〈詩・2・3・4・5 ・(link-6・7・8 / link-甚句 )〉
帰り道
五月の山道には ひらがなのような はながゆれてる おかえりなさい とそのむらさきは云う
空のいろでも風のいろでもなく これはゆめむらさき そのやわらかな瞳(め)に きまってわたしはたちどまる あのときほんとうは何をききたかったか
その山道はいまにもつづいていて ときおりそこにいたりする それからはなのむこうに行こうとするが はなの先にはもう何もない
詩集「あなたとおなじ風に吹かれた」
Photo by Yaeko
link- 船木倶子の詩
Index・〈 詩歌Top・詩・2・3 ・4・5・(link-6・7・8 / link-甚句 )・
短歌・2・俳句・2・Essay・便り・2 〉
Copyright(C)2000 (Tomoko Office) All Rights Reserved.