我が家は98年の暮れに新築で購入したマンションで、今年で12年目です。新築と同時にビルトイン型の食洗機(Panasonic NP-3000BP/ NP-U30A1P1)を購入し、使ってきました。このページでは、食洗機の使い方やメリットなど、12年の経験を基にレビュー、レポートします。
これから、食洗機を買おうと思っている方の参考になれば幸いです。
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食洗機の日本での普及率は、2005年度で16.6%というデータがあります。現在のデータは見つからなかったのですが、2010年には30%程度まで普及するそうです。それでも、欧米に比較すればまだまだで、最も普及しているのはスイスだそうで、70%近いそうです。
食洗機というと、「贅沢品だ」とか「電気代がかかる」とか「無駄が多い」とか言う人もいるのですが、ランニングコスト、光熱費、炊事の時間、台所のスペース効率を考えると、そんなことは全くありません。
水道の使用量をの比較で言えば、当然手洗いのほうが多くの水を使います。ですが水道代はそんなにたいしたことはないのですが、光熱費がかかるのは実はガス代です。冬はまずお湯を使って洗い物をすることになると思いますが、このガス代が大きな負担になります。
インターネット上で拾ったデータで、1回あたりの光熱費の比較データがありました。
| 洗剤 | 水道代 | ガス代 | 電気代 | 冬季合計 | 夏季合計 | |
| 手洗い | \7.4 | \23.2 | \48.0 | \0 | \79.0 | \31.0 |
| 食洗機 | \7.4 | \2.2 | \0 | \19.6 | \29.0 | \29.0 |
お湯を使う冬季なら、1回の使用で、何と50円違います。 1日2回洗い物をして、手洗いにガスを使わない夏季と、ガスを使う冬季を仮に半年ずつとして計算すると、
手洗い: 79.0 x 2 x 183 + 31.0 x 2 x 182 = \40,198
食洗機: 29.0 x 2 x 365 = \21,170
となり、食洗機の方が、年間 \19,028 安くなります。10年使うと、約\19万になりますので、食洗機代と取り付け費を考えても、十分に元が取れます。
我が家の食洗機は、ビルトイン型で、キッチンのシンクの脇についています。たぶん一番小さい30cm幅のナショナル(パナソニック)製で、5人用となっています。(実際は家族4人でぎりぎりです。)
我が家はマンションなので、キッチンはお世辞にも広いとは言えません。洗い物をする場合、問題なのが洗ったものをどこで乾かすかだと思います。家族4人分の食器をすべて乾燥台に並べようとすると、結構大きなスペースが必要だと思います。
我が家の乾燥台には食洗機に入らないものだけ!→
食洗機は、食器を洗った後、乾燥までやってくれるため、基本的には乾燥台が必要ありません。ただし、フライパンや食洗機に入れられないもの(耐熱でないプラスチック製)などは手洗いするため、乾燥台は必要です。ですが小さな必要最小限のものでよく、スペースをとりません。このスペース効率が、私の考えでは一番大きなメリットではないかと思っています。
また、汚れた食器が少ない場合は、食洗機にいれたままにしておき、2回の食事分をまとめ洗いするとさらに経済的です。この場合も、汚れた食器は、食洗機に入れておけば良いので、シンクの中をきれいに使うことができます。台所を広く使うためにも、食洗機は非常に役に立っていると思います。できるなら、場所をとらないビルトイン型をお勧めします。
ビルトイン型は、食洗機の幅が標準化されています。45cmが主流で、その上は60cmです。
余談ですが、我が家の食洗機はナショナル(パナソニック)製の30cm幅なのですが、実はこの30cm幅の食洗機は、製造中止になってしまいました。他のメーカは30cm幅のものは元々作っていません。この機械が壊れてしまうと、もう買い替えができないのです。次は、台所を改造して45cmを付けるか、ビルトインをあきらめるしかありません。(※30cmの食洗機を勝手にやめてしまうパナソニックは、無責任だ!消費者のことを考えているとは会社とは思えない!)
★今の食洗機は12年目に突入しているので、実は慌てて1台注文し、キープしました!
キッチンにビルトインする場合は、収納部分のドアや引き出しを取り外して付ける事になります。取り外せる部分の幅が、45cm、60cmに合っていれば、少しの改造で取り付けられますが、合っていない場合は、ドアを改造したり、キッチンそのものを改造したりする必要があります。食洗機の価格は、45cmのものなら10万円強で買えます。水道工事などの標準的な取り付けには3〜4万円ほどかかりますが、台所の改造があるとそれ以上になります。
据え置き型は価格も安く、5〜6万ほどで買えると思います。工事費もビルトインに比較すれば安上がりです。ただし、据え置き型は台所のスペースを取ってしまいますので、現実的に設置ができるかどうかを、良く考えてください。食洗機を設置したため、台所が手狭になってしまうのであれば、コストをかけても、この際ビルトインにすることをお勧めします。
また、新築のマンションをこれから購入する方は、購入時にビルトインを取り付けることをお勧めします。マンションの価格に比較すれば、たいしたコストではないと思いますし、私自身も取り付けて、大正解だったと思っています。
我が家の食洗機は、30cm幅の小さいサイズなので、基本的には食器のみを入れて使っており、フライパンや鍋などは入れていません。食洗機は、こすって洗うものでなく、熱いお湯をかけて汚れを溶かして落とすものです。食洗機用の洗剤を入れると、汚れを溶かす効果が上がる様になっています。
そのため、こげ付いた汚れや、タンパク質などでお湯でも溶けにくいものは、汚れ落ちに限界があります。12年間使ってきた経験では、汚れたものを無理に入れて、乾燥終了後に汚れが残っていると、もう1度手洗いするしかないので、二度手間になります。そのため、いったん水につけておいて、軽くこすってから入れるようにしています。
食洗機の内部は、写真のようなお湯を散布する回転ノズルがついています。このノズルはモーターで回っているわけではなく、お湯が噴出す勢いで回るような原理になっています。そのため、この回転部分にお箸などが引っかかると、お湯が十分にいきわたらず、洗い残しがあるばかりか、運転中にカタカタうるさくなります。
食器は、隙間が少しでも開いていて、お湯が流れる隙間さえあれば、いくら食器を詰めて入れても大丈夫です。食器がピタッと重なってしまうのはNGです。慣れてくると、食器を少しずつズラして詰めて、この小さい食洗機でも、ほとんどの食器を入れられるようになりました。要は、汚れを溶かすお湯が、食器にかかりやすくすることを考えて詰めるのが良いです。大きいボールなどは、他の食器にお湯がかかるのを妨げてしまうので、無理に入れない方が無難です。
食洗機の運転音は、結構大きいです。ビルトイン型はキッチンに取り付けられているので、キッチンへ振動が伝わり、キッチン全体から音がしているような感じです。我が家では、今は生活音となってしまい気にはなりませんが、これは正直なところ、つけてみないと分からないと思います。カタログには○○dBという運転音が書いてありますが、取り付けると音のレベルは変わってしまうと思います。
洗剤は食洗機専用のものを使います。普通の洗剤は使えません。食洗機用の洗剤は、泡がでないようになっており、汚れをお湯で溶かすための工夫がされています。一度試しに、普通の洗剤を入れてみたのですが、内部が泡だらけになってしまい、すすぎを行っても泡が取れず、大変なことになりました。もしも、食洗機用の洗剤を切らしてしまった場合は、洗剤なしで洗うほうが良いと思います。熱いお湯で溶けてしまうものなら、基本的にOKです。

【レビュー】LED電球で節電対策: 3LDKマンションの照明をLEDに変えてみました
マンション購入と同時に買ったこの食洗機、12年目に突入し、実はドアのロックが割れてしまい、締まりが甘くなっています。30cm幅の食洗機はもうどのメーカーも作っておらず、この機種が最後です。
と言うわけで、この際、在庫がなくなる前に1台注文し、キープしました。まだ取り付けは行っていません。今の機種と全く同じ取り付け位置なので、この際、自分で取り付けてみようと思っています。
届いたばかりの新しい食洗機→
★最後の通販も売り切れになりました!(パナソニックNP-U30A1P1) (涙)
ドアロックが割れたまま、何とか使っていましたが、とうとうロックができなくなり、5月に買い置きした(↑参照)食洗機を自分で取りつけることにしました。全く同じ設計の後継機との取り替えのため、配管はそのまま使うことができ、給水と排水のパイプをつなぎ替えるだけでOKでした。以外に難しかったのが高さの調整で、ねじ式の高さ調整付きの足がついているのですが、30cm幅のため取り付け枠が狭く、5cm位の食洗機下の隙間から手を入れて、奥の足のねじを回す必要があり、汗だくになりながら苦労をしました。
取り付いてみれば、何事もなかったように、いつもと同じ音で食器を洗っています。
↑付属品をテーブルに出してみた ↑前面パネルの下の配管(給水、排水をつなぐだけ)
↑取り付け完了 ↑古い食洗機はその日のうちに粗大ゴミへ(処分料金500円)
どのレビューサイトの記事を見ても、食洗機の洗う性能は、どのメーカーでもさほど変わらない様です。それよりも、設置場所を考慮して、ドアの開き方や食器の出し入れの方法を考えて選ぶことをお勧めします。
まずは、価格や取り付け費などを調べてみてください↓↓
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