Ref. 3445 18KWG
Cal.27-460M、パテック自動巻ムーブメント第2弾
直径 33.7 mm
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クラウンと尾錠にはカラトラバマーク |
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製造期間は1961年から1970年までの10年間で1120000〜1129999までの1万ムーブが存在。
<特徴>
基本構造はCal.12-600ATと全く同じ。改良点は、まずローター中央のルビーベアリングがボールベアリングに変更されており、かつ7石のルビーが使用されゼンマイの巻き上げ効率をさらに高めている。また緩急針は外されインカブロックのみに変更されている。ジャイロマックスには必要無いためであろう。それほどに精度が追い込めるようになっている。カレンダーも搭載された。18金無垢ローターは前者に比し約60%程に薄い。その他の部品も軽量化・薄型化が図られ、ケースも0.8 mm 程薄い。しかし決してコストダウンや簡素化ではない。
例えば巻き上げレバーの厚みは1 mm 以下にもかかわらず、そのバネを入れる溝を掘ってあるため上下動を防げ安定度が高い。これはパテックのムーブ全てに見て取れるが、他の部分と接する箇所は切り取られ、石を入れて磨耗を防いでいる。この時代手巻では他社にも素晴らしいムーブはあるが、自動巻ではパテック以外では真似の出来ない緻密さと手間ひまかけた仕上げが施されている。まさに”ライバルはいない”独壇場であった。Cal.12-600ATを至高のムーブと表現するなら、このCal.27-460Mは究極のムーブメントと言えるであろう。
2002.06.25 追加報告です。先日カレンダーが変わる0時過ぎに止まってしまいました。マサズさんで診て頂いたところツツカナ上にある二つの歯車が以前に一度取れていたようでハンダ付けで留めてあったそうです。マサズさんでの最初のオーバーホール時には気づかなかったということですが、今回、分解したらはずれていて分かったということでした。この二つの歯車が一体となっているのはパッテク独特のようです。なにぶん完全に隠れてしまっている部分なので普通のオーバーホールでは全く気付かない箇所ですね。
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当初かしめ合わせてハンダで固定するとのことでしたが、どうも強度的に不満が残るということで、歯車を製作しなおして下さいました。これで完璧な修理になりました。
どうです?このアングルから3445を見れるのは珍しいですよね。マサズさんではこの様に修理必要な箇所を顕微鏡写真でメールに添付して下さり、修理した内容を明確にして下さいます。とても親切で安心ですね。
PS:マサズパスタイムの中島さん、KOREOさん、感謝しております。
マサズパスタイムさんでの完全OH内容
2002.07.10
1.分解掃除・調整
2.ねじ仕上げ
3.裏おさえスプリング製作交換
4.文字盤足止めネジ製作交換
5.パッキン交換
6.ツツカナ上カレンダー歯車製作交換
日差5〜6秒程度で調整済み。