| 店名 | インド・ネパール レストラン&バー ルンビニ |
| 所在地・連絡先 |
港区芝大門1−16−8大門葵ビル5F 定休日・なし |
| 紹介文(by 金子隆) |
ネパール料理はインド料理とは似て非なるもの。カレーがベースでも辛さは尖らず、野菜をふんだんに使いヘルシーなのが特徴だ。夕陽の当たる8000メートル峰を眺めつつビールを飲むのが旅人の醍醐味。芝大門近く、雑居ビル5階で「インド・ネパール レストラン&バー」と謳う「ルンビニ」は、つまみを揃えてひとときの旅人気分を味あわせてくれる。 「バトマス・サンデコ」(400円)は、節分みたいに炒った大豆に、微塵切りの生タマネギを和えたもの。豆がパリパリ、それにスパイシーさと酸っぱさが混じる。7時までは生ビールに四種料理盛り合わせが付く「ハッピー・アワー・セット」(980円)がお得。「タンドリーチキン」と「シークカバブ」は定番だが、珍しいのは「スクティサンデコ」。干したマトンを生野菜に和えてある。乾いた食感とジューシーさが入り交じる。「ムラコアチャール」赤い大根に黒胡麻をまぶした漬物。囓ると汁がほとばしる。どれもビールが進むこと請け合いだ。 カレーは各種あるが、ネパール通の目当ては「ダールマサラ」(850円)。豆のカレー風味スープで、これをご飯にかける。ダール豆以外にも様々な豆が混じり、コクがある。「アルコアチャール」(350円)もうまい。一見したところ粉吹き芋だが、じゃがいもの冷製にピリッとスパイスが利かしてあり、固さも絶妙だ。湯気の立つ焼きたてナン(350円)は、噛みしめると腰があり歯にサクサクくる。 ワインも合うが、デキャンタで1000円、フルボトルでも1900円と格安。シェフは世界中のリゾートで辣腕をふるってきたとか。満を持して登場した、本格派ネパール料理店だ。 |
| ひとこと |
2002年11月8日掲載。 ここのオーナーはネパール人で、実は私の義兄弟である。だが本文は決して贔屓ではない。ここ十年ほど滞在し、インド料理屋などで働いてきた彼らは、日本語がうまい。そうした店主の飲食業の集大成がこのレストランなのだ。日本人が好むものにも精通する店主が、本場の料理を一流シェフに作らせるというコンセプトで店を持った。酒を飲むのにも最適な店だ。雑居ビルのエレベーターに臆さないお客には、未知の美味が待っている。 |