| 店名 | 貴久知 |
| 所在地・連絡先 | 〒150 渋谷区円山町14−3日興パレスビル渋谷1F PM6:00〜12:00 日祭休(ただし、4人以上で予約すれば日祭日、また昼間も開店) tel5489−3204 |
| 紹介文(by 金子隆) | 寿司・天ぷらから蕎麦・うどん、うなぎと数ある和食の中でも、懐石は別格。時には背筋を伸ばして、お膳の上の食の饗宴を楽しみたいものだ。「貴久知」はそれを、ポケット・マネーで可能にしている。 京都で修行した主人が西麻布で十年営業した後、移転してきたのが渋谷・円山町。京王線の神泉駅から、ラブホテル街へ出る階段の途中にある。建物は元スナックか?場所にかけるコストをすべて料理に投入するという姿勢がひしひしと伝わってくる。 靴箱が幅の半分を占める入り口を体を横にして通ると、和服を上品に着こなした女将が出迎えてくれる。夫婦二人の経営だ。テーブルは掘りごたつ式に二席、カウンターは四席とこぢんまりしている。席につくと、まずは食前酒にカシスと白ワインのキールを一杯。甘い香りはいきなりの変化球で、これからの展開が読めなくなる。女将が次々に運んでくるこの日の皿はなんと、十一。列挙すると−−− 白かゆ(あつあつ)。牡蛎の茶わん蒸し、くずとじ(これも熱い!)。鯛の細作りうにびしおの石焼き(各自が焼く)。白身魚の刺し身七品(醤油・チリ酢他四種をつける。刺し身の醍醐味)。ゆばしんじょ、椀盛り(ホッと一息)。穴子山椒(おしのぎ)。鯛と平目の杉板焼き(香ばしい)。八寸(魚、野菜八種。芸がこまかい!)。ハモと九条ネギの鍋(ネギがうまい)。そして舞タケご飯(お土産に包んでもらう)。デザートは洋なしの赤ワイン煮とアイス。以上、まさに、圧巻。酒類も豊富、ワインは料理に合わせてくれる。 それにしても、主人の料理を作る手の速さはすごい。当方の食べるスピードに乗せて、皿が連打でやってくる。この速さは快感だ。 これで、10000円。店内の装飾を眺めるのでなくお膳に集中したい方には、実にお値打ちだ(ただし、酒類は割高かも)。事前に電話予約する必要があるが、7000円以上なら中抜きのコースも設定可。 |
| データ | ビール 750円 日本酒 冷酒1000円位から2500円まで ワイン 3000円から |
| ひとこと | 1998年1月27日掲載。ここは料理で勝負!!椅子はビールのケースだろうか?それが掘り炬燵風に足を投げ出せるようにしつらえてあった。女将さんは和服をきっちり着こなして、サービスも良い。しかし入り口は体を横にしないと入れない狭さであった・・・。ラブホテル街のど真ん中なので、それほどの中のカップルにお勧めか。 |