Minolta : α807si

リーゼント頭のツッパリ息子、根はイイ奴なんですよ。

α7000から始まったミノルタのAF一眼レフは、始めは単なるAEカメラがAF化されたカメラに過ぎませんでしたが、α7700からxiシリーズにかけて自動化を猛然と進めました。
しかし、xiシリーズは撮影者の意思を伝え難いカメラになってしまい不評でハイアマチュアから敬遠されてしまったのです。
反省したミノルタは自動化された機能はそのままに、撮影者の意思の使えやすいカメラとしてsiシリーズを開発します。
なかでもα707siはオート機能と操作性が巧く整理されていて良く出来たカメラに仕上がっていたと思います。
そのα707siを更にリファインして造られたのがα807siで、このカメラは最後のsiシリーズでsiシリーズの集大成といって良いでしょう。
三個の登録機能など良く出来たカメラなのですが、おまけに付けたGN20のストロボのせいで頭がリーゼントになってしまい、受け入れられない人達には敬遠されるカメラになってしまった不憫なカメラです。
tokitaroは変な形のカメラは好きなので案外気に入っています。

B.30s〜1/8000sの電子式縦走りシャッターを搭載していますが、Xは1/200sなので実質は1/4000sシャッターだと思ったほうが無難だと思います。
暗いズームで高感度フィルム時には1/8000sも実用になるでしょうけど大口径レンズの場合はシャッター効率の点で当てにはなりませんね。
自慢のGN20の内蔵ズームストロボですが、これも望遠時にGN20なだけで広角時は他の機種と大して変わりはありません。
露出モードはP.A.S.Mとフル装備で、さらに普及機にあるピクチャープログラムも搭載しています。
ピクチャープログラムは「要らない」とよく言われますが、確かに要らないのですがこのクラスのカメラに搭載して始めて意味のある機能だと思います。
巻上げ秒1コマの入門機に動体スポーツモードって意味をなさないと思いますからね。
殆どのモードは要らないのですけど「夜景モード」はスローシンクロモードとしてケッコウ重宝しますよ。
残る主なスペックは巻上げ3コマ秒で4点AFでスポット・14分割・中央重点平均の測光モードが選べます。
まあ、今買うならα7の方が断然オススメですので、お金の有る方は買わないほうがイイでしょう。

標準レンズの為のカメラとしては専用Aマウント意外に使い道は無いと思います。
M42アダプターも有りますが、何もαで使う事も無いと思いますからね。
でもミノルタAF50/1.4は大変スバラシイ描写のレンズですから使ってみる価値は十分にあります。
システムを組む上ではニコン・キヤノンより中古でのレンズ価格も安くて助かります。ペンタックスなどはレンズメーカー製の中古などは玉数が少なくて探すのに苦労しますがαは豊富にあって困りません。
(2001/10)

見ての通りのリーゼント頭です。
縦位置グリップは本体と接触不良起こし易いので反固定してあって外せません。
測光モードボタンなどをフラップドア内に格納してしまったのは不満ですが三つの登録機能を上手く使えば操作性は悪くありません。露出補正ボタンの反応が悪いのは腹が立ちますけど・・・

AF50/1.4を装着した図です。レンズの白いリングはピントリングが使い難いので「絞め絞めバンド」を接着してあります。縦位置グリップ付けた大きさはケッコウ大き目です。tokitaroは単3ニッケル水素電池で使用したくてグリップを付けています。