2009年春の土星は、春の代表的な星座である、
しし座の方向に見えています。
土星の輪の厚みは、本体に比べて非常に薄く
土星と地球の位置関係から真横からみると、
薄くて見えなくなるのです。15年に1回そうなります。
(輪の幅は約6万km以上に対して、厚みは
非常に薄く100〜200mメートル程しかない)
望遠鏡で見ると、薄い輪が、細々と見えていました。
今年、2009年8月11日と9月4日に完全に消失の
予定です。しかし、この時は太陽に近いので
見ることは難しいでしょう。(それから2年後の姿→)

まるで、串に刺した、団子のように
見えます。思わず、上新粉を使って
団子をつくりました。
十五夜の月と、団子の写真はこちらです。 十三夜の栗名月の写真は、こちらです。
<土星の輪が見えなくなる理由>

2009年3月20日、撮影したもの。
Vixen R200SS + ToUcam Pro で撮影
比較: 1999年、秋に撮影もの。
Vixen カスタム60L + Nikon FE

土星の自転軸は、公転面に対して、20度以上傾いているので、
地球からは、土星の輪の上面、または下面を見ています。
土星が太陽を1周する、およそ30年間の間に、輪を水平に
見る位置にくることがあります。その時に、土星の輪が薄い
ため、一見して、消失したように見えるというわけです。
クリックで拡大します。ステラナビゲーターver.8で作成した図です。

2010年3月19日、撮影したもの。
Schwartz150+ToUcamProで撮影。
1年経ち、少し輪が開き出しました。

2011年4月5日、撮影したもの。
本体右上に、白い斑点(白斑)が
出現しています。輪の黒い空隙は
カッシーニの隙間。Schwartz150で撮影