| 続編作の傾向(私的見解) |
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「週ジャン黄金期」作品の続編パターンとしましては、大きく分けて以下の2パターンがあると思います。 【「週ジャン黄金期」作品の続編パターン】 (1)、作品の世界観を継承する一方、主要登場人物は(ほぼ)一新されるパターン(かつての主要人物が脇役やちょい役として登場するケースも)。 ただし、主人公は、かつての主人公と何らかの繋がりのある人物である(ex.子孫等、血の繋がりのある人物。何らかの後継者。etc) 《代表作品》「暁!男塾」「銀牙伝説WEED」「キン肉マン2世」「蒼天の拳」 (2)、かつての主人公が、再び主人公(級)として登場 《代表作品》「エンジェル・ハート」「帰ってきたハイスクール!奇面組」「株式会社大山田出版仮編集部員 山下たろーくん」「キャプテン翼ワールドユース編」「キャプテン翼 ROAD TO 2002」 …(1)の場合、世界観は継承していても、ある意味で「前の作品とは別の作品」と割り切って考えられるので、もし読者が前の作品との隔たりで不満を抱いたとしても、それがイコール、前の作品のイメージ破壊に直接繋がらないところが特徴の一つ(ある程度、前作と新作を切り離して考えることが可能)。 したがって、展開面における自由度は比較的高い(前作のしがらみに必要以上にとらわれないで、多少の冒険描写をすることが可能)。 ただし、「前の作品の続編でありながら、前の作品とは別物である」が故に、その「別物」度合いが批判の対象になる場合も。 一方(2)の場合、一度完結させた前作を復活させるにあたり、前作の最終回で大団円や頂点を極めた主人公の状況を、もう一度、何らかの手段で地に落とさなければならないのが辛い所。 それが「キャプテン翼」の場合「また新たな目標へ向けてのスタートライン」であり、「山下たろーくん」の場合「両肩の故障」であり、「エンジェル・ハート」の場合「香の死」である[注1]。 前作でせっかくハッピーエンドに終わったその状況を、もう一度破壊するこの作業は、ある意味「かけ」だと私は思う。(1)と違って前作と直接的に繋がっている分、続編の失敗は、前作へも多大な影響を与えるわけですし…。 つまり(2)は、前作からの影響が大きい(メリット)反面、前作への影響も大きい(続編が成功すればメリットとなるが、失敗すればとてつもないデメリットになる)、「ハイリスク・ハイリターン」なパターンだといえるのではないでしょうか。 ちなみに「エンジェル・ハート」での「香の死(グラス・ハートの心臓化)」は、賛否両論炸裂中。もちろんまだまだ今後次第ですが、ただ「香の死」が前作「シティハンター」にも多大な影響を与えたことは確かだと思います。…個人的にはやっぱりショックだったなぁ。 …とまぁ、本当に簡単にではありますが、続編作品の傾向を自分なりにちょっと考えてみました。以下、何か思いついたら追記します。 [注1]ただし「奇面組」は、時間軸が前作の最終回から全く動いていない…というか、最終回より時間軸が戻っている(高校生に逆戻り)ので例外(笑)。この辺は、時間軸が連載中にきちんと動くスト−リ−漫画と、あまり時間軸を気にしなくてもいいギャグ漫画との違いによるものなのかも? All writed by とくとく 2001.7.16. |