Caliber 87: IWC角型ムーブメントの最高傑作
生産期間:1931〜1947、数量:18400個
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針;ブルースチールのリーフ ダイヤル;金属製 enameled arabic Numerals auxiliary Second
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高さ:8mm 風防、ケース裏ともにドーム状 |
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ムーブメント; 20×25mm(10リニュー)、高さ3.65 mm 振動数;18000、 ムーブメント番号;1019369から1941年製と分かりました! 腎臓型ひげ持ち、チラネジ付きテンプ |
Koreo さんのネット友達、IWC マニアのハンドルネームAR105さんからの情報によりますと、1950年のIWCの部品表で石数:15、16、17石の3タイプがあるそうです。15石と16石はガンギ(Escape wheel and pinion)が共通で、17石は別の部品番号だそうです。ガンギ廻りのどこかに石を置いているかまた2番車の石のあるものと無いものがある様です。オーソドックスに15石は2番車石無し、16石はありの違いかな?とのことでした。部品表までコレクションとは流石ですね!間違い無く”IWC マニア”さんですね。情報有り難うございました。またAR105さんは2チャンネル内の”やっぱしオールドインターでしょう”に出ておられます。
<Caliber 87 の特徴>
一般に角型ムーブメントの多くは、スモールセコンドの取り付け位置に四番車を配置することができず、三番車に出車と呼ばれる車を追加してそれに噛み合うカナと呼ばれる部品も取り付けている。そのため、秒針が不規則な動きをする。これを防ぐにはバネでカナを規制しなくてはいけない。cal.87は、香箱から二番車、三番車、四番車、ガンギ車と連なる輪列の配置に無理がなく秒針が四番車に取り付けられているためにハンチングと呼ばれる不規則な動きがない。またテンプも大きく作られていて、安定した精度が得られる。パテックフィリップのCal.9−90にも配置が似ており、理想的な角型は必然的に似てしまうのではないかとも思える。製造個数が18400個の為、良い状態で現存するキャリバーは大変な希少品となっているが、このアイテムはほぼデッドストックで残っていたもので、譲り受けた持ち主も勿体無く感じオーバーホールはしたもののほぼ未使用の状態である。機械の調子はバッチリ、リュウズの巻き上げ感も非常にスムーズである。尚このムーブメント以来、IWCは男性用の角型を作っていない。
各穴車を一番受けの下に配置することにより、ムーブメントで最も力のかかる香箱真の両端を、一番受と地板で支えている(1970年代以前の超高級品の構造)。
このモデルの使用している2本ネジのヒゲ持ち(いわゆる腎臓型)は、ヒゲの深さと角度が調整可能な構造であり、IWCの格の高さが三大時計と同レベルにあることを証明している。
譲って下さった Dr. J&L 様、有り難うございました。
参考文献:
1:世界の腕時計No.
2:1950年度の IWC 部品表
3:1930〜1974年までのプロダクトナンバー表