店名 うどの大木
所在地・連絡先

移転しました

住所・文京区大塚1−4−10(旧住所・新宿区高田馬場3−1−5 )

茗荷谷駅改札口から10M 三菱銀行クイックコーナとなり

電話・3947−3092

営業時間・18:00〜23:00 

紹介文(by 金子隆)  焼き鳥は日本では、いわば国民的な酒の友。最近ではお店に多様化が進んできた。なかでも奥久慈や薩摩など産地指定の「地どり」を扱う高級店が目立つ。地どりはかめば歯ごたえあり、肉汁がいつまでも出て味わいは何倍も深いが、難点がある。なんといっても高価なのだ。しゃれたお店でワインも注文すれば、一人で万札が飛ぶのも稀じゃない。「焼鳥屋」というより「鶏料理屋」であり、フレンチなどと比較すべき存在なのだ。

 ところがここに注目の一軒がある。高田馬場の駅近く、三二年間営業の「うどの大木」は、三年前から備長炭と「名古屋コーチン」の店としてリニューアルして以来、3〜4千円で満腹する地どり専門店として口コミで熱狂的なリピーターを集めている。

 木戸を開けると店内ははや盛況。さっそく地ビール「独歩」デュンケル(680円)で乾杯。「ハツの醤油漬け」(450円)は半生にニンニクが浸みて、とろり。ビールのコクによく合う。「とりさし三品」(750円)はササミ・レバー・砂肝。付け汁も生姜ニンニク・胡麻油・わさび醤油の三種で、レモンを垂らすとしっとり・ねっとり・あっさり。ビールが進んで次は中生(530円)だ。

 肝心の焼き鳥は「6本盛り合わせ」(1500円)を注文。レバーは刺身のに周囲のみ火を通してある。つくねは骨がこりこり。ねぎ間は肉感がありジューシー。ササミは表面のみ炙ってあり、わさびにていただく。付け合わせに登場のキャベツとタマネギのサラダも合いの手として絶妙。

 名物は鶏鍋(900円)。おねえさんがお世話してくれるが、メニュー裏には四コマ漫画で解説も。レバー・砂肝は半生で上げ、薄くそいだネギで口直ししながら食すと汗が吹き出る。正肉の皮付きの部分は味が深い!最後は雑炊で締め、サービスの鶏スープで完結。いや、うまかった!!越の寒梅純米吟醸(半合750円)など、酒もうれしいラインナップだ。

ひとこと 2000年8月18日掲載。
阿佐ヶ谷「バードランド」を始め、冒頭に書いた鶏料理としての焼鳥屋には、店主の独特のオーラが立ちこめているが、ここにはそれがない。いたって庶民的な店。それでいて目指すものが鶏料理風の焼き鳥なので通からは批判を受けることもあるようだが、ここが出色なのはやはり値段。比較される店の半額以下であるのは、うれしい限りだ。
追記(2002.4.10) 当店は昨年7月に茗荷谷に移転しました。ご店主からいただいた情報では、店舗は12,5坪と広くなり、冬は鍋、春から夏は溶岩焼き(溶岩の板の上で焼肉風に)をメインにして、呑み屋としての焼き鳥ではなく、名古屋コーチンの焼き鳥を安く提供する店にバージョン・アップするそうです。