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太正15年春。
大神が巴里へと旅立った。
見送りに行った少女たち。
いつもとかわらぬ笑顔で帰って来た。
淋しさをその笑顔に隠して―――
『呟き』
一週間前。
大神とマリアを支配人室に呼び、大神の中尉昇進を告げた。
吾が事のように喜ぶマリア。
この娘のこんな表情を今まで見たことがあったろうか。
続けて告げた巴里への留学。
とまどう大神。
が、軍の命令には逆らえない。
軍人の悲しい性だ。
「世界を見て来い」
そうは言ったものの、真の目的は―――
巴里華撃団の設立。
どうしても大神の力が必要だとの申し入れ。
大きな戦いを終えたばかりなのに、また戦場に立たせるのか。
本当に大神でなければならないのか。
考えてみたところで「上」の決定は絶対だ。
「恋人気分でいてもらっちゃ困る」
一年前にふたりの仲に釘を刺した。
見事に「隊長」「副隊長」の顔で通したふたり。
おかげで、しなくていい我慢までさせちまったかも知れない。
ようやく取り戻した日常。
これから、という時に………
全てをわかった上でそれを隠し、離れさせる。
最悪の事態を考えれば、教えてやりたいとも思うが………
それはいずれそのうちに、でいいだろう。
なぁ あやめくん。
お前さんなら どうした?
― fin ―
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よねちゅう、カッコいいぢゃないの♪ やるなぁ、Маня。きっと酒かっ食らいながら、写真に語りかけたりしてるんだろうなぁ…傍からみると、うらぶれた親父に見えるかも知れん(^^;
兄ちゃん敬白

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