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東品川三・四丁目 東親会


東品川公園
〜HIGASHISHINAGAWA KOUEN〜


東品川公園(通称:交通公園)は元なぎさ通りと旧海岸通りの間、品川警察署の裏にある中規模な公園である。
公園内はこの公園の象徴でもある灯台&噴水&蒸気機関車のある遊具地区、交通公園の呼び名にもある周囲100Mになる自転車交通地区、弓道場地区、そしてテニスコート地区の4つの地区に分かれており、それぞれが他を干渉せず公園を利用できるよう上手に配置されている。
東親会にとって、利用頻度の最も高い公園であり、荏原神社例大祭の神酒所をはじめ、流しそうめん大会、もちつき大会などの会場として利用されている。また、年4回実施されている町内清掃の集合地点でもある。

公園の入り口は北と南と南東の角のそれと東の4箇所。入り口としては南東の角の入り口が最も入り口らしい雰囲気がある。その理由として祭礼のお神輿の出入りする場所、奉納札掲示板が設置される場所であるというのが大きいが、やはりその形状が入り口っぽいというのが正確なところだろう。
入り口の下手、左側にはキレイな花壇がある。よく手入れの行き届いたこの花壇は地域の高齢者クラブ「さくら会」によるもの。そんなに大きなスペースではないが丹精こめた花々が四季を彩り、公園に入る者の心を和ませる。決してプロではないのであろうが、さすが年の功。何かこだわりを感じさせるその花壇は一見の価値あり。但し、作業中に出くわす確立はかなり低く、もし見ることができたら一日ラッキー!といえるようなご利益になりそう(筆者の感想)。
この角の入り口を入ると、眼前に広がるのは自転車用の舗装された道路&フリーの空き地。公園が開園した当時の賑わいは相当なものであったと想像するが、現在は比較的閑散とした落ち着いた趣が漂っており、壊れた信号は余計に刹那な雰囲気を助長している。ここに公園の計画を立てた当時は高度成長期。現在の少子化なんてことは想像だに出来なかったのであろう。
その西側にあるのがテニスコート、弓道場、そして公園管理事務所。テニスコートは2面あり、平日も誰かしらテニスを楽しんでいる。ふと疑問なのだが、ここでテニスをしているのは一体誰なのであろうか?少なくとも町内会の人でここを利用しているという話を聞いたこともないし、そんなセレブな雰囲気の輩もいない、あっ!これは関係ないか。ともかくテニスコートなのだが何と言ってもスバラシイのはその門である。左右上部に張られたゴシック体ではない、艶やかなABの文字。そして直線と曲線が入り混じった白亜の門。少し暑い日にボーっと眺めればなんとなく大きな鳥かごに見えてくる。
その入り口の脇には公園内での落し物を集めた「わすれものBOX」。完全に手作りっぽい中に半円の窓を開けるという高等テクニックが散りばめられた温かみの感じられるパーツである。この写真撮影時にはバックのようなものが入っていたが、パッと見必要のないようなものでも、持ち主にしてみたら大事なものである場合も多々ある。そんな時には無くしたという残念な気持ちの最後の拠り所としてこのBOXは意味があるのであろう。設置されていた長い年月の中に、いくつもの「幸せの念、感謝の念」が様々にこもっていると言えよう。
テニスコートの入り口脇に建つ白い2階建てのプレハブ、公園管理事務所。草木の手入れであったり、ごみの回収など、この公園が常にキレイな状態でいられるのもこの管理事務所の人達のお陰である。2F部分は倉庫になっているという情報もあるが、ハッキリ言って定かではない。ちなみにこの実際の管理は株式会社オリエントサービスが行っているらしい。オリエントサービスさんどうもありがとう。

さてテニスコートから管理事務所とくれば次は弓道場。品川区内にどれほどの弓道場があるのかは定かではないが、区営の弓道場はここだけのようだ。その弓道場だがテニスコートや管理事務所に背を向ける形で作られており、入り口は東側に設置されている。入り口にはさすが武道らしく木材で製作された看板。若干小ぶりではあるが、そこには堂々とした筆文字で『品川区立弓道場』と書かれており。身もこころも清められるような武道としての精神が伝わってくる。こんな小さなものではあるが、日本人としての誇りや生き方、この地に生まれてよかった・・・的な何かを感じる事ができた。さて、その道路側には倉庫がある。ちょっと奇妙な形をした倉庫であるが、中には管理用の機材が入っている。町会では流しそうめん用の竹やお餅つきの臼や杵などを事前に一時的に保管するなどで利用させて貰っている。
公園の東南の入り口から入るとすぐ右手に柵で囲まれたモーターボートが置いてある。船の先端には『はと』と書かれている。なぜ?何のために?・・・などの数々の疑問はさて置いておいて、ともかくベージュの新しくはないモーターボートが展示されている。交通公園だから一応、海の交通?あっそうか!・・・って、おほん。この周りにある柵だが以前は時間の制限はあったかと記憶しているが、鍵は開けられていた。ところがある時から鍵を閉めるようになってしまった。中に入ると少しニオイがあって不潔感がある感じだったが、入れなくなった今では懐かしい思い出である。なんとなく閉めた理由は判るが、是非、万難を排し開放に向け努力して欲しいと切に願うばかりである。
モーターボートを横目で見ながら北に向かって進むと左手は自転車用の道路、右手はテーブルが設置してある、休憩スペースとなる。ここには6人ほどが座れる木製のテーブルが距離をおいて二つ、ゆったりと配置されている。キレイな公園の中、黄色の天板に青の足という衝撃の配色ではあるが、ここを利用する人達は案外と多く、夏にはテーブル争奪戦なども・・・行われるのかは定かではない。その周辺には写真のようなプレートが2枚設置されている。これはここに植えられている樹木の説明プレート。一枚はヒメリンゴ、もう一枚はナツミカン。書いてあるのを読めば確かに勉強になるのだが、残念ながら読む気にならないくらいに傷みがヒドイ。早急な修復を望む。
自転車道路に目を向けると、ここは日向ゾーン。道路に囲まれた砂利の広場の先端から時計のある芝生にかけて、影になるものが無い。冬場には憩いの日向ぼっこゾーンではあるのだが、夏場はまさに灼熱の地獄ゾーンと化す。その灼熱という雰囲気とは真逆の樹木がここにはある。それは白樺。白樺と言えば標高の高いところ、寒いところにあるというのが相場だが、ここ品川、恐らく標高0mに近いここにあるのは・・・・なぜ?。
自転車道路のUターンの先辺り、東側にあるのが平和桜。そこに立てられた解説によると「平和桜(ベニシダレザクラ)〜この桜は、福島県三春町にある国天然記念物『三春滝桜』の子孫にあたります。『三春滝桜』は日本三大桜の一つに数えられ、樹齢千年以上といわれています。淡紅色の優雅な花をつけた枝が垂れ下がり、滝のように見えることから、この名前が付けられています。この木は、品川区民の方から寄付していただいたもので、千年経っても生きている『三春滝桜』のように恒久的な平和が続くことを願って『平和桜』と名付けられました。」
桜の反対側に目を向けると、そこには公園の定番遊具、ブランコ。黄色のパイプ柵で囲まれた、ごく普通のブランコ。イスのした部分にシートを敷いている為、削られる事もなく、雨が降っても水たまりになる事はない。
平和桜の先にある遊具は個性的なアスレチック風の遊具。この公園のシンボル的なところで灯台があるのだが、その関連として船をイメージしている。その証拠にトイレに近い部分、砂場にせり出したところに、よく見ると操舵があるのだ。
もう一つ似たようなアスレチック風の遊具が機関車の脇にある。どこから遊具に入っても構わないのだがなんとなく灯台側に設置されたロープのあるところがスタート地点なのだろうか?まっ、ともかくその網を越えると次はミニジャングルジム。そしてそれをクリアすると今度は網。この辺りの部分は途中の階段から上がれるところと平行しているので、階段と網のどちらから行くかは各自の好みによるところとなる。ここからは数段の段差を上がり踊り場を過ぎると、次のゾーンへ行くための吊り橋へ。吊り橋なので当然、下が抜けており、小さな子供たちにすれば絶好の「勇気を証明する場所」となっている。そして吊り橋をわたると屋根付きの高い東屋になる。かつてはここに小さな穴があいており、下を覗いたり、上から何かを落したりなんていう事もできたが、現在は穴が補修され埋められている。ここにはすべり台口と階段口の2箇所が吊り橋とは別に設けられており、ここを使って入る事も可能である。
このすべり台を降りた先にあるのが、公園の基本遊具の一つ鉄棒。この公園の鉄棒は3段階の高さのある一般的なスタイル。最近はめっきり人気に陰りのでてきた鉄棒だが、かつては子供の運動神経をひけらかす絶好の道具であった。特に逆上がりが出来るか出来ないかは小学生にとって重要な問題であり、出来なかった際のかっこ悪い失敗のポーズそのまま、その人の運動神経的な印象になっていた。
その鉄棒からぐるりと外柵にそってまわるとここに倉庫が3つ並んでいる。一つはレンタル自転車などが入っている倉庫、もう一つは東親会の道具がしまってある倉庫、もう一つは・・・・不明である。がともかく、倉庫そのもので遊ぶことは普通ないが、この倉庫の後ろに是非、まわって貰いたい。そこには子供のかくれんぼ、鬼ごっこの避難、ケイドロ(ドロケイ)などの隠れ場所スペースになっているようにところがある。若干、ゴキ○○などの身の毛のよだつ昆虫もいたりするが、なかなかの秘密スペースとして有効だと推測される。
そしてこの公園の象徴でもある二つのオブジェ。まず最初はSL。これは昭和44年の開園からここに置かれているもので1897年に製造された蒸気機関車である。ここに来る以前は旧西武鉄道川越線で活躍していたもので、その後、上武鉄道、そして昭和44年に品川区に寄贈され東品川公園に設置されたものである。この汽車だが、当然、階段を登ると運転室に入る事ができる、全ての装置は固定され、現役当時の面影を感じる事は難しいが、雑な固定によってなんとなく本物っぽい雰囲気はかもし出している。時々、子供たちが汽車の屋根まで上っているところを見かけるが、どうやったら上れるのかは不明。明らかに危険な行為であるので、大人は上りたい欲求をぐぐっと押さえ、周りからこうして眺めることを切にお勧めする。
さて、もう一つのシンボル、というかこの公園最大のシンボルはこの灯台。品川灯台を模して作られたものであるが、その歴史はさておき、この灯台は眺めるだけでなく、灯火部分に上がれるように出来ている。まさか大人が上がるなんて恥ずかしいのであがった事はないが、噴水が出ているときには「ちょっと上がってみようかな・・・」という欲求に駆られる。
概ね、公園の概要はこんなところだが、ここにも幼児向けの遊具がいくつかる。象のすべり台とパンダの乗り物である。象の鼻を利用したスベリ台はありがちなアイデアではあるが、よくよく眺めてみると微妙な象の不気味さからか、遊んでいる子供はめったにいない。パンダも同様に遊んでいるのをめったに見ないが、作品のクオリティからみて、どちらかと言えばやはりパンダに軍配が上がる・・・ような気がする。
最後はトイレ。これも大事な公園のパーツである。ここのトイレは・・・・何かチンチン電車を模しているようにも見えるが、そうでもないような微妙なデザイン。入り口にに隠しが立っているが角度によってはよく見えてしまう。公園事務所が併設されている公園なので、比較的清潔に保たれているが、もう少々配慮があれば尚よい。






昔の東品川公園(しながわWEB写真館))
蒸気機関車蒸気機関車と灯台灯台工事中の灯台


東親会会館

〒140-0002
東京都品川区東品川3-14-34
ライオンズマンション1F