拷問者の影 新装版 ハヤカワ文庫 SF 1660
ジーン・ウルフ
『拷問者の影』『調停者の鉤爪』『警士の剣』『独裁者の城塞』
『新しい太陽のウールス』
「新しい太陽の書」のシリーズ、
『拷問者の影』『調停者の鉤爪』『警士の剣』『独裁者の城塞』と、
天野嘉孝の表紙で4巻まで持ってます。先日小畑健の表紙で復刊&5巻が発売されました。5巻『新しい太陽のウールス』 読む前に読みなおそ♪と読み始めました。でも、かなり入れ込んで読んだ記憶があったのに、覚えてません……。
主人公セヴェリアンが拷問者というギルドに所属していて、囚人に恋をしてギルドの規律を破ったところぐらいしか記憶になかったけれど、それってホンの初っ端じゃないですか。読むにつれ、そういえば不死のために身体を成長させていくことを選んだ男の話は、ここで出てきたんだ、というのは思い出しましたが、他はさっぱりおぼえていませんでした。まあ、次がどうなるかわくわくしながら面白い話が読めてよかったです。
当時はそうも思わなかったような気がしますが、今回は読んでてセヴェリアン色っぽかったです。
彼は力強いハンサムな若者で、拷問者という属性がなんとも、彼の内面にも社会的な面にもダークな色合いを添えていまして。背筋がぞくぞくするような、いや、そんな上品な感じじゃなくてもっとこうダイレクトに子宮にくるような腰が抜けるような色男でした。登場する女性がこぞって(考えてみれば男性もかも)彼に惹かれてしまうのも無理がない……。
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