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セクシー・クワッサリ〜
「マーニャ、次の任務だ」
「あ、撮影ですか?」
「うむ。今回は依頼だ」
「依頼…ですか?」
「うむ。寝不足ゴリラ亭という酒場の亭主が、一周年記念で客に配るブロマイドを依頼してきた」
「はぁ…」
「前回のブロマイドが好評でな。衣装も亭主が用意したものだが…やってくれるか?」
「了解しました、着替えます」
数秒後
「たたた、隊長っ!!」
「ど、どうしたっ!? マーニャ!」
「ここ、この衣装、その…し、下着が見えてしまいますっ!」
「な、なにぃっ!? どれどれ…」
「あ、開けないでくださいっ!!!」
激しくドアを閉める音。ユーリーは鼻の頭を押さえてうめいた。
「あっ…す、すみません、大丈夫ですか?」
「あぁ、大丈夫だ。…俺の方こそ済まなかったな」
「い、いえ…」
「そ、それで、どんな状態なのだ」
「そ、その…」
「状況を報告せよ」
「は、はい、その、ぶ、ブラの肩紐が見えてしまって…その、ショーツの上の部分もどう引き上げても隠れないんです…」
「むぅ…(あのスケベ亭主がっ!!)」
「ど、どうしましょう? 隊長?」
「(仕方ない…前金で貰ってしまっているからな)うむ、下着無しで着ればなんとかなるだろう」
「ししし、下着なしって…!!」
「? なにか問題があるのか?」
「だだ、だってこの上着…その…薄くて…」
「薄くて…? ! す、透けるのか!?」
「……は、はい……」
「むぅ…(スケベ亭主がぁ〜〜〜〜〜っ!! …気持ちは分からんでもないが…)」
「どどどど、どうしましょう…?」
「うむ…そうだ、ここにファーのショールがある。これで隠せば問題ないだろう」
「でで、でも…」
「えぇい、臆するな、クワッサリー!」
「で、でも…見えてしまったら…わ、私、お嫁に行けません」
「えぇい、その時は俺が貰ってやる!」
「本当ですか!?」
「え…」
「指揮官に二言はありませんよね? 本当ですね?」
「う…うむ。指揮官に二言は無い」
「了解しました、任務続行します!」
数分後
「いかがでしょうか、隊長?」
「をを! …うむ、いいぞ。(亭主の気持ちが激しく分かるぞ)」
「…なにか、気合が入っていますね…」
「うむ…この仕事は身入りだけは良い。さぁ、撮影だ」
「は、はい!」
カシャ、カシャ、カシャ…

「うむ、なかなかアンニュイな表情だな。いいぞ、雰囲気に合っている」
「そ、そうですか…?」
「うむ、お前は本来なら、女優に向いているのかも知れんな」
「そ、そんな…からかわないでください…」
「いや、からかってはおらん。なかなかそう言う表情はすぐに出来るもんじゃない」
「そ、そうでしょうか?」
「うむ…よし、ショールをクロスさせてみろ」
「こ、こうですか?」
「うむ、いい感じだ」
カシャ、カシャ、カシャ…

「よしよし、いい写真が撮れたぞ」
「あ、では、終わりですか?」
「うむ…あ、いやまて、もう一つ撮って置こう。すこしショールを開いてみてくれ。(スケベといえどスポンサーだ。少しサービスしてやらんとな…)」
「えっと…こ、こう…ですか?」
「むぅ…もう少し」
「えっと、えと…このくらい?」
「う〜〜〜ん、せっかくそう言う衣装だからな。臍を出してみろ」
「お、お臍、ですか!?」
「うむ」
「で、でも…」
「いいから、やってみろ」
「は、はい…こうですか? これ以上は開けません」
「うむ、いいだろう」
カシャカシャカシャカシャ…

「…隊長? なんだか一番気合が入ってませんか?」
「そ、そうか? いや、そんな事はないぞ?」
「そうですか…で、これで終わりですか?」
「うむ、こんなものだろう。撮影は以上だ」
「はい。(ほっ…)」
数日後
「隊長っ!! やっぱり写っちゃってるじゃないですかっ!!」
「な、なにっ! お、お前そんなブロマイドをどこから…あれは酒場以外では出してないはず…」
「そんな事はどうでもいいです。それより、約束、守っていただけますよね?(にっこり)」
「う…うむ。指揮官に二言は無い」
「浮気は、許しませんからね♪(にこにこ)」
「う、うむ…注意しよう…」


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