Kyocera : 200-AF

呆気無い位の省いた造り、京セラのAFカメラでコンタのNシリーズではありません。

ミノルタのα7000以降におよそ全ての国産カメラメーカーはAF一眼レフの市場に参戦してきました。
よせばいいのにコンタックスを持っている京セラも230-AFで参戦してきました。流石にAF一眼レフの市場での動向に自信が無かったのかコンタックス・ブランドでなくて京セラ・ブランドでの参戦でした。
この200-AFは2××シリーズの中でも最も簡略化した廉価版カメラで見事に割切った造りで何も特徴は無いカメラです。
ファインダー内の表示はしかなくての合焦表示と手ブレ警告とオーバー警告で▲▼が点灯するだけです。
230-AFなどで特徴のあるペンタ部に乗っかる専用ストロボがありますがコレには着きません。別な専用ストロボがあるらしいのですが見たこと無いです。
AFは今からは比べるのが無理ですが案外マトモに動作します。ある意味ライバルとも言えるオリンパスOM707よりは数段快適なAFです。
しかしコレより前にキヤノンEOS650が発売され、およそ半年後にはミノルタα7700iが発売されている事を思えば御粗末なAFには違いありませんね。
tokitaroは4000円でボディだけを入手して、後に50/1.8を捜したのですが国内では見つからずに海外からヤシカ・ブランドのAF50/1.8を入手して使っています。

最高1/2000sシャッターなんですが仕様が分からないのでXが幾つなのか分かりません。テレビでチェックしてみると1/125sよりは遅く1/60sより上って感じですね。
露出モードはP・A・S・Mのフルモード搭載ですがマニュアル露出時にはファインダー内で表示はありません。と言うよりマニュアル露出時はTTLメーターは動作していないのですね。▲▼があるのだから定点合致メーターとして機能させればイイのですが残念です。
露出補正はありませんフィルム感度もDX専用です、その代わりにシャッター半押しでのAEロックモードが付いています。
でも分割測光では無いと思いますのでAFロックとAEロックが同じではAFでは使い易くないです。OM707と違いMFが可能ですからその方がAEロックを活かした撮影が出来ます。
ボディの造りは安っぽいですがソレナリに出来ています。
レリーズボタンがコンタックス譲りの軽い電子ボタンでナカナカ快適な押しごこちですがボタンのカバーを薄いゴムにしたのは頂けません。そのうちに破けてしまうのは明らかですから。
京セラのAFカメラでは最後の300AFが良さそうなのですが滅多に見つかりませんし有っても高いです。

標準レンズの為のカメラとしては通常の思考の人には全く意味を持たないカメラです。
専用のAF50/1.8とAF60/2.8マクロの2本しか標準と呼べるレンズはありません。
AFコンバーターなるモノを使用するとコンタックスのレンズがAFで使用できるそうですがコンバージョンレンズが入っていますし元々AFよりMFで使った方が使い易いカメラなので有難味は薄いですね。
ところが標準レンズ廃人には50/1.8・60/2.8マクロ共々興味シンシンの品でして困ったカメラです。
50/1.8は今時珍しい4群6枚のガウス変形ですし、60/2.8マクロは噂では大変ケッコウな描写だそうで罪なカメラなのでした。
(2001/11)

300AFが良さそうと書きましたが300AFはルックスは立派ですが中身は大した事が無いと判りました。京セラAFボディは最初の230-AFが一番充実したカメラでファインダー内表示もちゃんとした物だそうです。
(2002/06 加筆)

見た目はこんなんです。カッコイイって人はまずいないと思いますが如何でしょうか?変な所に凝っていて縦釣り用にストラップ金具がボディ下についています。

ヤシカブランドのAF50/1.7を着けた図です。レンズの距離表示窓が傾いていますがこれで正常です。230-AFなどの専用ストロボが前方に出っ張っていたのを避ける為にこうなっています。レンズは今のところコレ一本しか持っていませんがAF60/2.8マクロを手に入れたいと思っています。