| 2007.1 前回の更新からあまりにも時間が経ってしまった。アクアリウムをやめていたわけではなく、ずっとキューブガーデンを維持していた。しかし、草が育たなかった。最強の設備を揃えてもうまくいかないのはなぜなのか。ずっとわからずにいたが、答えは意外なところに転がっていた。 貧栄養環境を目指すあまり、魚を少なくしすぎていて、魚の糞に含まれる窒素分が少なすぎたのである。魚を投入したら、みるみるうちに草が育ちだした。といっても、相変わらず一番育っているのはミクロソリウムばかりであるが。 入れた魚は次の通り。 |
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| ネオンドワーフレインボー | ブラックネオンテトラ | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 2006年夏、とりあえず魚を入れようと思い、温和で安価なブラックネオンテトラを20匹ほど入れた。続いてネオンドワーフレインボー。両種とも、すぐに水槽になれ、翌日から積極的にエサを食べてくれるので楽である。チョコグラの導入が点滴で水あわせをしたり、1ヶ月以上もエサを食べなかったりと極めtて神経質であるのと比べると、明らかに楽だ。やはり、チョコグラは難しかった。 魚を入れて2週間ほどすると、水草たちがみるみる成長をはじめた。貧栄養も程度問題である。 続いてレッドファントムテトラを導入。こちらもすぐにエサを食べてくれる。また、この種は状態が良くなると赤が濃くなってきて、店頭で見るよりも美しくなる。いつも同種間でお互いに威嚇しあっているが決して傷つけあわないところが良い。今一番気に入っている魚である。 |
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| レッドファントムテトラ | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 2004.7 夏休みを目前に控えたある日。水槽周りが濡れている。水漏れだ。立ち上げから2年半である。すぐにネットで新しい水槽を注文した。迷わずADAキューブガーデンである。 キューブガーデンは、確かに高価である。専用ガラスふたと合わせて3万円になる。しかし、実際にセットしてみて納得した。安物水槽とはガラスの透明感が根本的に違う。まさに、水を四角く切り取ったように見えるのだ。上下の黒いプラスチックの枠もなく、四隅のシリコン接合も職人芸の美しさ。シリコンがはみ出しまくっていた安物水槽とは別次元である。 プラスチック枠なしのキューブガーデンをセットして初めて気付いた。水槽台がゆがんでいたのである。枠付きだと、水面が枠に隠れるのでゆがみに気付かないのだ。コレが原因で水漏れを起こしたのだろう。使っていたのは専用のアングル台なのだが、脚の接合部に遊びがあり、そこからゆがんだらしい。コンパネをアングル台の側面にあわせてカットしてはめ込んでゆがみを修整した。 肝心のチョコグラは、いじめが止まらず、弱い順に次々に落ちていった。一番強い個体だけが2005年1月現在でも生きている。 水草の方はなかなかうまくいかず、買ってきては枯らすを繰り返した。そしてとどめは、水漏れした水槽の交換のために非難した水槽でほとんど全部枯れてしまった。ただ、その中で唯一順調に成長したのがミクロソリウム。この草は少ない光量でも育つのだが、メタハラ200Wの光でもどんどん増えている。とりあえず、うちの水槽でも育つ草があってよかった。。。。 教訓。やっぱ高くても水槽はキューブガーデン。フィルターはエーハイム。照明はメタハラ。ボンベはみどボン。この組み合わせが満足への最短距離である。でも、だから草がよく育つとは限らない(^_^;。 |
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| 2004.5 リセット敢行。全ての水草を抜き、器具も外す。底砂を思い切りかき混ぜて汚れを舞い上がらせる。水は真っ黒。全ての水を抜き、塩素中和した新しい水を注水。この作業を何度か繰り返す。濾過器も軽く掃除して再セットしてにごりをとる。 数日後いよいよ新しい水草を植え込む。例によって安い水草を大量に買い込むために行きつけのショップへ。そこで状態のいいチョコグラを発見。聴けば匹\1000とのこと。水草そっちのけで9匹お買いあげ。 帰宅してササッと水草を植え、チョコグラの袋にエアコックをつないだチューブを入れて点滴水あわせ。約3時間かけて慎重に導入した甲斐あって無事水槽に入れることができた。 古くからいる1匹とあわせて10匹の集団になったが、古手の1匹が幅を効かせている。日を追うごとに力関係が明確化し、最も弱い個体は水槽の底の方に追いやられて餌をとらせてもらえない。冷酷な弱肉強食の世界である。 一方水草の方は前回と比べれば順調に生育しているようである。が、まだまだ理想的な状態にはほど遠い。設備的にはこれ以上の投資は考えられない。全く奥が深い水草の世界である。 |
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| 2004.4 その後も過添加事故を起こし、トランスルーセントグラスキャットは全部落ちてしまった。1年半の飼育でだいぶ魚体も大きくなっていたのだが、残念だ。 過添加の原因は、どうやらCO2ラインの途中に入っているバブルカウンターとそれをつなぐシリコンチューブに起因するらしい。スピコンで調節しても翌日には止まっていたり過添加になったりと安定しなかった。この部分を外して全ラインを耐圧チューブで接続したところ、添加量が安定した。添加量はカウンターが無くとも外部式拡散筒で見ることができる。 チョコグラは1匹が飛び降りて残り2匹になり、力の強い方が弱い方を攻撃するようになった。執拗な攻撃で弱い方に餌をとらせないようにするため、餌をやる時に私が強い方を網で牽制しながら弱い方が食べられるように配慮した。そんな配慮が3ヶ月も続くと、次第に弱かった方の魚体が大きくなり、攻撃されてもやり返すようになった。めでたしめでたしと思って牽制をやめてしばらくすると、なんと立場が逆転してしまった。これまでいじめられていた方が強くなり、いじめていた方に餌をとらせないようにするようになった。次第にエスカレートし、水槽の隅に追いつめて終始威嚇するようになった。旧いじめっ子は体色を変えて徐々に弱ってきたので、セパレータで水槽を区切ったが、時既に遅し。水草の間に隠れたまま出てこなくなり、やがて息絶えてしまった。 水草の方はセットから丸2年が経過し、低床に汚れがたまってきたらしく、2週に1回の水換えでも追いつかず、コケの繁殖が止まらなくなった。そしてついに全面リセットを決意。 これ以上は無いという豪華設備を投資したにもかかわらず、、1回戦めは見事玉砕である。結局イメージ通りの水景は1回も実現することなく、まともに水草が育たない環境のまま終わってしまった。 低床の大磯も熟成は十分だと思うので、次回こそうまくいくと信じて5月の連休には新しい草を買い込もうと考えている。 |
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| 2003.6 換水中に、ホースを固定していたマグネットが外れた。あわててバスポンプのスイッチを切ったが、かなりの水が床にこぼれた。久しぶりに水槽の裏に回って(我が家は和室への出入り口をつぶして水槽置き場にしているので、容易に裏に回れるのだ)お掃除。大量の綿ぼこりがたまっていて、ちょうど良い掃除の機会になった。で、ふとみるとゴキブリのような黒い物体が。よく見るとチョコグラがミイラ化したものだった。購入してすぐに落ちたと思いこんでいたが、どうやら飛び降り自殺だったようだ。 残った4匹は次第にお互にいいがみ合うようになり、力関係が明確になった。最も弱い個体はなかなか水槽全面に出てこない。餌をとる量も少ないのでちょっと心配である。残りの3匹はすっかりなつき、私が水槽を覗くとツィーッと集まってくる。かわいい。 |
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| 2003.5 帰宅してみると、トランスルーセントグラスキャットが白くなって死んでいた。まだ息はあるものの他にも2匹沈んでいる。1匹は苦しそうにのたうち回っている。チョコグラは元気だ。 CO2カウンターを見ると3滴/秒出ている。あわててレギュのコックを閉める。 過添加だ。phを測ると5まで落ちている。低phを好むチョコグラは何ともないが、トランスルーセントグラスキャットには厳しすぎる。急いでエアレーション全開、1/3換水。ホントは全換水したいところだが、急激な水質変動は今度はチョコグラの調子を落としてしまう。結局、この過添加事故でトランスルーセントグラスキャット4匹を落としてしまった。なぜ添加量が変わったのか今だに不明。レギュもスピコンも子どもの手の届かないところにあるのに。 |
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チョコレートグラミー。3〜4cmの小型熱帯魚。生まれは東南アジア。他の熱帯魚とは明らかに違う個性に惹かれた。
私の場合は水草との共存が前提であるから、照明は落とせない。また、水が茶色くなるピートも使いたくない。コケの原因となりやすい生き餌も使いたくない。このような条件でチョコグラを導入することは若干無謀と思われた。 しかしたまたま行きつけのショップに大量の状態のよいチョコグラが。入荷してから2週間経過しているという。水槽内の全個体が元気に泳いでいる。ということは伝染病(エロモナス)の危険はほぼ無いと言っていい。詳しそうな店員に自分の水槽の状態とチョコグラの耐性についてよくよく話を聞く。理想はピート水の専用水槽での飼育であるが、中には水草水槽で良好なバランスがとれている場合はうまくいくケースもある、とのこと。もうこの言葉にすがりついて買うしかない。ままよっと5匹お持ち帰り。 導入当初2週間はまったく餌を食べずにやきもき。にもかかわらず5匹とも元気で、5匹でつるんで旋回するように泳ぎまわっていた。この時はあたかもお互いにコミュニケーションをとっているように見えた。 2週間が経過した頃、突然1匹の姿が見えなくなる。しばらくして骨だけが水槽前面に流れついた。エビに食べられたのだろう。以後、残った4匹はつるんで行動することはなくなった。そのかわりに2匹が完全に餌付いて、人工飼料をよく食べるようになった。当初はあまりの餌付きの悪さに冷凍赤ムシを与えようかと思ったが、近所のショップの親父に「やめたほうがいい」と言われ、結局人工飼料を毎日極少量ずつ投入して根気よく慣れさせた。他のチョコグラサイトでは冷凍赤ムシを主食に推奨しているが、低床の掃除がしにくい水草水槽では食べ残しが水質悪化を招くため、あえて絶食を押して人工飼料に餌付かせるようにした。 1ヶ月後の4/27現在、4匹中3匹が完全に餌付き、残り1匹も人がいなくなれば人工飼料を食べているようだ。私が水槽に近づくと近寄ってきて「餌くれ餌くれ」とおねだりする様は、実にかわいいものである。 難点はやはり換水頻度が週1回になったこと。今までは2週に1回だったが、調子を落とすと立て直せないだけに2週に1回に伸ばすのが怖い。 |
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| もうこうなると止まらないのが私の性格傾向。それなりに満足するまで投資してしまう。 ということで、メタハラと最強タッグを組むみどボンを導入してしまった。これで、水草育成のための現在考え得る最高の設備が整ったわけだ。これでうまくいかなきゃよっぽどテクがないか、または水草趣味に縁がなかったかのどちらかである。 水草趣味の人ならば一度は夢見るはずのみどボン。みどボンとは、居酒屋などにあるビールサーバーに接続するための液化炭酸ガスを充填したボンベである。アクアリウムの世界では、ボンベの色が緑色なのでみどりボンベ、略してみどボンと呼ばれている。私はアクアリウム用品の74g小型ボンベをすっ飛ばして、いきなりみどボンを導入した。理由は「はじめから最高のものを揃えろ」という教訓を心底実感したから。90cm水槽へのCO2添加に74gボンベはコストが高すぎる。ほとんど容器代といってもいい74g小型ボンベを大量に購入し、さらに燃えないゴミを量産する気にはなれなかった。また、高コストのCO2をケチケチ添加するよりも、タダ同然のCO2を惜しげもなくドバドバ添加した方が精神衛生上よろしかろうと思った。 以下は私の場合のみどボン導入手順。より詳しくは諸先輩方が詳しく述べておられるので、「液化炭酸ガス」で検索して欲しい。 まずはタウンページを手に取ることから始まる。タウンページの酒屋の欄を開き、自宅に近い酒屋に電話する。そしてビールサーバーを扱っているか尋ね、扱っているという返答があったらそれに使う緑色のガスボンベが欲しい旨を話す。場合によっては断られることもあるらしいが、私の場合は一件目で親切な酒屋さんに当たり、OKをもらった。なんでも生ビールがよく売れる夏場は居酒屋に卸すためにボンベを常にキープしておかなければならないので一般の人には卸せないが、冬場はビールが売れないのでボンベが回転することがほとんど無いため、一般の人にも卸しやすい、とのことだった。(ちなみに私が電話したのは1月。所沢近辺の方にはどこの酒屋さんで親切にみどボンを卸してもらえたかメールをいただければお教えします。)実際に電話で話をつけた酒屋さんに行ってみると、奥から大きなボンベを引きずってきてくれた。それはまさしく7kgボンベ。74g小型ボンベ約100本分である。74gボンベを最安値で購入したとして¥500/本X100=¥50000分の価値があるボンベである。その時の私には「ご神体」にも見えた。高さは大人の腰ほどある。でっけー!店主の気が変わらないうちに「これ、買います!」と1万円札を差し出す。これで第一関門はクリアである。 第二関門はレギュレーター(高圧ボンベからガスを減圧して取り出すための蛇口のようなもの)の調達である。場合によっては酒屋さんで手に入ることもあるらしいが、私の場合は無理だった。レギュは居酒屋がオープンした時にビール会社から居酒屋に配られるもので、通常酒屋には置いてないという。こういう時にモノを言うのがインターネットである。その筋のページを見て回ると、こんなページに行き当たった。なんとお安い!(ちなみに某高級ブランド品は\11000である) 私が購入したのはSRA−3型 2.800円、ガス出口 ワンタッチ式 (ホース 5×8用)である。初心者にとって困難なのがガス出口の問題である。ビール業界で使われているチューブの口径(外径8mm)とアクアリウム用品のチューブの口径(外径6mm)が違うのだ。これを変換しないとアクアリウム用品を接続できない。 再びモノを言ったのがインターネット。メタハラを購入したボズシ工房さんで「6−8変換」という"かゆいところに手が届く"パーツがラインナップされているではないか。OK製作所さんと何度かメールをやりとりして最終的に6−8変換を使えば接続が可能であると自分で判断を下し、発注。(このとき、ビール業界の方にアクアリウム用品のことを質問するのはナンセンスである。) ここまでできれば後は買い物をするだけだ。必要な品をいかに安く入手するかである。みたびモノを言ったのがインターネット。今まで一番安いと思って利用してきた某有名店よりもずっと安い値で器具を売っているネットショップを発見、そこで外部式CO2ミキサーとバブルカウンターや耐圧チューブなどを発注。一方ボズシ工房さんには、鍵となるパーツ6−8変換を発注するついでに安値で出ている電磁弁とスピコンも発注。これで役者はそろった。 今回はボンベ以外のCO2パーツを全てインターネットで購入した。便利な世の中になったものである。 私は普段はそれほど通販を利用しないのだが、今回利用してみて通販には2種類あることを実感した。一つは代金後払い、一つは代金先払いである。 ボズシ工房さんは後払いで、サイト上から注文すれば翌々日には品物が手元に届く。これが何ともうれしい。趣味のモノというのは一刻も早く手に入れたいものである。だからネットショップに価格的に太刀打ちできるはずがない一般のお店が生きながらえているのだろう。その点ボズシさんのような後払いのネットショップは、一般のお店の存在を脅かすと言えよう。 一方先払い方式のネットショップは、代金を振り込むまで商品が発送されない。仕事が多忙でATMの電源が落ちるまでに帰宅するにはそれなりにいろんな努力をしないといけない人にとっては、多少高くても週末に行けばその場で手に入る一般のお店で買い物をしようかという気持ちを起こさせる。 言いたいのは、注文すればとりあえず商品を送ってくれて、支払いは2週間待ってくれるボズシ工房さんはきっと今後も繁盛するでしょう、ということである。 |
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| 左はとりあえず大量の有茎草を植えた段階。まずは水草が育ってくれないとレイアウトもへったくれもない。このままうまくバランスがとれてくれればいいのだが。 右は水槽に入っている唯一の熱帯魚。「トランスルーセントグラスキャット」という名で、ナマズの一種。体が透明で、向こう側が透けて見えるのが特徴。性格は臆病で、普段は10匹で群れてずっと物陰に隠れている。ほとんど泳ぎ回ることが無く、1カ所でユラユラと揺れ続けているのはまるでお化けのよう。 |
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| というわけで、2003年1月、メタハラ(メタルハライドランプ)を導入した。このランプは、体育館の天井についているアレとほぼ同じ物である。最近乗用車のヘッドライトもこれが使われている(HIDライト)。上の写真の天井から2基下がっているのがそれ。もちろん体育館用をそのまま吊しているわけではなく、「その筋の方」が水槽用に特別にセレクトしたセードと安定機とセットになっている。その明るさは圧倒的で、水槽の中は以前とは別世界。水草は盛んに光合成をはじめ、キラキラと輝く酸素の泡をつけ始める。ちなみにそれまでの30wX2=60wが一気に100wX2=200wと3倍以上のパワーアップ。水草水槽の照明としては申し分ない設備で、いってみれば軽自動車からいきなりフェラーリに乗り換えたようなものである。 ただ、光が中心部に集まるため、ランプを吊る高さに試行錯誤が必要である。また、その明るさと引き替えに発熱も激しいため、夏場は水温上昇との戦いになる。 これに伴い、フィルターをエーハイムの90cm用外部式を追加し、上部フィルターは撤去。既存の小型のエーハイムと2基で濾過を行っている。 |
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| 立ち上げからちょうど1年経った2003年1月の様子。左半分の有茎草と手前のウイローモスだけは繁茂しているが、その他の草はほとんどまともに育っていない。それどころか枯れたり溶けて無くなったりと悲惨な状況。なんといっても照明が30wX2灯ではあまりにもパワー不足。CO2は発酵式で添加しているものの、特に冬場は発酵が不安定なので添加も不安定に。フィルターもセットで買った上部式をいまだに使っているため、せっかく添加したCO2を逃がしてしまっていた。やはり、相応のお金を投じなければ水草というのはうまくいかないものである。逆に、一定レベル以上の水草育成テクを持ち、必要な器具を揃えてもうまくいかない草というのも当然ある。 テク(技術)が無い奴は金に頼るしかない、しかし金にモノを言わせても全てがうまくいくとは限らない、というのはクルマにも似ている。速い(高い)クルマを買えば直線はそれなりに速く走れる。しかし、それ以上はいかにお金をかけても速くはなれない。本当の走りの楽しさは、カーブでクルマの性能をギリギリまで発揮させることで、それはお金では買えない愉しみである(のだと思う)。 しかし、一定レベル以上の走りを実現するには、クルマに桁違いのお金をかけなければならないのも事実だが、テクが伴わなければただの無駄である。 クルマの場合と水草水槽が違うのは、水草の場合は最初からお金がある限り豪華な装備を揃えてしまうのがうまくいかせるコツであるということ。クルマやバイクの場合は最初からスーパースポーツを買っても乗りこなせずに危ないだけなので、はじめは小排気量からスタートするが、水草はショボイ装備から始めるとどうしてもうまくいかない。 具体的には、何も言わずに20万円握りしめ、1日で全額散財する覚悟で買い物に行くのがよいだろう。そうすればはじめからうまくいく確率が高くなるし、結局無駄な出費をせずに安くすむ。「はじめは安く押さえよう」と安めの装備を買いそろえるから無駄な出費がかさむのである(経験者は語る)。 買い物リストは以下の通り。
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| 2002年1月から立ち上げた90cm水槽。水草をメインに作っていこうと思っている。写真は立ち上げて二週間後、水草を植えたばかりの状態。 90cm水槽はさすがに大きく、一般的な60cm水槽と並べると格の違いは歴然である。しかしその分狭い家の中で場所をとることにもなる。また、その重量も250kgに達し、60cm水槽とあわせると300kg以上の重さになるため、床が抜けないかと心配だが、今のところ大丈夫なようだ。 立ち上げ直後で濾過機能が不十分なため、毎週水換えを行わなければならない。ところがこの水換えも60cm水槽とちがい、三分の一換水でもひと仕事である。 |
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実は金魚を飼っている。クルマ、バイク、パソコンと機械モノが多い中で異色とも言える趣味。
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| オランダシシガシラ 2002/7 老衰で☆ |
ハゴロモ 2002/7 老衰で☆ |
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| リュウキン | チャキン2004/7 老衰で☆ |
飼っているのはご覧の通りのいわゆる「駄金」ばかりである。いずれも¥400から¥500で買える。
しかし、やはり凝ってしまうのである。周辺機器に。
一番カネがかかっているのがフィルター。通常はセット物の水槽を買ったときについてくる上部フィルターだけで十分なのだが、これにエーハイムの外部式を追加している。エーハイムといえばクルマで言えばベンツみたいなブランド品。当然国産に比べればそれなりのお値段だが、充実したアフターパーツとパーツ一つ一つの作りの良さから購入を決意。これにさらに底面直結フィルターを組み合わせて万全の濾過体制。さらにエアーは底砂に埋めた二つの水作エイトを通して供給。都合3種類の濾過を行っている。
夏期の水温上昇対策には壁掛け型の扇風機を設置、冬季の水温低下には熱帯魚用のヒーター。ただしあまり過保護にすると金魚は弱るので冬季の水温設定はかなり低め(16度)にしている。
照明はタイマーで規則正しく管理し、藻の発生と夏期の水温上昇に備えている。
1匹¥5000もするような高級金魚は別にして、普通の金魚でこれだけ豪勢な環境で生きてる金魚も希だろうと思う。
2002年夏。気温はぐんぐん上がり、水槽の温度も30度を超えてきた。だいぶ前から浮き袋の調子をくずしていたオランダシシガシラが7月にえさを喰わなくなり、☆になった。盛り上がった肉瘤で前が見えないため、餌を食べるときにどうしても他の魚に遅れをとってしまっていた。それでも懸命に砂利の中の餌を探す頑張り屋だった。とっても愛嬌のある奴だったのに、残念。
その後を追うようにして、それまで水槽のヌシだったハゴロモも元気がなくなり、水槽の隅でじっとしていることが多くなり、ついにえさを喰わなくなって☆になった。ハゴロモは水槽立ち上げ当初からの住人で、当歳魚で購入からやく7年の大往生。金魚の平均寿命は長くて5〜6年年といわれているから、人間でいえばけっこうなご老体だったのだろう。
さらに2002年12月。水温が低くなりに従いリュウキンの元気がなくなり、餌を喰わなくなり、半月後に☆に。やはり7年の大往生だった。そしてついに、生き残りはチャキンだけになってしまった。
ちなみに、別のプラケースに娘達が夏祭りの金魚すくいで獲ってきた和金が4匹いる。