「キャプテン翼」
「キャプテン翼」
高橋陽一原作
【主な出演】・大空翼(小粥よう子)、・岬太郎(山田栄子)、・若林源三(橋本晃一)、・日向小次郎(鈴置洋孝)


テレビ東京系列 
83年10月13日〜86年3月27日(放映済)
毎週木曜 19:30〜20:00 
全128話

 (コメント)
 現在のJリーグはこの作品がなければ成り立たなかったといっても過言ではないほど、サッカー界に多大な影響を与えた作品です(現在のJリーガーには、「翼」に感化されてサッカーを始めたという方が多数存在する)。

 今でこそサッカーマンガはあふれんばかりにたくさん存在しますが、この当時はサッカーマンガは非常に稀で(当時、「翼」以外で有名どころのサッカーマンガは、「がんばれ!キッカーズ」くらいしかなかった)、そういう意味でもサッカーマンガのパイオニア的作品だったとも言えます。

 一方、この当時、まだまだ視聴率的に大苦戦していたテレビ東京にとってこの作品は、自局放映番組の中で高視聴率を取れる唯一無二の看板番組であり、そのため当時のテレ東は、局をあげて「翼」を前面に押し出していましたね(笑)。

 内容的には、TV版では「小学生編」〜「中学生編」までを放映。「中学生編」の途中で、アニメオリジナルの「世界Jr編」(後に始まる原作の「Jrユ−ス編」は、これにかなり影響されている節あり)があったりしました。
 ちなみに「翼」の作品制作に関しては、基本的に、優良、青春、さわやかな雰囲気を大切にしつつ、作品を制作していた模様です。

 …で、とくとくが「翼」で一番好きなのは、「中学生編」の準決勝、「南葛VSふらの」です。左肩&右足負傷の満身創痍の翼率いる静岡代表南葛を相手に、北海道代表ふらのが、キャプテン松山を中心としたチームワークを最大の武器に、思わず青春を感じてしまいそうなさわやかな好勝負を演じています。

 それにしても「中学生編」の翼君はかわいそすぎましたね。主人公成長物マンガにおいて、主人公の能力があまりにも高くなると(敵無し状態になってしまう)、敵が想像を絶するような化け物になるか(笑)、主人公がかなりのハンデを背負って戦うかのどちらかのパターンになる傾向が多々あるのですが、「中学生編」の翼君はまさに後者のパターンで、「満身創痍」という大ハンデを背負って「中学生編」を戦い抜きました。
 …う〜ん…、それにしても痛々しかったぞ、あれはさすがに…(^^;;;

 そうこうしているうちに、TV版は原作より一足早く終了してしまうのですが、TV放映終了後、だいぶ経ってから(原作の連載終了後だからかなりの年月が経っていたはず)、唯一原作でアニメ化されていなかった「Jrユース編」がビデオアニメ化されました。この作品、声を当てていた声優さん達も当時のままで、なかなかいい出来でしたよ(^^)。…この後紹介する「翼J」とは違って(爆)。
 [01.1.1 アップ]