爪を切ってあげよう

 ハムスターは野生下では地下に巣を作って住んでいます。
 普段土を掘っているため、爪がのびすぎると言うことはありませんが、飼育下では爪がすり減る要因になるものそのものがないため、爪は伸び続ける事になります。
 のびすぎると、何かの拍子にケージに引っかけたり、また折れたりと事故の元になりかねません。
 そこで、普段からまめに爪を切ってあげることが必要になります。


◆用意するもの◆  1・ハムスター(笑)
 2・赤ちゃん用の爪切り
 3・根気(^^;
 
グッズのページでも紹介していますが、赤ちゃん用の爪切りはスーパーや薬局で売られているので、簡単に入手できると思います。価格は400円位です。


 やり方としては、とにかく手早く。
 ハムスターが訳が判っていないうちにやってしまうのがベストですが、コツを掴むまではなかなか大変だと思います。
 ある程度根気よくチャレンジして、あまり時間がかかるようでしたら途中で止め、次の日にまたチャレンジするというのも手です。
 飼い主の緊張をハムスターは敏感に感じ取りますので、「なんでもないんだよ〜。ほ〜ら、パチン」という風になれるまで頑張って下さい。(^^;

◆方 法 その1◆

1.ハムスターを包み込むように持つ。
  この時、人間の指の隙間から、ハムスターの切る予定の手を出させて軽く押さえる。
2.暴れないうちに、一気に切る!

 
 深爪(というか、指ごと切っちゃったり。(^^;)しないように気を付けて下さい。
 また、血管が通っている所は、かすかにピンク色をしています。そこより指側を切ると出血しますので、ご注意下さい。
◆方 法 その2◆

1.ハムスターを手の上に乗せる。 2.ハムスターの爪と、人間の手との隙間にハサミを入れ、一気に切る。
 
 この場合、ハムスターの爪がのびていればいるほど手との間に隙間が出来ているので、切りやすいです。
  この方法は「その1」よりも、ハムスターにストレスを与えないのでオススメです。(切られている事に気づかない、とも言う。(^^;)
 

 普通の爪切りを使って苦労している方は、ぜひ一度チャレンジしてみて下さい。
 ずっと楽に出来るはずです。



歯はのびすぎていない?

 ハムスターは、一生歯が伸び続ける生き物です。
 通常は、固い食べ物を食べたりする事で歯が削れていくのですが、何らかの原因で上下のかみ合わせが狂ったりしてしまうと、伸び続けた歯が口の中に突き刺さるなどして食事がとれなくなったりします。
 また、歯が口中に刺さった時にばい菌が入ったりして、大変危険な状態になります。
 そのため、時々口の中をチェックして、歯の状態を点検してあげることが必要になります。
 また、かみ合わせが狂って歯が伸び続けている場合は、すぐに動物病院に行って、処置してもらうことをおすすめします。

歯のチェック

1.首の後ろの皮を、親指と人差し指で包み込むように掴んで、後ろに引っ張る。
2.写真のように、ぐわっと口が開いた状態になるので、すかさず上下の歯の状態、折れたり曲がったりしていないかなどをチェックする。

 
注意:
 1.ハムスターの健康な歯の色は黄色です。黄ばんでいるからといってビックリしないで下さい。 .
 2.2本の前歯の間に隙間があることがありますが、これは異常ではないそうです。



臭腺も見てみよう  

 ハムスターには、縄張りを示すために自分特有の匂いを分泌する器官があります。それを臭腺と言い、ゴールデンハムスターなら腰の両脇、ドワーフハムスターならお腹の真ん中にあります。   
 メスはあまり目立たないのですが、オスは分泌量が多いため、掃除しきれなかったものが固まってしまうことがよくあります。これはそのまま放っておくとそこからばい菌が入り込んだりして、化膿してしまったりする場合があります。
 そうなってしまうと、動物病院に行って処置をしてもらうことが必要になったりしてしまうので、そうなる前に、普段からチェックしておく事が必要です。

◆方 法◆

1.ハムスターを保体するか、包むように持って、お腹が見えるようにひっくり返します。この場合、大抵のハムスターは嫌がって暴れます。
 場合によっては噛まれることもありますので、注意して下さい。
2.毛をかき分けて、臭腺をよく見ます。
 この時、黄色っぽく固まっているようでしたら、うまく掃除が出来ていないという事です。これがひどくなると、臭腺を塞いでしまいます。
3.あまり汚れがひどいようでしたら、湿らせた綿棒などで固まった部分を柔らかくしてあげます。
4.柔らかくなったら、ティッシュなどでつまむようにして汚れを取ります。


 

体重測定            

 ハムスターの健康管理をする上で、一番簡単方法が体重測定です。
 もちろん、これだけで病気が判るというものではありませんが、普段から体重がどの位あるかを把握していれば、急激な体重変動があった場合に、見た目では判らなくてもいち早く状況を把握することが出来ます。
 また、太りすぎを防ぐなどの効果もありますので、日常的にチェックしておくことをお勧めします。

用意するもの
1.キッチン秤
2.苺などの入っていたパック
 もしくは、タッパー
3.ハムスター

 ◆方 法

1.パックまたはタッパーを秤に乗せる。
2.ハムスターをそっと入れる
3.体重を計る


 


長毛ハムスターの毛玉予防


 長毛のハムスターというのは珍しくなく見かけますが、実はハムスターは野生下で長毛種というものは存在しません。
 長毛種というのは、毛の長めのものを掛け合わせて、人工的に作り出された品種なのです。
 ハムスターはしょっちゅう毛繕いする生き物ですが、長毛種の場合は毛繕いしている時に飲み込んでしまった毛が消化器官で毛玉になり、閉塞を起こす確率が高くなります。
 そのため、普段から毛玉予防薬(猫用のベトロモルトやプリモルトジェル)を与えて、予防します。
 ちなみにうちでは、ベトロモルトを使用しています。

用意するもの

 1.ベトロモルト

 ベトロモルトは、猫用のグッズを売っているショップなどで手に入ります。
 ちなみに価格は¥1.800位です。
いや〜ん 方 法

1.ベトロモルトを少量手に取る。
2.ハムスターを包み込むように持つ。 
3.嫌がらないようならそのままなめさせて与える。嫌がるようなら、歯のチェックをする時のように、ハムスターの首の付け根の皮の部分を引っ張って、口を開けさせ、口の中に押し込むようにして与える。


 
 


保定のしかた

 ハムスターの健康チェックをする上で重要なのが、保定です。
 健康チェックをしようとした人なら判ると思いますが、ハムスターはお腹を見せたりする事を好みません。そして、それを無理にしようとすると暴れます。
 そんな時に、ハムスターを暴れさせずに、短時間でチェックをすませるために能率よくおさえる事を「保定」と言います。
 

ぐえ〜

◆方 法◆

1.ハムスターの首の付け根の部分の皮を包み込むように大きく持つ。
2.掴んだ部分を、一気に(決して、乱暴にではなく)引っ張る。
 この時、変にためらって引っ張ると、ハムスターはかえって暴れます。
3.きれいに掴めていれば、ハムスターは暴れず、ぶらーんとなった状態になります。

ただし、あまり長時間やると、呼吸に障害をきたしかねませんので、チェックはなるべく短時間に済ませて下さい

びろ〜ん 正面から見た状態

 保定は、身体にどこか異常かないかなどのチェックをする時や、爪を切るなどの時に、必要になってくる技術です。
 また、お医者さんにかかった時に、飼い主が保定出来るといろいろと便利です。普段から練習をして、出来るようになっておくと後々楽です。