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01:どっこい野郎<TVサイズ> サブタイトルその1 02:M27 希望の大都会 03:M11 大作のテーマ 04:M 05:M4' 06:M4'' 07:M4''' 08:M6 09:M5 忍び寄る影 10:M25 11:M25' 試練<「どっこい野郎アレンジ曲」> 12:M3 ブリッジコレクションその1 13:M4−2 14:M30 15:M30T2 16:M21' 17:M31 憎めない失敗 18:M26 コミカル&ハッスル 19:M24 20:M24' 21:M23 22:M22 23:M21 終幕<「どっこい野郎アレンジ曲」> 24:M1 25明日への出発<レコード・ヴァージョン> 26:どっこい野郎<レコード・ヴァージョン> |
サブタイトルその2 27:M27T2 早苗のテーマ 28:M7 29:M7' 30:M8 甚平のテーマ 31:M18 32:M9 33:M10 34:M17 決心<「どっこい野郎」アレンジ曲> 35:M2 ブリッジコレクションその2 36: 37:M28 38:M29 39:M29' 40:M12' 哀しみと怒り 41:M15 42:M15' 43:M20 44:M19 45:M19' 哀詩 46:M13 47:M13' 48:M12 49:M12'' 大団円<「どっこい野郎」アレンジ曲> 50:M1' 51:明日への出発<TVサイズ> 52:明日への出発<TVサイズ> 53:どっこい野郎<オリジナル・カラオケ> |
渡辺宙明(以下 宙):最初テープを聞かされてこれは市川昭介さん作曲じゃないの?って(笑)
−−その主題歌「どっこい野郎」の作曲は実は宙明先生だったという(笑)。
宙:実際に聴いてみたのに、こんな曲書くわけないよなって思いましたが(笑)
−−その主題歌についてですが、当時の思い出などありましたらお願いします。
宙:そう、これは詞が先でしたね。歌詞もちょっと泥臭いというか。
−−詞が先だとイメージの制約とかありますか?
宙:それはありますね。まあ、それにしてもあのメロディは、今だったら、もうちょっとどうにかなったんじゃないかな(笑)
−−先生の作品では異色ですよね(笑)
宙:最初に音楽を依頼されたときは、フォーク調で行きたいと思ったんですよ。それで平山亨さん(※東映テレビ部プロデューサー)に言ったら「いや、フォークは早い、まだ根付いていない。演歌調でやってほしい」と。
−−それでは最初から演歌調でというオーダーだったんですね。
宙:そうそう。でも市川昭介さんの方はフォーク調でしたね(笑)。あとこれはレコード会社はクラウンなんですよね。コロムビアとの契約もあったんですが、スポンサーの関係もあり、製作部長の意向やクラウン側の希望もあり、主題歌はクラウンの山田太郎氏になったようです。
−−という事は当然レコード化も前提で。
宙:ええ、主題歌は大抵そうですね。ただ『忍者部隊月光』みたいにレコード化が後で決まった作品もありましたね。まあ、『どっこい大作』ではクラウン側のディレクターも結構注文が細かかったですね。私がピアノの弾き語りで歌いながら、こういうの作りましたってやったら、そこの動きはこういう風にも行けるって。
−−先生がご自分でピアノを弾かれたんですか?
宙:当時はデモテープなんてありませんから、かならずピアノを弾きながらやってました。その人は音大出で楽譜もちゃんと読める人だったんで、とても面白かったですね。
−−ではBGMを聴きながらお話をお聴きしたいと思います。今流れているのはtrack4:「大作のテーマ M4」ですね。
宙:あ、これはアコーディオンを使ってますね。
−−ハーモニカかなと思いましたが、アコーディオンですか。
宙:ええ、この時はたしか佐藤さんっていう方だったんじゃないかな。よく歌いあげてますね。
−−今はBGMでアコーディオンを聴く事はあまりないと思いますが、当時はわりと一般的な手法だったのでしょうか?
宙:アコーディオンは当時としてもちょっと特殊でしたね。大正時代など昔がかったものとか、郷愁を帯びた物など必要に応じて使います。そうそう俊幸が以前、NHKの朝の連続ドラマをやった折に使ってましたね。その時はたしかコバさんの演奏でした。アコーディオン以外にもそういった効果を出すために他の作品ではマンドリンを使ったりした事もありました。
−−なるほど、大作は北海道から上京してきたという設定ですから、ピッタリですね。
宙:そうです。
−−track21:「コミカル&ハッスル M23」
宙:これはミニモーグですね。演奏もなかなか一所懸命やってもらってますね。
−−ミニモーグも他の楽器と一緒に録音しているのですか?
宙:ええ、一発録りですから、ミキサーも上手い人じゃないとね。その場で全部バランスとってね。
−−楽器編成は全部で何人くらいでしょうか?
宙:今聴き直してみて、まあ、フルート、クラリネット、アコーディオン、ヴァイオリン、コンボオルガンなど15人くらいでしょうか。それにしてもたいへん懐かしいですね。
−−叙情的な音楽がとても多いですね。
宙:これはアクション物とは別の面がたくさん詰まっている作品でね。アクション物ではバラード調の曲などそう多くは書けませんから。そういった意味でもぼくの叙情的な面が主に出せたかなと。現在とこの当時では、作風が違うと言われますが本質的なものは変わりません。ですから是非聴いて欲しいですね。ただ主題歌はちょっと演歌調過ぎたかなと(笑)。
−−私も番組は観た事はないのですが、どれも印象的な曲ばかりで・・・。
宙:CDもおかげ様でけっこう売れたみたいですね。『どっこい大作』以前に手掛けた生ドラマとかでも、もっといいのがあったんですが、音源とかは今はもう残っていないようです。
−−宙明先生のドラマ作品などは、観賞の機会もほとんどありませんので、それは非常に残念な話です。
宙:そういう意味では『どっこい大作』は私のドラマ作品の貴重なCD化ですので、是非聴いて欲しいですね。
[2002年1月9日(水) 渡辺宙明宅にて]
取材・構成/ともとも