陶器の人形「雲水」です。

雲水
20,000円
高16cm 横8cm 奥8cm
台付き(15x12cm)

夜も明けきらない朝 月光に照らされた山道を
修行僧は降りる
時折 一陣の冷たい風が 吹き抜ける
・・・
行脚の旅に出かける雲水の姿です。

和の人形・雲水
和の人形・雲水 和の人形・雲水

仕上げ法   衣…線刻墨色泥粧仕上げ
赤色の釉薬や用語については「釉薬・用語の解説」 ページをご覧ください。
「釉薬・用語の解説」のページ

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個展会場にて
イギリス人の中年夫婦が個展会場に入ってきました。私は無謀にも言ってしまいました。
「where did you come from?」
速射砲のように、英単語が私に降り注ぎました。
ロンドンだと言う事はかろうじて分かりました。 そして「これ(雲水)と同じ物があるなら、見せてください」と言うニュワンスもかぎ取る事が出来ました。
私が雲水を2つ並べてお見せしたら、夫婦は気に入った方を買って行かれました。
博多陶遊窯  西 正道

【制作のきっかけ】 

この原型を作ったのは、おそらく1993年頃です。1994年、「西武工芸展」入選しています。
ある美術雑誌に、月光に照らされた暗い山道を歩く、修行僧の絵がありました。細密な絵でなくて、 足下は省略されていたと思います。 「お、良いな」と、形にしました。

【人形の特徴】

無駄な物を省き、シンプルな曲線で衣の動きを表現しています。
向かって右から、冷たい風がさっと吹いて、袖が左に揺れています。
修行僧の深みを出すために、編み笠を深くして、故意に顔を隠しました。
良く、「山頭火」ですか?、と尋ねられますが、ある個人を特定していません。

【雲水】うんすい とは

「雲と水」と「行く雲・流れる水」のようにゆくえの定まらないことから、 所定めず遍歴修業する僧のこと。
禅宗(曹洞宗・臨済宗・黄檗宗)の修行僧のことを雲水(うんすい)と呼びます。

【墨衣の僧依】すみごろものそうい

製作技法
生土の時に、 土色の線の所をのぞいて、全体に針で縦線を刻みます。
素焼き後、黒色に着色した泥を、水で薄めて2回塗りします。
その後、本焼きして焼き付けます。

【袈裟文庫】けさぶんこ

行脚(あんぎゃ)の際に袈裟や血脈、経本等を入れる箱。風呂敷で包んで上部を紐で縛り、首から提げる。 袈裟行李(けさごおり)とも。陶芸用絵の具(下絵の具)を塗っています。
【もっと知りたい】
雲水さんについて、詳しく知りたい方は「雲水ネット」のサイトををごらんください。
                                      雲水ネット
このサイトの掲示板を見ますと、高校生の女の子が出家したい、と書いています。
何が彼女をそうさせているのでしょうね。

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