九州西海岸の天主堂巡り
九州の西海岸には、キリスト教が根ざした地域が点在し、
信仰の場として建てられた教会が各所で見られます。
このページでは、天草と佐世保の教会をご紹介いたします。
〜 天草(河浦町) 崎津天主堂 〜

天草の静かな入り江の小さな港町、崎津。
集落の中に鋭い塔をもつ崎津天主堂が建っています。

漁船はこの教会を横目に出港し、帰港するのでしょうか。

現在の天主堂は、明治22年に来日したハルブ神父により昭和9年に建立されたもので、
ゴシック様式の細かな装飾が施された天主堂です。

街並みはありふれた漁村ですが、天主堂はこの街にすっかり馴染んでいます。

丘の上からこの集落を見下ろすと、まるで異国のよう。

夕暮れ時の崎津。
毎日、毎日、静かな一日が過ぎているようです。
〜 天草(天草町) 大江天主堂 〜

大江の集落を見下ろす丘の上に立つ大江天主堂。
青空の下、白亜のロマネスク様式の天主堂が映えます。
この教会は、明治25年より大江に赴任したフランス人のガルニエ神父が私財を投じて建設した教会で、
昭和8年に完成しました。ガルニエ神父は昭和16年のこの地で生涯を閉じました。

天主堂内はカラフルなステンドグラスの光が射し込み華やかな雰囲気です。

牛深港(天草)から蔵之元(長島町)へのフェリーの中から望む夕景。
〜 黒島(佐世保市) 黒島天主堂 〜

相浦(あいのうら)港から50分ほどの船旅で黒島に到着。
向うに見える大きな島は平戸です。

九十九島のはずれにある黒島のほぼ真ん中の丘の上に立つ黒島天主堂。
天主堂の中は荘厳な雰囲気ですが、射し込むステンドグラスの光が天主堂内を彩ります。

島民の7〜8割はカトリック教徒とのこと。
明治35年にフランス人マルマン神父の指導のもと、
黒島の信徒の献金と勤労奉仕により建立されました。

レンガの色がひとつひとつ違うのは島民の手作りだから。