あなたの理想の住まいを実現するためのレポート集


珪藻土について

健康住宅という言葉が最近注目されています。しかし明確な定義がある訳ではありません。
特にその中で、広告やチラシ等で盛んにPRされているものに珪藻土があります。
この珪藻土壁ぐらい成分の内容がばらついている内装材は珍しいです。

珪藻土塗壁のメリットは、もう皆さんご存知でしょうが、少し挙げますと調湿効果がありお部屋の空気をきれいにして、シックハウス症候群の原因となるホルムアルデヒドを吸着除去分解し、さらに天然素材で安心できる壁材。となります。
この一番の機能である、調湿、吸着を行っているのが、珪藻土(植物性プランクトン(藻)が化石化したもので、平均粒径0.05mmの無数の孔があいている超多孔質な土)なのですが、この珪藻土の量が、まちまちなのです。

さらに、珪藻土単体では固まらないので、固化剤(樹脂、セメント、石灰等)が必要です。特に樹脂(ボンドなど)が入っている天然素材でないものがあります。防カビ剤が入っているものもあります。
樹脂が入っているものは多いですし、このタイプの製品はたくさん使用されています。デメリットであるクラックや色むら、乾燥が遅いのを防ぐためです。
このような問題のほかに使用上の留意事項があります。掃除の仕方、汚れの落とし方、傷のつき易さなど。天然素材の建材を使用するには、その性質を納得できる方が使用するのが良いでしょう。


増改築の時の規制が緩和

既存不適格建築物(現在の法律にあっていない建築物のこと)の増改築等をする場合、採光、換気、シックハウス対策(ホルムアルデヒド対策のこと)等の居室単位の規制については、増改築等を行う居室について最新基準が適用され、それ以外の居室については適用されないこととする。

要するに、新しく増築するところだけ現在の最新基準を満たせば良く、古い建物の方は最新基準にする必要は無いということですので、リフォームや増改築が、やり易くなりました。費用も抑えられます。


外壁の塗り替え

サイディング製造会社では、築後3〜5年で点検して、その後1年毎に点検して汚れ、変色、退色、亀裂、剥離が目立つようになったら、再塗装が必要ですとお奨めしています。一般品は5年から10年で塗り替えしてくださいとなっております。

最近の新製品では、10年保証を付けたサイディングも出ています。ただし多色塗装品はクリアー再塗装しかできません。複雑な多色塗りは現場では出来ないからです。

つまり、色があせたら元には戻らないと言う事です。

もう一つ重大な点は、シーリングの方が先に痛んでしまうことが多いと言うことです。シーリングとは、サイディング同士を繋げている目地状の部分のことです。

ここも築後3〜5年で点検して、その後1年毎に点検して、切れやヒビ割れがひどい場合はシーリングの打ち替えが必要です。


24時間換気で室内のほこりは増えるか?

「測定値が示した室内のほこり量が大きく跳ね上がったのは、換気の有無に関係なく、「外出や帰宅時に玄関扉を開けた」「掃除機をかけた」「窓を開けた」「調理時に台所の換気扇を運転した」とき。」との結果だそうです。

私は花粉症なのですが事務所で使用している24時間換気は花粉除去も出来るフィルターが付いているので中にいる限り花粉症の症状はでません。

もし換気をすることで花粉混じりのほこりが室内に入り込むのであれば、花粉症の人にとってはつらい。しかしフィルター付きの給気口であれば問題は無いし、逆に以前の気密性の無い住宅よりは、はるかにほこりが室内に入ってきません。ざらざらした砂ほこりなどはまったく感じられなくなります。

部屋の掃除をする回数が減ったみたいです。私の実感としても玄関ドアを開けたときに外気がどっと入ってくるのがわかります。花粉症のでる季節には窓を開けて換気しないでフィルターが付いている給気口をとおして換気するのが良いと思います。


ウッドデッキを長持ちさせるポイント

ウッドデッキは紫外線や風雨にさらされる。天然の木材にとっては悪条件だ。時間がたつにつれて、色あせ、ひび割れ、反りや曲がり、虫食い、カビによる黒ずみなどの劣化が生じることもある。

当社のお客様にもウッドデッキは人気なので、設置してある住宅があるのですが、メンテナンスは大変面倒なようです。ご自分で塗料を購入して塗り替えするのは時間も掛かりますしね。
ウッドデッキには手入れは付き物と考えてください。
針葉樹のデッキで7〜8年、広葉樹だと10年位で交換と考えてください。

どうしてもメンテナンスは億劫だと言う方には、煉瓦やタイル、石を張ったテラスをお勧めします。汚れたらサッと水洗いすればOKです。塗装の塗り替えも必要ありません。このテラスをリビングの床とほぼ同位置に作れば、映画に出てくるようなテラスでの食事が楽しめます。ただし裸足で夏にテラスへ出て行くと火傷します。(^_^)

もう一つの方法は、合成木材のデッキにする方法があります。
腐食、白蟻被害はほとんど無く加工性も良いし反りや割れも出ません。

塗料ですがワンちゃんやネコちゃんを飼ってらっしゃる時はデッキ材をなめても安心な有害物質が入っていない防腐塗料を塗ることが必要です。


防災グッズ

防災グッズ、あなたのご家庭では用意されていますか。
うちでも一応用意してあります。この防災の日に食料品や水などの賞味期限をチェックしています。期限が迫ったものは今日の食事に出てきます。

非常持ち出し袋の中身ですが、ラジオ、懐中電灯、アルカリ乾電池、折たたみ式のバケツ、ブランケット、トイレットペーパー、非常食、飲料水、ろうそく&マッチ、サバイバルナイフ、フォーク&スプーン、軍手、ポリ袋(敷物、防寒、雨具、水入れなどにも使えます)、ウェットティッシュ(水の節約になります)、救急箱(包帯、ガーゼ、絆創膏、消毒液など)、現金、テレホンカード、緊急連絡先一覧表、筆記具、その他必要に応じて、簡易トイレ、下着セット、紙おむつ、生理用品、薬などでしょうかね。

最近話題のグッズとしては、携帯充電器、ホイッスル、ペンライト(ダイオード式)うちでは用意していないで、この機会に購入したいですね。

それから、お家の耐震診断を受けてみるのも良いのではないでしょうか。
どのくらいの耐震性があるのかわかると、万が一の時に備えての準備ができるのではないですか。


オープンキッチン

キッチンを、ダイニングやリビングと一体化させるオープンキッチンが人気だ。
住宅会社が実施したアンケートでは、全回答者の62%が「家を建てるとしたらオープンキッチンを是非採用したい」と答えた。

 その一方、オープンにすることで、音やにおいの問題が生じることもある。「定年退職して家にいる時間が長くなった主人と、調理中や食後の食べ物のにおいのことでよくけんかになる」という人もいる。

従来のキッチンは、独立型で、女性が一人で料理をする場所として位置付けられていましたが、最近の住宅雑誌でも大きく取り上げられることが多いオープン型が、家族とのコミュニケーションがとれることから支持されているのがわかります。私のお客様もオープンキッチンが増えています。

また、家具感覚でキッチンをとらえる傾向も伺え、単に料理をする場所としてだけでなく、多様なニーズがあることが読み取れます。現在設計中の住宅も造作家具を設置しキッチンセットも部屋の家具として構成しています。

オープンキッチンのニーズの高さは、男性が日常的に料理をすることについて肯定的に考える女性が多い結果にも結びついていると考えられます。


キッチンを考える

「岩村暢子著の変わる家族 変わる食卓」によると、2002年時点での年齢で43歳前後と34歳前後を境にして、食生活についての考え方がまったく違うという。

43歳前後より若い年代層では、上の年代層よりも「栄養・機能志向」が強い。「ひとつひとつの食材をそれが主要に含む栄養素に還元して捉えるような感覚があり、時に食材の味・風味を度外視しても、栄養素を組み合わせたり網羅することを重視する」という。当然、キッチンのあり方も変わるだろう。
もっと下の年代層である34歳前後より若い既婚女性は「食材や調理に関して基本的な技術、体験がどう見ても少ない」(同書)のに加えて「栄養に関しても上の年齢の主婦ほど重視していない」。単素材型の食材使用ということで「単品羅列型料理」ということになる。

なんと、こうした違いは使った家庭科教科書に根ざしているという。43歳前後から下の年代層では、調理実習よりも主要栄養素や栄養所要量の学習が重んじられるようになった。34歳前後から下の年代層では、家庭科は男女共修となり、学習時間が減って、調理時間も大幅に削られた。
もちろん、学校で習うことだけが料理ではないが、家庭での教育も変わってきているようだ。
1994年に母親や祖母・姑から伝わった、我が家の伝統料理があるかに答えた人は3割であったが、2004年では2割に低下した。

伝統的な食事から単品羅列型の食事へという変化は、他の調査でも現れている。

このように食生活が変われば、キッチンのあり方も変わるのは当然と言える。


夕食の献立タイプとして、ご飯、汁、漬物を軸に構成される献立を「従来タイプ」とするならば、「今日の食事はこれで勝負」という「勝負玉」を中心にすえて、後はおまけの皿と言う「一品勝負タイプ」や、外で買ってきたなども加えて複数の「勝負玉」を用意する「居酒屋タイプ」が増えている「居酒屋タイプ」は、まさに単品羅列型で皿数が多い。ただし、栄養バランスを考えた上でと言うことではなく、家族それぞれの好みを反映させていった結果として種類が増えるのである。
前回紹介した「変わる家族 変わる食卓」の帯のコピーには「飽食」ならぬ「崩食」と書かれている。生活と健康の元になる食生活の激変に対しては、国民全体の将来という点からも心配される事態になってきた。

2005年7月15日から施行された「食育基本法」の前文にはキッチンの重要性を再認識させる文章が並んでいる。

栄養の偏り、不規則な食事、肥満や生活習慣病の増加、過度の痩身志向などの問題に加え、新たな「食」の安全性の問題や、「食」の海外への依存の問題も生じてきています。

これらのことを考えると、キッチンの問題はデザイン等だけでなく、これからの日本の家族問題や、将来の日本を支える子供たちの豊かな人間性や生きる力を身につけさせる為の場としての要因も重要になってくるのではないでしょうか。

味の素の調査によると、食事の支度にかける時間は短くなっています。1994年夕食に支度に1時間以上かけている人は63%だったのが、2003年には51%に減少。逆に50分以下という人は35%から47%に増えている。しかしキッチンの役割が減ったわけではない。フリーマンという英国の社会学者は、キッチンという場所は調理をするという「機能性」と、家庭生活の中心という「象徴性」の二つの側面をもつという。すなわち短時間に手早く調理が出来る優れた機能と、家族団らんというあたたかさをかもし出す雰囲気が必要である。

博報堂の調査によると「1週間のうち家族揃って夕食をすることがある」という家庭は9割。家族団らんという願いはきわめて強いわけでキッチンの役割は大きい。

「パーティを開くなど友人を家に招くことが好き」という率は、25%から19%に低下しているが、「家族ぐるみで付き合っている親しい家がある」という人は44%、30代女性では54%に上る。テーブルセッティングをして人を呼ぶよりも、気がむいたときにキッチン廻りでといった付き合いが増えている。

かつての日本では、公営住宅標準設計C型などのキッチンは料理をするだけという傾向が強かったが、公団住宅の「ダイニングキッチン」というヒットで後の日本の住まいに大きな影響を与えた。

人の気持ちは、空間で変わる。楽しいキッチンだと行動も変化する。これからは、家族みんなの力を作ってくれるキッチンは、人生の真ん中に、家の中心的存在になっていくのではないでしょうか。


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