徳 之 島 民 謡



      
犬門蓋いんのじょうぶた 

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収録歌詞 曲名をクリックしてたぼれ

1 徳之島小唄
2 一切節(ちゆつきやいぶし)
3 正月唄
4 餅貰い歌(ドンドン節)
5 手手の枕節
6 花徳の枕節
7 子守唄
8 前原口説(めーばるくどき)
9 徳之島節又は道節又は二上がり節又は送り節
10 野茶坊節

     
高倉


掲示板・お絵かき掲 示板


徳之島小唄


徳之島小唄
作詞名倉幸一朗
作曲三界稔
唄村田実夫
小林三千子
1 めぐるサンゴ礁 どんと打ち超えて
磯にくだける 波しぶき
東シナ悔 太平洋
前と後の徳之島
ハレ徳之島

 回り20余里 そてつとキビの
徳之島かよ 冬しらず
芭蕉葉かげにチュッキヤイ節を
唄う 笑顔の娘がかわいい
ハレ 娘がかわいい

 土に生まれる お米も芋も
島の娘の たんせいを
かけたタスキに  二度迄獲れる
徳之島かよ 冬しらず
ハレ冬しらず

 こだまかえして 倒れる松は
伸びる日本の 枕木よ
俺のありかは 徳之島だよ
おまえこをかえ つむぎおれ
ハレ紬織れ


徳 之 島 民 謡先頭へ
一切(ちゅっきやい)節




はやたる
ちゅっきやい節
たっきやいな
さるとや
アネ 
たっきやいな
さるとや
一切や
加那(かな)が為
一切や吾が為だ
アネ ちゅきやいや
わがためだ


加那(かな)が
縁(いん)ぐゎと
わきゃがいんぐゎと
竹節(がらんぶし)
なん込(くう)みぃて
アネ がらんぶし
なんくみぃて

がらんぶしぬ
よこわれしやんて 
いんぬ 
みちきり なるめ
アネ いんぬ
みちきり なるめ


さむしるぬ
めづるぐゎや
きりてま
ちがるしが
アネ きりてま
ちがるしが
かながえんぐゎと
わきゃえんぐわや
きりてか
ちぎならんでぃ
アネ きりてか
ちぎならんでぃ


ハレ くだいはる
みじな
さくらばな うきぃて
アネ さくらばな
うきぃて
ハレ むじよが 
てしとうたい
わきゃがてぐゎし
とうたい
アネ わきやがあ
てぐゎし
とうたい


われてやいきゆん
かなに
ぬぬ かたみ
くいるんが
アネ ぬ 形見
くぃるんが
生つめやハレはがち
形見くれぶしゃや
アネ 
形見くれぶしゃや



徳 之 島 民 謡先頭へ
  正 月 唄




アレ−ソラヨイヨイ−
アレ 正月前(めん)
ぐゎやなるい
働けよ姉妹(うない)
しのまきとはたとぬしと
3人(みちゃい)ヨンノ


アレ 元日(がんぢち)ぬ
朝(しかま)
床間(とこ)むこうて
みりば 裏じると
ゆじる飾(かだ)い
清(きょ)らさ
ヨンノ


アレ こぬ正月とればわきやゃ
ふでてきゆんで
としゆるんでぃ
うやぬ くとど おめんど
ヨンノ
アレ としゆるんでぃ
うやぬ くとど おめんど
ヨンノ


アレ 六十一 ねごて
七十三や ねごて
八十八 ねごて
九十九まで ヨンノ
アレ 八十八 ねごて
九十九まで ヨンノ


アレ 酒{欲(ふ)さあらんで
酒肴(しゆくん)ふさあらんで
ういが おん なさけし
わん くまきたんで ヨンノ
アレ ういが おん なさけし
わん くまきたんで ヨンノ





徳 之 島 民 謡先頭へ
餅 貰 い 唄 (ドンドン節)




餅 給(たぼ)れ
給(たぼ)れ
祝(ゆえ)ぬ餅
給(たぼ)れよ
給(たぼ)らだぁてからや
手柄せんど
ハラドンドンセ
サマイトサンセ


今日(きゆ)ぬ
誇らしゃや
何日(いち)よりも
勝(まさ)りよ
何日(いち)も
今日(きゆ)ぬごとに
あらち給(たぼ)れ
ハラドンドンセ
サマイトサンセ

3
餅ふさやあらんど
御飯(うばん)
ふさゃちあらめよ
もとぬうや
先祖達(ふんきゃ)ぬ
真似どせんど
ハラドンドンセ
サマイトサンセ


奥方(あみしやれ)が餅や
青かばさうまさよ
うれが恩(うん)ぬ
声(くい)や
踊て 差上(うせ)ら
ハラドンドンセ
サマイトサンセ


花徳(けど)ぬ
ためきよしゆや
米ぬうやち いうしがよ
餅もれえがいずやっと
ちんちき給(たぼ)ち
ハラドンドンセ
サマイトサンセ


池(いき)な水(みじ)ためて
水路下(いんじよこ)
だい張らちよ
来年(やね)ぬ
稲加奈志(いにがなし)
畦枕(あぶしまくら)
ハラドンドンセ
サマイトサンセ


三間家や 建てて
二間に三間いせてよ
明い障子たてて
匂い香(かば)さ
ハラドンドンセ
サマイトサンセ


やがて秋利神
(あきぎゃん)から
餅貰えが来ゆしが
如何(いきやん)
あたらさ物ぐゎま1っ たぼれ
ハラドンドンセ
サマイトサンセ


大島七間切
いきど一間切よ
永良部 鳥島(といしま)
ぬ 次や 大和
ハラドンドンセ
サマイトサンセ


どんどん節がはやる
赤木名がはやるよ
やがて君(やん)ぬ
島や うちはやるよ
ハラドンドンセ
サマイトサンセ


徳 之 島 民 謡先頭へ
手手の枕節




まくらくらまくら
むんだ言うなまくら
ヤレクリ
加那が神 
吾仲(わなか)言うな
まくら
ハレガョーサト
ナーイキャシュンガ


加那が家と吾家(あや)と
軒一つ離ち ヤレクリ
加那が顔見ちやり
吾顔見ちやり
ハレガョーサト
ナーイキャシュンガ


唄まめぎまめぎ
あらば行て かたら
ヤレクリ
年が取らと思て
吾唄まめぎ
ハレガョーサト
ナーイキャシュンガ


年もたんげるな
よそもたんげるな
ヤレクリ
村ぬ ちゆいと思て
遊で給れ(たぼれ)
ハレガョーサト
ナーイキャシュンガ


村ぬ一人と思て
遊ばぬちすれば
ヤリクリ
吾声ぐゎぬやさぬ
遊びな夢
ハレガョーサト
ナーイキャシュンガ



徳 之 島 民 謡先頭へ
花徳の枕節




まくらくらまくら
物だ言うなよ
まくらヤレコノ
(囃子)まくらヤレコノ
加那が仲 吾仲 見よいまくら
ナリガョーサト ナーイキャ
シュンガ シュンガ
(囃子)ナリガョーサト
ナーイキャ シュンガ
シュンガ


この遊びかかて
家かちもどら夢
ヤレコノ
(囃子)なゆむぃヤレコノ
遊ぶ時やちゆんま
解けてあそばよ
ナリガョーサト ナーイキャ
シュンガ シュンガ
(囃子)ナリガョーサト
ナーイキャ シュンガ
シュンガ


島々ぬ兄弟達
(きよでんきゃ)
初行逢(はついきゃあ)
どやしが ヤレコノ
(囃子)やしがヤレコノ
又行逢(またいきゃあ)ど
節(しち)ぬあらば又拝ま
ナリガョーサト ナーイキャ
シュンガ シュンガ
(囃子)ナリガョーサト
ナーイキャ シュンガ
シュンガ


親がなしぬ御蔭(うかげ)
これほどにふでてい
ヤレコノ
(囃子)ふでてヤレコノ
親ぬ事や
そそだ うめんなよ
ナリガョーサト ナーイキャ
シュンガ シュンガ
(囃子)ナリガョーサト
ナーイキャ シュンガ
シュンガ


道端ぬさしや
袖振りばかかる ヤレコノ
(囃子)かかるヤレコノ
吾きゃもさしなとて
かかりぶしや
ナリガョーサト ナーイキャ
シュンガ シュンガ
(囃子)ナリガョーサト
ナーイキャ シュンガ
シュンガ


徳 之 島 民 謡先頭へ
子守唄


ヘンヨイヨ〜イノ
良い黄金(くがね)
泣くなくなヨー坊ぐぇ
吾がもらば泣くなよ
泣くなくなヨー
坊ぐぇ

明日からぬ明後日
吾叔母(わうば)
ぐゎが嫁入(ねびき)夢入
捕ったら蛙(びつきゃ)ぐわ
ななち くちゅて
婚礼(ねびき)婚礼
君(うい)夫婦(とじゅ)と
召上(めきや)げれョ
吾きゃや結講(かふ)ど
結構ど 結構ど

ヘンヨイヨーイノ良い黄金
泣くなくなヨー坊ぐぇヨー坊ぐぇ

めーとく田袋(ぶーく)ぬめんちゃ
加那 
ゆだくらばなにちんふりぃてぃ
ちんふりぃてぃ
百合ぬ花にちんふりぃてぃ
大和か下(くだ)たん
はやかけ鳥ぐゎぬうけ鳥ぐゎ
めーとく田袋(ぶーく)な請て

ぐらん田袋(たぶく)な請て
いきん田袋(たぶく)な請て
まんなぬ鳥ぐゎぬ言ちゃん事や
で吾きゃで吾きゃ羽ぐゎめで遊ば
用心(しょうで)たれて遊ば
ヘンヨイヨーイノ良い黄金(くがね)
泣くなくなヨー坊ぐぇヨー坊ぐぇ


徳 之 島 民 謡先頭へ
前原口説(めーばるくどき)





島ぬ太さや徳之島
村ぐゎぬ清らさや
亀津(かみじ)村ぐわ
村ぐゎぬ狭(ぎにゃ)さや
検福(くえんぼ)村ぐゎ
検福村前原坊や
牛好ゆん人(ちゅ)
前原牛ぐゎや ちごとん牛


ちごとん牛ぐゎ
兄(しいだ)ぬ仲信坊や
草刈れよ
弟(うつと)ぬ広行坊や
牛ぐゎ浴みし
妹(うない)ぬ千代女や
気張て食(かま)せ


気張て食せ 親ぬ前原坊や
御用(ぐゆう)だれんど
亀津村かち誤用だれんど
五ヶ所(いちヶとろ)
殿加奈志(とのがなし)
御用だれんど
三役主加奈志
御用だれんど


御用だれんど
三役主加奈志ぬ
申るん事や
今度ぬ御用や
外やあらぬ
八月十五夜 牛やらせ
麦穂峰(むんぎゃま)ず
うまぐゎと 相手なたんど


相手なたんど
さてむ子(くわん)きゃ 子きゃ
今(なあ)たんで
さてむ父(あじゃ)父 
何(ぬー)うちゃたんが
さてむ子キャ子きゃ
心配(しわ)いらぬで
麦穂峰(むんぎゃま)ず
うまぐゎと 相手っちちゃんど


相手っちちゃんど
兄弟(うとんじゃま)揃てぃ
気張てぃ食ませ
とんと十三日 なりたんど
一族親類(ちゆうやつくわきょでん)
共(きゃ) 打ちそろて
亀津出発(うったち)ぬ
談合ぐゎだれんど


談合だれんど
亀津前浜 としけたんど
南(はい)ぬ片方や 小石原
親ぬ前原坊や 物しらら
麦穂峰ずぅまぐゎや 
見(に)んち参(いも)れ



徳 之 島 民 謡先頭へ
徳之島節、道節、二上がり節、送り節



徒(あだ)ぬ世ぬ中に
長らえて 居れば
朝夕血ぬ涙や
袖どしぶる 袖どしぶる
仕方やねんど ねんど 
吾きゃが魂

かしゅて気張たんち
誰がたむぃどぅなりゅる
大和いちゆぎりゃんきゃぬ
たむぃどうなりゅる
いちゅぎりゃんきゃぬ うらめしや

歌意
はかなく苦しいこの世に命長らえていれば
朝夕血の涙で塗れた袖を絞るだけだ
こんなに、苦労して働いたとて
いったい誰の為になるのだ
大和(薩摩の役人)の
ためにしかならない

解説
慶長14年から明治4年の
廃藩置県までの260年間
血も涙も無い薩摩の政治
の下に置かれた人々は
苦しみの連続だった
今でこそ島民は明るい生活を
営んでいるが
その歴史は砂糖あるがゅえに
死に物狂いで働かなければ
ならなかった
汗水流して一生懸命作った
砂糖キビ1本たりとも自分の
物にならなかった、砂糖キビ
1本しゃぶっているの薩摩の
役人に見つかると処刑
打ち首にされた
こうした過酷な状況下1863年
頃犬田布騒動がおこる
犬田布(徳之島の地名)で
おこった一揆で一人の農民が
砂糖横流しした疑いで
とらえられ拷問受けたのが
発端といわれる
村民は一致結束して役人
を追い払い7日間森に籠城
して抵抗を続けた
奉行所は村民全員を
罪人にすることはできず7人
を島流しにして無血解決を
した森の籠城は徳之島全島
の人々の知る所となり
薩摩の役人も今までのように
奴隷的略奪はできなくなり
一般生活から砂糖の見積もり
まで緩和せざるをえなくなった
と言う
徳之島節は奄美大島本島
での呼び名で徳之島では
道節、二上がり節
送り節など集落で呼び名
がある

松山京子
魂の叫び
徳之島節より転記



徳 之 島 民 謡先頭へ
野茶坊節(やちゃぼうぶし)



野茶坊ちば 野茶坊
故郷(しま)ぬ 
無(ねぇ)ぬ  野茶坊

夜(ゆる)や 里下(う)りてぃ
昼や山ぬ育(すだ)ち


歌意
野茶坊てえば 野茶坊
故郷の無い矢茶坊
夜になると里に下りて
昼は山ですごしている

解説
野茶坊は天涯孤独で
暮らす伝説上の人物
昼間は山で暮らし
夜になると里に下りて
悪戯をするという
竜郷の山中が主な
活動地域だが
一瞬にして南大島や
喜界島に現れる
能力をそなえている
悪戯者だが憎めない
性格で昔から
奄美の人々に愛
されている


松山京子
魂の叫び
徳之島節より転記




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徳之島の写真いろいろ1
井之川の浜テトラポット
下久志の浜
井之川浜下り
徳之島で見た花
水平線から上がる朝日
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訪問おぼらだれん、また、かたろいが、もちたぼれ、まちゅんき(有難うございます、又、話しに来て下さい、お待ちしています。) 目次先頭
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