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人形の歴史
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作品総数は100点以上です。トップページに作品総合案内があります。 ![]() 北村哲郎 編・日本の美術・人形(至文堂発行)より 「博多人形の歴史」のページもご覧下さい。 陶遊窯 西 正道
はじめに日本ほど人形の種類が豊富で、しかも質の高い制作を成し遂げてきた国は他にはありません。 その意味で、日本は世界一の人形国であると言っても過言ではないと思います。 人形の製作技法には、種々の工芸的手法を応用、活用し、優れた造形的境地を開いてきました。 今日なお、本質的には彫塑の要素を多く含みながら、人形が工芸の一部に、特殊なジャンルを占めているのは、そうした制作手法によるものです。 日本は人形の宝庫であり、花園と言えましょう。それは、日本の民族がこよなく人形を愛し、 いつも、はぐくみ育ててきたからです。 私達はこの優れた伝統を持つ、しかもごく身近に、親しみのある人形芸術を、 さらに輝かしいものとしてゆかなければならないと思います。 人形とは人形の持つ意味・目的を考えてみますと、それはおおよそ三つに大別されと思います。 ただ、これらのことがらは入り交じっていたというのが実情です。 しかし、時代と共に、次第にこの三つが分離していったというのも事実です。 人形が信仰とまじないの対象としてまず生まれ、発達してきたことは、
世界共通の事柄であり、従ってその歴史も大変古いのです。 原始の時代には、それは一層切実な現実の問題であったわけで、
精霊や神に対する素朴な祈りや願いや畏れは、彼らの生活さえ規定していたのです。 病気になると、木や草で作った人形へ病気を移し、川や海に流すことや、 敵の人形に矢を射かけて呪詛することも行われてきました。 このような信仰やまじないから生まれたと考えられる彫像は2万3〜4千年前、
ヨーロッパの旧石器時代後期の遺跡から、既に発見されています。 これらは、種の保存や食料の増加と言うことが、人間にとってきわめて自然な願望であること
を端的に物語っています。 やがて、彫像はやがて、崇拝や呪術の像以外のものとして、全く人間の身代わり人間のミニチュアとして作られるようになりました。 ![]() 最後に、全ての人たちに、夢や喜びや、勇気や愛情や、優しさや静けさや、和やかさや、 明るい笑いをもたらさずにおかない存在、それが人形という芸術の持つ大きな意味ではないでしょうか。 次の人形の歴史へ ・ ページトップへ↑ |
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写真はご自由にお使いください、ただし「博多陶遊窯」の写真ですよ、と銘記してくださいね。
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