| 人工関節 人工膝関節 変形性関節症 変形性膝関節症 高位脛骨骨切り術 手術 人工関節 人工膝関節 変形性関節症 変形性膝関節症 高位脛骨骨切り術 手術 人工関節 人工膝関節 変形性関節症 変形性膝関節症 高位脛骨骨切り術 手術 人工関節 人工膝関節 変形性関節症 変形性膝関節症 高位脛骨骨切り術 手術 |
変形性膝関節症の中程度の症例で内反(O脚)変形を呈した40−60歳台の方には、高位脛骨骨切り術が適応になります。この手術は膝のすぐ下部の骨を切ってO脚を反対に軽度のX脚に変える手術です。180−190度になったFTAを170度の外反位にもっていき、荷重を外側に移す手術です。 完全な骨癒合までに最低2ヶ月程度かかるため入院が6-8週間と長期にかかるのが欠点です。また経年的に徐々に効果が低下する傾向がありますが、10年で70-80%に良好な結果を期待できます(Pfahler2003, Aglietti2003)。しかし、膝の曲がりは正座はきついとしても145-150度位にはなり、日本人の畳の生活でも全く不自由のない状態まで回復するのは利点です。中等度のOAなら走ったり、スポーツもできますので、この方法が適応であれば人工関節より薦められます。 この手術法には、外側クローズド楔形骨切り術、ドーム型骨切り術、片側オープン楔形骨切り術、斜位脛骨近位骨切り術、などの方法があります。この内一般的に行われてきたのが、前2者です。ドーム型骨切り術は創外固定という、骨に金属の棒を骨切り部の上下に刺入し、固定する方法で、棒が皮膚から出ているため入浴など出来ず、現在あまり行われなくなりました。外側クローズド楔形骨切り術はよく行われ、その固定材料は多く製品化されてきました。Blade plate、Giebel plate、Natural knee plate、interlocking stapleなど有名です。1990年代にNatural knee plate systemが登場すると、手術の正確性とやりやすさから脛骨骨切り術は比較的簡単な方法として行われるようになりました。しかし、欠点として腓骨の骨を1-2cm程度切除しなくてはなりません。 近年、内側で脛骨の骨切り部を開大して固定する方法が広まってきています。イタリアのPuddu先生がこの内側型脛骨骨切り術用のPuddu plateを開発し、徐々に広まってきました。中程度の症例であれば、この内側オープン楔状骨切り術(Staubli 2003, Stoffel 2004)が薦められます。術後の回復は従来の外側楔状骨切り術より格段に早く、腫れも少なく、2週間で膝も100度程度曲がり、約4週間で退院可能な手術となりました。しかし、高度のO脚例では、骨切り開大部が大きくなり外側の残すべき骨皮質が骨折を起こしやすくなります。もし骨折を起こしますと、固定強度は半分以下となるため(Stoffel 2004)、骨折した外側部にステープルで補強を行い、さらに後療法を遅くする必要があります。そのため、矯正角度の大きい症例には薦められません。 変性した軟骨を修復させるための多くのテクニックが実用化され、高位脛骨骨切り術にこれらのテクニックを組み合わせる方法が行われるようになりました(Steadman 2005)。軟骨を修復させる方法には、microfracture technique(Steadman 2003), abrasion arthroplasty(Johnson 2001), 培養自家軟骨細胞移植(Peterson 2002) などが報告されてきました。O脚になった場合、これらの手術を単独で行ってもどうしても患部に強い負荷がかかりなかなか良好な修復が行われません。そこで、軟骨修復術に高位脛骨骨切り術を組み合わせた方法の報告が始まっており、良好な結果が報告されてきています。
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![]() 内側型脛骨骨切り術 |
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