| 店名 | ホルモン焼 幸永 |
| 所在地・連絡先 |
住所・新宿区歌舞伎町2−4−11ノア新宿マンション1F |
| 紹介文(by 金子隆) |
いよいよ夏。暑気払いに格好の店をディープなコリアンタウンで発見した。新宿・歌舞伎町の北、新大久保との間には星の数ほど韓国料理店があるが、中でも「幸永」は異次元を行くうまさのホルモンとハラミが評判の店。場所は職安通り沿い、新宿七丁目交差点の手前。店頭にズラリと並ぶ炭火の七輪が目印だ。店の見かけは海の家風の簡素さ。だがテーブルごとに集煙設備がしつらえてあり、脂が服につく心配がない。 好評メニューは壁に大書されている。その中からまずは噂の「極(きわみ)ホルモン」(780円)。辛味噌のたっぷりかかったホルモンを火花を散らしてじゅじゅっと焼き、口に運ぶと・・・。なんと、ジューシーなこと。口一杯にホルモンの甘みが流れだし、味噌と混ざってとろり。寿司ネタの鳥貝も生けのは冷凍と違い肉厚でジューシーだが、それを連想する食感だ。生ビール(550円)を流し込むと極楽、極楽。 「素材は和牛ホルモンの最上質のもの。でもこの辛味噌の強さがないと脂が強くてうまみが生かせないんです」と店長の平山氏。辛味噌は店主であるお母さんが編み出したものという。 次の上ハラミ(1200円)も絶品。こちらも辛味噌がかけてあり、大トロのごとく脂がじゅわっと口に広がる。お薦めワインから「カリフォルニア・セラーズ(2000円)」の白を開けると、口内が冷たくさっぱりと洗われる。もう、どうにでもして、という感じ。 キムチ(380円)もよく発酵していてうまく、シビレ(牛のリンパ腺、680円)と上タン(1200円)は塩とレモンでさっぱりと。アカセン(牛の第四胃、680円)、豚骨たたき(780円)など珍しいものもいける。特筆したいのがさっぱりしてコクのあるテールスープ(780円)。焼き物と酒でグラグラした胃に優しい。 「暑気払いは韓国料理で!」を実証する注目店だ。 |
| ひとこと |
2000年7月14日掲載。 掲載当時はまだ無名で、楽々入れた幸永も、今では堂々たる東京ホルモンの名店となった。おかげで路上には長蛇の列。ここには狂牛病騒ぎもまったく影響ない(吉祥寺の焼肉の有名店すらガラガラで悲鳴を上げていたのに)。それでも今も新商品の開発に余念がなく、他店の追随を許さない。ああ、極みホルモン、また食べに行きたい!! |