■計算され尽くした繊細な器づくり

留寿都 深草窯


京都伏見の北東部に位置する「深草」は、
古くから土器をつくる士師部(はじべ)の居住地。
千利休の頃には茶陶器も焼かれるようになり、
「深草焼」としてその名が知られていた。

この歴史ある地で「深草窯」を開窯以来作品を創り続けて来た 作家 今村史朗は、
1991年に北海道の自然に魅せられ 留寿都村に窯を移築。

どこまでも澄みきった大空 名水で知られる京極を東にニセコ連峰を西に一望する大地

大自然の厳しさと優しさに抱かれ 一作一作時の流れに逆らわず
「五大」(地大・水大・火大・風大・空大)を取り入れて焼く器。

凛とした立ち姿、すっきりと無駄の無いフォルムは、
使う心地よさを一番に考えているから。

深草窯の器は、とにかく口あたりが心地よい。
やはり冷たいものを飲む時は特に、飲み口が薄い器がいい。

薄い器を作るのに必要なものがある。
「技術」と「素材」だ。

京都で長い間培われた技術と、きめが細かく鉄分の多い
京都・深草の土が完璧なバランスを生み出す。

■今村 史朗(留寿都・深草窯)

 


作品集 札幌の陶芸教室