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花の名
あのかたは禊萩(みそはぎ)をきく あまりにも身近にすぎて 驚くにちがいない
あのかたもわたしもあのころの 町の匂いを知っている。八郎潟の 生きてる姿を知っている。息絶えるとき水辺では いちめんにその花々が揺れ、花いろをいっそう濃くして 訣れていった
あなたのことも知っていた いま 花の名を ふたりは語る
詩集「いのちが透ける」
禊萩(みそはぎ)
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