第4位.デート商法
当事務所ではデート商法の被害に遭う方の男女比はほぼ同数という印象です。
パターンは必ずありますから,くれぐれも恋愛感情や異性感情に惑わされないようにすべきです。
【女性被害者のよくあるケース】
@女性被害者の場合,出会いサイトがきっかけになることが多いのが最近の傾向。また,年齢は20〜30歳台が多い。
A男性からのメールで親しくなり,やがて食事等に誘われたりするようになるが,その際,「自分の職場を見てくれ」などとの口実で店舗に連れ込まれる。
B男性のセールストークは商品説明というより,「綺麗になって欲しい」「俺を信じろ」などと女性の感情に訴えるトークが多いのが傾向。
C勧誘される商品,役務は美顔器や化粧品,エステなど。
D契約するとクーリングオフ期間中はメールが来たり電話がかかってくるが,やがてそれらはなくなる。男性に連絡しても相手にされなくなり,ここで初めて騙されたと気付くのが典型的パターン。
【男性被害者のよくあるケース】
@男性被害者の場合は突然女性から電話がかかってくることが多い。電話がかかってくる場合は顧客リストの流出などが疑われる。20歳台の被害者が多い。
A電話で親しげな会話をしたのち「私がデザインした宝石を見に来て欲しい」「展示会をやっている」などと女性から来訪を要求される(アポイントメントセールス)。
B勧誘される商品は宝石,絵画などが多いの。
C店舗,事務所に訪問すると女性が応対し,最初は雑談から入りやがて話は勧誘の方向に移る。また,勧誘の段階になると,女性の上司と称する男性が登場する場合もある。
宝石の場合は,「彼女にプレゼントすると喜ばれる」「結婚するときにも使える」など。宝石や絵画の場合,「将来値が上がる」というトークが出てきたら悪質業者を疑うべし。こういう宝石や絵画はあとで調べると極端な安物であることが多い。
D男性被害者の場合,契約した後もさらに次々と商品を売りつけられる傾向あり。
第5位.キャッチセールス
キャッチセールスはエステティックサロンがことのほか目立ちます。エステのキャッチでよくある手口は下記の通りです。
@繁華街や駅の近くなどでアンケートを口実にして近づく。アンケート要員は女性が多い傾向あり。アンケートの内容は恋愛など割と軽い内容。
Aアンケートに答えると「無料で試せるから」という誘い文句で,店舗に連れ込まれる。あるいはアンケートに電話番号を書かせる欄があり,後日「無料で施術を試せる」と連絡がある。
B施術の最中(=服を脱いで無防備な状態)から勧誘が始まる場合は悪質業者である可能性大。また,その場合は複数名で勧誘する場合がある。多くのパターンでは施術中は美容や恋愛,仕事の悩みを聞き出すなど,人間関係の構築をはかり,施術終了後に勧誘が始まる。
C勧誘の際,「このままでは肌が大変になる」などと不安を煽る勧誘トークの場合は悪質業者と疑うべき。こういう業者の場合は,後日,解約を求めると高額なキャンセル料を請求されたりする場合あり。また,施術時間が長く,さらに長時間に及ぶ勧誘で疲れてしまい,惰性で契約する人もある。