないと思います。マナー(*)をきちんと守って、彼らと戯れてみましょう。そして、少しだけうちに連れ帰ってみましょう。
自宅での水辺。最近ビオトープなどと流行っているようですが、小さな水槽をたったひとつ部屋の中やベランダに置くだけでも、大きなやすらぎを私たちに与えてくれます。水辺は人間にとって無関心でいてはならない、なくてはならない環境なのだと思います。また、ああいう環境で生息していたのだと分かっていると、飼育にも一層工夫できるし、愛着も湧いてくるでしょう。こういった楽しみは熱帯魚やショップで買ってきた魚では得られないものです。
釣り竿やタモ網を片手に、この週末にでもお魚探しにでかけてみませんか。
ここでは我が家でのつつましい水辺を紹介いたします。
*個人で守るべきマナーについて私の考えを「淡水魚マナー」に記しました。
乱文ですが、ご一読していただければ幸いです。